アーカイブ | 1月 2010

映画『男はつらいよ』の渥美清物語

渥美清(アツミキヨシ) 日本人にもっとも愛され続けた銀幕スター、渥美清。映画『男はつらいよ』の寅次郎を演じた名優と言えば、知らぬ者はまずいないであろう。何ともイイ味な風貌と情緒あふれる名演技は、我々の心をとらえて離さなかった。そして“定職に就かず、恋と旅に明け暮れる”という夢のようなライフを実践する寅次郎は、男にとって憧れそのものであったのだ。また渥美清は、かの有名な主題歌も歌っている。冒頭の「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」そして始まる「♪俺がいたんじゃ、お嫁にゃいけぬぅ~」。朴訥な歌声と泣ける詞世界が胸にグッと響き渡る。 男はつらいよシリーズは、昭和44年のこの1作から始まり、27年で48作、作られ出演したマドンナは、36人います、後藤久美子が5回、浅丘ルリ子が4回、竹下景子が3回、2回が吉永小百合、栗原小巻、大原麗子、松坂慶子、この1作目のマドンナ光本幸子は、この後の作品にもゲストとして顔を見せています。 男はつらいよの楽しみ方として好きなマドンナの出演作品から見ていくのがいいと思います、後藤久美子と浅丘ルリ子と吉永小百合は、つながりがあるので順番に見ていくほうがいいと思います、そして何作か見て行くうちに、必ずこの1作目が見たくなると思います。 この1作目には、寅次郎の出生から生い立ちや、珍しいネクタイ姿や雪駄じゃなく靴を履いてる姿など見ることができます、何より寅次郎が若い(41才)櫻が若い(28才)、話は皆さんご存知の通りマドンナに恋をして騒動を起こすというものだけど、櫻のお見合いの場面や結婚式の場面は見ごたえありますよ。見終えた後なんともいえない気持ちになる、これは寅さんが好きな人にしかわからないかも知れません。

「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」


「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」夢はいつか必ず叶う――
北国のチイサナ動物園から届いた、大きな愛の物語
雪の中でこそ、美しくたくましく生きる動物たちの姿を描いた感動作幾たびもの閉園の危機をのりこえ、年間300万人の入場者を集める人気スポットへと変化を遂げた国民的動物園、北海道旭川市旭山動物園。これまでもTVドラマやドキュメンタリーで取り上げられてきたそのサクセス・ストーリーがついに映画化。本作は、逆境にあっても決してあきらめることなく、動物たちを信じ、愛し、夢を叶えた人々の愛と奇跡と感動の物語である。旭山動物園を一躍有名にしたのは、1997年に実施された“行動展示”。動物の一番イキイキとした美しい姿を見てほしい、という飼育スタッフの一途な思いのもと、世界で始めて革新的な展示方法が生み出された。そしてもちろん、物語の中心で輝くのは、たくさんの動物たち。猛スピードで空へ向かって飛ぶペンギン、雪玉を投げるゾウなど、映画でしか観ることのできない動物たちがスクリーンで待っている!
「誰もが涙し、未来について考えることが出来る映画にしたい」
この熱い思いを胸に「寝ずの番」「次郎長三国志」(今秋公開予定)に続き『監督・マキノ雅彦』としてメガホンをとることとなりました。
監督の盟友・西田敏行を始め集まった俳優陣は日本映画界をしょって立つ錚々たる顔ぶれ。
2009年新春公開に向け、「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」がいよいよ始動となります!
CAST西田敏行 中村靖日 前田 愛 堀内敬子 長門裕之 六平直政 塩見三省
岸部一徳 柄本 明 笹野高史
STAFF監督: マキノ雅彦
原案: 小菅正夫著
脚本: 輿水泰弘
作詞・作曲: 谷村新司 主題歌「夢になりたい」
製作年:2008年/製作国:日本
原作:小菅正夫著「〈旭山動物園〉革命―夢を実現した復活プロジェクト」(角川書店刊)/製作・配給:角川映画/c:2008 『旭山動物園物語』製作委員会
カラー/1時間52分/7巻/3051m/ビスタサイズ/ドルビーSRD
「2009年1月13日公開京成ローザ上映」