●運命の子
あらすじ・解説 – 運命の子中国の春秋戦国時代に実際に起こった歴史的事件を背景にした、司馬遷の「史記」に記される「趙氏孤児」の物語を、『さらば、わが愛 覇王別姫』『北京ヴァイオリン』などの名匠チェン・カイコー監督が映画化。時代を越え、繰り返し京劇などで舞台化されてきた人気のストーリーは、多くの中国人にとってはお馴染みのもの。その物語を、「命」をテーマに現代にも通じる普遍的な人間ドラマとして再構築している。『活きる』でカンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いたグォ・ヨウが主人公の医者を演じ、仇役を『黄色い大地』からチェン・カイコー作品になくてはならない名優、ワン・シュエチーが演じているほか、中国を代表する新旧の名優たちの豪華な競演も見どころのひとつ。