アーカイブ | 5月 2016

(第15作)寅次郎相合傘

  • 15(第15作)寅次郎相合傘
  • (浅岡ルリ子);<公開75.08 > 「男はつらいよ」って若い人は観ませんねぇ。「笑い」の基準が最近はドライな方向に行っていて「寅さん」は正反対ですからね。 この作品に関していえば映画『冒険者』を思わせる(男2・女1)の旅シーン、「万年筆」を「万年ペン」と言う寅さんのセリフのセンス、素晴らしいです。 なぜ初期~中期の「男はつらいよ」が幾多のコメディ映画の中で繰り返しの鑑賞に堪えるのか。芝居、脚本などの勉強をしている方にはとても参考になりますよ。

ロッテがサヨナラ、パ史上最大乱戦41歳井口決めた

10回裏2死二、三塁、サヨナラ打を放ちガッツポーズを決める井口資仁。後方は松井裕

  • <ロッテ13-12楽天>◇14日◇QVCマリン

     ロッテが、楽天との歴史的な打撃戦を制してサヨナラ勝ちした。

  • 1回に幸先よく先制した4点がゴングとなり、ノーガードの打ち合いに。
  • 6回に12-12と追いつき、最後は延長10回、井口資仁内野手(41)が、抑え松井裕を仕留めた。
  • 13得点のサヨナラ勝ちはパ・リーグの最多得点。ズッシリ重い1勝で貯金を6とした。

(第14作)寅次郎子守唄

14(第14作)寅次郎子守唄

(十朱幸代);<公開74.12> 赤ん坊を連れて帰ったり、十朱幸代の健康的な明るさなど、見所が多すぎるくらい詰まったいい作品だが、 一番好きなのは、寅さんが上條恒彦演ずる貧乏青年の家に行く場面。塩をなめて酒を飲んだり、 本当に貧乏そのものなのだ。確かに昔はこういう時代もあったのだ。寅さんの態度は悪いけど、妙に仲良くなってしまうのも暖かい。 寅さんが先に告白していたらどうなっただろうかという余韻を残して終わるのも趣があっていい。

【ロッテ】伊東監督「3連敗しなくて良かった。涌井が頑張ってくれた」

20160512-00000175-sph-000-2-thumbソフトバンクに勝利し、涌井(右)らナインとハイタッチを交わす伊東監督

  • ◆ソフトバンク2-3ロッテ(12日・ヤフオクドーム)

     ロッテは12日、ソフトバンク戦(ヤフオクD)で3―2で競り勝った。2―2の9回2死三塁から清田の中前打で勝ち越し。その裏を西野がしのいで10セーブ目を挙げた。試合後の伊東監督の問答は、カード3連戦3連敗を逃れ、胸をなで下ろした。問答は以下の通り。

     ―僅差をものにしてソフトバンクの連勝を8で止めた。

     「3連敗しなくて良かったです。(デスパイネの)先制2ラン以降は点が取れなかったが、涌井が(7回2失点で)頑張ってくれました」

     ―清田が9回に決勝打。

     「本当にワンチャンスでしたね。(無死一塁から根元が)バントを決めて、流れがすごく良かった」

     ―守護神・西野が1死満塁の危機を作ったが、何とか0点で抑えた。

(第13作)寅次郎恋やつれ

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  • (吉永小百合);<公開74.08 > マドンナ吉永の二回目の登場だが、彼女と再会するまでの騒動が無類に愉快で楽しい。
  • 旅先での他愛もない話を聞かせるいわゆる「寅のアリア」が絶妙で、何回見ても(聴いても)飽きない。
  • マドンナ登場以降は、第9作と似たようなやりとりが待っているだけで、それほど心躍らない。
  • しかし、歌子と父との和解の場面は感動的だ。しかし、吉永を引っ張り出すためだけに殺された歌子の亭主がかわいそうだ。
  • ちなみに二代目おいちゃん松村達雄はこれで見納めである。もうしばらくおいちゃんとして出て欲しかったと思う。