犯人に告ぐ

生まれたばかりの子猫を
小さな箱に入れ
遺棄した犯人よ。

4月6日付の読売新聞が
広告もはさまれたまま
読まれた形跡もなく入れられ、
せめてもの罪滅ぼしのつもりか、
新聞の上にタオルハンカチが置かれ、
その上に子猫たちは入れられていた。
でも保温が大事な子猫たちにとって
これじゃ寒いよ。
生きたい一心で子猫たちは
丸まってお互いでお互いの体を温めあっていた。

そしてそばに牛乳が置かれていた。
でもね。
生まれたての子猫たちは、
自力で器の牛乳を飲むことはできない。
排泄も母猫が舐めて促す。
自力ではまだできないんだよ。
あなたが捨てたのは
まだ目も開いていない、
へその緒もついている
産み落とされたばかりの子猫たち。
母親のケアがなければ
生きていけない子たちだったんだよ。
真野ちゃん姉妹が
親の反対にもめげず
保護しなかったら
この子たちは
きっとカラスのエサになっていた。
この一週間で里親さんも決まりつつある。
一生懸命探せば、引き取ってくれる人もいる。
無責任に子猫を遺棄する前に
あなたには、
もっとやるべきことがあったのではないですか?

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