Category Archives: 迷い猫捜索

危機一髪!

今日のちゃちゃ

実は先月18日に
宅配便の受け取りをしている隙に脱走しました。
2軒先の野良猫ちゃんにエサをあげているお宅に
毎日エサを食べに来ているとの情報を得、
安心はしていたものの、
今週に入り、めっきり寒くなったので
早く家に戻したいと思い、連日付近を捜して歩いていました。
今日、名前を呼びながら歩いていると、
必死に鳴く猫の鳴き声が・・・。
声の方に近づくと、エサやりさんのお宅からすぐの家。
建て増しした小部屋から聞こえて来ます。
意を決してドアベルを鳴らし、
家の方に小部屋を開けて中に入らせていただきました。
そこは、3畳ほどの物置にしている部屋。
イロイロなものが詰め込まれている薄暗い中を
猫の声のする方へ、物を動かしながら近づくと・・・
いました!机の下に猫が。
手探りで体に触れ、首輪と名札が付いているのを確認。
名前を呼び、頭を撫でて安心させ、
ちゃちゃが自分から出てくるまで10分はかかりました。
家の人の話では、日曜日に物置部屋を開けていたとのこと。
その隙に入り込んでしまったようです。
その後、戸を閉め鍵をかけ、春まで開けるつもりはなかったそうです。
今日で3日め。ちゃちゃは閉ざされた部屋の中で
食べるものもなく過ごしていたことになります。
もし、鳴き声がしなかったら・・・
春まで物置が開けられなかったら・・・
家に戻り、ちゃちゃはエサをたくさん食べ、
お布団でぐっすり眠りました。
久々の対面にお姉ちゃんのような存在
1号にお説教されながら、なめてもらっていました。



ちゃちゃ帰る。

ちゃちゃが帰って来た。

4月に入って、毎日家にエサを食べに来ていた。
以前の家出の時にエサをもらっていた白髪のお婆さんの
ところには姿を現していないことは分かっていた。
   ちゃちゃは家に戻りたがっている。
そう確信していた。
そして今日、自宅前で保護。
今回は1ヶ月半の家出だった。
今、ちゃちゃが家にいる幸せをしみじみ感じている。
ちゃちゃ、お帰り~!



1日おき・・・

ちゃちゃが家に来る。
一日おきに・・・。
3月23日、25日、27日、29日、31日、
そして4月2日。
お昼だったり午前中だったり夕方だったり・・・。
次は4日かな。face01



来たっ!その2

午後2時55分。
お外猫用のエサを食べに来た猫が
防犯カメラに映っていた。
水色の首輪、青い迷子札・・・
ちゃちゃ!face08
周りを警戒しながら約5分。
缶詰めのしっとりごはんをたらふく食べ、
隣のカリカリにも手をつけ・・・
と思ったら、カリカリのお皿にゲロッチ。face07
そのまま悠然とどこかへ行ってしまった。
今朝、ちゃちゃが潜んでいそうな場所近くまで
ちゃちゃが使った猫砂をまいたのが良かったのかな。
美味しいエサとマタタビを用意して、毎日ちゃちゃが
来てくれるようにしよう。



夜中の訪問者

お外猫用に縁台にエサを置いている。
毎日、常連猫5~6匹がここで空腹を満たして行く。
常連猫に加え、ブサイク猫しまじろうが来ることもある。
ちゃちゃも一度見かけたことがある。
一体、いつ誰が食べて行くんだろう?
そんな好奇心と、ちゃちゃが来ているんじゃないかという
淡い期待を抱いて、防犯カメラを置いてみた。
動きを察知すると自動的に録画してくれるスグレモノ。
今朝、一番に画像をチェック。
深夜1時までと早朝5時頃、顔なじみの猫達が
入れ替わり立ち代りやって来ては、ご飯を食べて行く。
で、
2時、3時の時間帯。
変な動物が何匹か現れた。
猫のようだけど、顔は狸のようで鼻が尖っている。
もしかして、
これがハクビシン
以前、幕張にも出没していると聞いたことがあった。
早速ネットで検索。
そう、これだっ!!icon15



予知夢?

夕べの
ちゃちゃがひょっこり帰って来た。
前の家出の時も、手で捕まえる夢を見た。
その後何日経ったか、エサやりさんが
捕獲してくれた。
あいにく超能力は持ってないけど、
正夢になったらいいなぁ。



聞き分けのいい猫

猫コンサルタントに聞いた
猫の定員の話
うちに3匹の猫がいる限り
ちゃちゃは帰ってこない。
で、
野良猫茶トラを外へ出すことにした。
ちょっとかわいそうだけど
真冬ほどの寒さでもないし
うちには外猫用の犬小屋もある。
茶トラが使っていたフリース毛布を入れ、
茶トラに言い聞かせた。
  「茶トちゃんは、今日からここで寝るんだよ。」
それから茶トラはおとなしく犬小屋に入って寝ている。
猫用出入り口から、家へ侵入しようと思えばできるのに。
ちょっとかわいそうな気もするが、ちゃちゃのためと
心を鬼にする。
    猫は人間の言葉が分かるのかなぁ。



来たっ!

今日は雨が降っていないので、庭にちゃちゃが使った猫砂
少しずつまいた。
ちゃちゃに、ここが自分のテリトリーだと知らせるため。
・・・と
来たっ!
お外猫用のエサを食べに。
去って行く後姿だったが、あの背中、尻尾、
間違いなくちゃちゃだった。
3ヶ月間の家出の時も、今回も自宅に姿を現したのは初めて。
猫砂、バツグンの効果発揮!
ちゃちゃ帰宅への一歩になるかな・・・。



猫カウンセリング

猫についてよろず相談にのってくれる
猫カウンセリングなるものを見つけた。
ふぅ~ん。
どんなものか、申し込んでみた。
都内の某マンションの一室。
本業は猫シッターさん。
4万匹以上の猫と接して来たという方。
要は
家には猫の適正数がある。
うちの場合はきっと3匹。そこへ野良猫が入り込み
ちゃちゃが居心地が悪くて追い出された。
猫は『後がま狙い』をするらしい。
気に入った家に空が出れば入り込もうと虎視眈々と
狙っているらしい。
ちゃちゃを連れ帰っても、この状況では家出を繰り返すだけ。
気持ちを切り替えて、ちゃちゃは外で幸せに暮らしてると
思っていれば、ちゃちゃの方から姿を見せにくるかも。

というような話だった。
ちゃちゃに会えないのは寂しいけど、自宅に戻したいと
思うのは、エゴかもしれない。
今回の家出は、ちゃちゃが決めたことだから、ちゃちゃが
家に帰る気になってくるのを待つしかない。



雪の日懺悔

ですね。
とともに、自分の犯した罪を洗い流そうと思います。
家出猫ちゃちゃが保護された3日後、
お世話になった白髪のお婆さん宅へお礼に伺った。
おしゃべり好きのお婆さんと猫談義をしていると
  婆 「うんこちゃんが来ないのよ。」
うんこちゃんとは、お婆さんのお隣が餌をあげている
野良猫。細い体の割りに餌があると飛んで来て、
よく食べる。お婆さんの家にもよく餌をもらいに来ていた。
  婆 「今ごろになっちゃってるんじゃないか・・・」
お婆さんの心配。
それは大昔のこと。
うんこちゃんに餌をあげている家で犬を飼っていたそうな。
ところがその家の奥さんは、犬が苦手だったそうな。
犬に餌をあげるときも、餌の入った器を棒で犬の方へ
押しやる有様。犬小屋もなく、木製のりんご箱だけ。
体が大きくなった犬は、りんご箱には入れなくなって
いたそうな。
ある雪の降る寒い日、
台所仕事をしていた白髪のお婆さんが窓の外を見ると、
お隣の庭の雪が動いたそうな。
仰天したお婆さんが、よく見ると、それは雪をかぶった
犬だったそうな。
   「寒いのにかわいそうに。」
そう思ったが、何せお隣の犬なので口出しもできない。
そのうち、その犬は体が冷えて下痢をするようになったそうな。
すると、飼い主の奥さんは
   「この犬は汚いから保健所に連れて行く」
と言ったそうな。
とてもかわいそうに思ったお婆さんは、
   「それなら家で預かりましょう」
と言って、引き取ったそうな。
その犬はお婆さんにとてもよく懐いて幸せに暮らしたそうな。

そんなことがあったので、
うんこちゃんも保健所に連れて行かれたと思ったらしい。
   
実は・・・thanks
ちゃちゃを保護しようとしていた日曜日。
初めて旦那が家出猫保護プロジェクトに参加。
白髪のお婆さん宅に夫婦で出向き、
餌やり台の上に網をセット、紐で引っ張り
ちゃちゃが台の上に乗って、餌を食べ始めたら
紐を離して、上から落ちてくる網で捕獲ー
という作戦に出た。
待つこと数分。
まず、うんこちゃんが来た。
悪魔がささやいた。
  「うんこちゃんで試してみよう」
紐を手から離した。
網が落ち、うんこちゃんにかぶさった。
次の瞬間、
うんこちゃんは、驚いて台を蹴り飛ばして逃げて行った。
あっけなく網と台の間から逃げられてしまった。
作戦失敗。
もちろん、この後網は撤収。
それからうんこちゃんは、白髪のお婆さんの家には
来なくなった。
   大丈夫ですよ。うんこちゃん、今日見ました。
    元気にしてましたよ

とお婆さんに告げた。これは本当のこと。
ごめんなさい。
うんこちゃんを驚かしたのは、です。



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