アーカイブ | 1月 2011

三拍子そろった伊志嶺 ロッテのつなぎ野球にぴったり


三拍子そろった伊志嶺 ロッテのつなぎ野球にぴったり
ロッテの伊志嶺翔大外野手
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 外野激戦区のロッテに即戦力ルーキー・伊志嶺翔大外野手(東海大)が殴り込みだ。
 強肩俊足を生かした守備走塁はプロでも上位に入るレベルで、打撃も派手さこそないが、状況に応じたバッティングが出来る器用さとパンチ力をあわせ持つ実戦派。ただ、ロッテの外野陣は“つなぎの4番”サブロー、大松尚逸、新人の清田育宏と荻野貴司に、育成から這い上がった岡田幸文も控えているため、定位置獲得は容易ではない。
 出場機会さえ得られれば結果を出せる可能性は高い。そんななか、米大リーグのツインズ入りした西岡剛内野手の穴を埋めるため、荻野が遊撃に挑戦するプランが浮上。このコンバートがうまくいき、伊志嶺がレギュラーをつかめば、ロッテのつなぎ野球にますます磨きがかかることは間違いない。

【日韓クラブチャンピオンシップ】


【日韓クラブチャンピオンシップ】SKの金星根監督は2006年にロッテのコーチを務めており、当時はヘッドコーチだったロッテの西村監督とは「元同僚対決」となる。
 練習中、金星根監督にはロッテの選手や関係者が次々とあいさつに訪れ、談笑した。西村監督の印象は「我慢強く、思考が深い人。それで日本一になったのでは」と話した。
 韓国シリーズは4勝0敗で圧倒したが、今回は日程が重なったアジア大会に主力を取られて苦しい状況。「ロッテは春に沖縄で見たが手ごわいチーム」と警戒していた。