巨人・沢村、CS勝利に絶叫「やったぜぇー」


巨人・沢村、CS勝利に絶叫「やったぜぇー」
お立ち台で「やったぜ~!」と叫ぶ巨人・沢村拓一
セ・リーグ、CSファイナルステージ、巨人3-1中日、4回戦、中日3勝2敗、20日、東京ドーム)巨人が追いすがる中日を振り切って連敗を「3」でストップ。対戦成績を2勝3敗(リーグ優勝のアドバンテージ1勝を含む)として、逆転での日本シリーズ進出へ望みをつないだ。三回に坂本、阿部の連続適時打で先制すると、八回に阿部が貴重な3点目を叩き出した。投げては先発沢村が6回無失点の粘投を披露。七回から3投手の継投で逃げ切った。

栗山監督「日本一に全力を尽くす」1年目の日本Sに感激


栗山監督「日本一に全力を尽くす」1年目の日本Sに感激
自らマイクを手にし、笑顔でファンにシリーズ進出を報告する日本ハム・栗山英樹監督
 「パCSファイナルS第3戦、日本ハム4-2ソフトバンク」(19日、札幌ド)
 日本ハム栗山監督が、クライマックス・シリーズを無敗で制し、日本シリーズ進出を決めた。51歳。就任1年目の若き指揮官は、感激の面持ちで地元のお立ち台に立った。
 「ありがとうございました。(ファンの)みなさんの愛したファイターズの選手たちは最高です。本当に中継ぎ、抑えだけでなくて、すべての選手に無理を言ってきました。それもすべて、日本一になるためにみんなでやってきたので」と最初に選手をたたえた。
 日本シリーズについては「いよいよシリーズに行けるということで、より責任というか、緊張感が増しています。最初に北海道が天下を取るんだと思って。北海道が日本一になるための最後の戦いです。その思いは選手たちが一番分かってくれると思うので、全力を尽くして、何とかつかみ取りたいと思います」と決意を込めた。
 最後に顔を紅潮させながらマイクを握り「ファンのみなさん。いや家族のみなさん。本当にありがとうございました。ここまで来れたのも、皆さんの力だと思っています。さらに力をお借りして、何とか日本一になれるように頑張りますので、どうか応援をお願いします」とメッセージを送り、大歓声を浴びた。

金本 Vの夢後輩に託し6度舞い!「野球の神様ありがとう」


金本 Vの夢後輩に託し6度舞い!「野球の神様ありがとう」
<神・D>仲間から胴上げされる金本
 ◇金本引退セレモニー 阪神3―0DeNA(2012年10月9日 甲子園)
 阪神はDeNAとの今季最終戦終了後に、今季限りで現役を引退する金本の引退セレモニーを行った。阪神ナインによる胴上げで背番号と同じ6度、宙に舞った金本は「野球の神様ありがとうございました」と21年間に及んだプロでの現役生活に別れを告げた。
【写真】あいさつで、感無量の表情を見せる金本
 胴上げの後、金本は左手で一度だけ目をぬぐった。目を潤ませ、言葉を詰まらせても終始、笑顔の引退セレモニー。11分間のあいさつでは甲子園を黄色に染めた超満員のファンに感謝の思いを口にした。
 「たまにきついヤジもありましたが(スタンドから笑い)、大多数のファンは頑張れと背中を押してくれました」
 02年に広島から移籍し、03年と05年にリーグ優勝に貢献。ただ日本一はなかった。それが心残りだった。
 「ファンが一番喜ぶ日本一という瞬間を甲子園で達成したかったです。その悔いと心残りは後輩たちに託すことにします」
 一塁ベンチ前に整列したナインとの別れでは弟分の新井に左手でビンタ。平野には左右のビンタで“気合”を注入した。
 「03年からは毎年のように300万人を動員して、あの巨人に10年間で2回しか負け越していません。(甲子園の)ファンは力以上のものを引き出してくれました」と、永遠のライバル、巨人の名前を口にしファンを沸かせたアニキ。
 今季は優勝は巨人にさらわれたが、打倒巨人を成し遂げての日本一をナインに託しグラウンドを後にした。

引退試合の小久保 真剣勝負の西に感謝「波瀾万丈な野球人生」


引退試合の小久保 真剣勝負の西に感謝「波瀾万丈な野球人生」
<ソ・オ>ソフトバンク・小久保(左)は王球団会長(右)から花束を贈られ号泣
 ◇パ・リーグ ソフトバンク0―3オリックス(2012年10月8日 ヤフーD)
 背番号と同じ9度、胴上げされたソフトバンク・小久保は視線の先に恩師をとらえた。ゆっくり歩み寄り、花束を受け取る。耳元で「まだ、人生は半分。これからもっともっと野球界のために頑張れ!」とささやかれた。もうこらえ切れない。世界の王の胸で嗚咽(おえつ)を漏らした。
 「2年目の王監督との出会い、これは僕のプロ野球人生にとって転機となりました。技術はもちろん、プロとしての考え方、生き方、厳しさ、心構え、すべて王監督から教わりました。今、僕の中にも、その血が流れています」
 胴上げ前の引退セレモニー。最も時間を割いたのは、くしくも王会長への感謝の言葉だった。追いかけるべき背中があったからこそ、通算2041安打、413本塁打の偉業を達成できた。
 ただ、最後におまけがついてきた。通算2057試合目で、オリックス・西に初のノーヒットノーランを食らった。「俺、持ってるよ。不謹慎やけど“ノーヒットノーランで終わったら、波瀾(はらん)万丈な野球人生や”と考えたらそうなった。引退試合に(ノーヒットノーランは)ありえんよ」と苦笑い。自身も3打数無安打に終わったが、それでも真剣勝負を挑んできた西には「きょうの対戦は本当にうれしかった」と感謝した。
 これで終わりではない。まだCS、日本シリーズと戦いの舞台は残されている。サプライズで4万人近いファンからハッピーバースデーの合唱で41歳を祝ってもらった主将はお返しに「もう一度、皆さんの前でこのユニホームでプレーすることを目標にクライマックスを戦ってきます」と誓った。座右の銘は「一瞬に生きる」。最後まで悔いのない一瞬を積み重ねていく。

 ロッテ西村監督、8日にも退任発表へ「後半失速は事実」


ロッテ西村監督、8日にも退任発表へ 球団社長「後半失速は事実」
ロッテの中村家国球団社長(67)は7日、西村徳文監督(52)と一両日中にも話し合いを持つことを明かした。その席で退団への道を用意する見込みで、後任には、前西武監督で現在は韓国・斗山でヘッドコーチを務める伊東勤氏(50)が最有力候補として浮上している。
 中村社長は「監督とはまだ話していない。(会談は)シーズンオフにと思っていたけど、ある程度のところでケリつけてやらないといけないかもしれない。継続とか辞めるとか決まってない。白紙? そういうことですね」と語った。
 その上で、「ここ3年で優勝もしているし、42年ぶりの前半戦首位ターンも評価できる。ただ、後半戦、失速したことは事実だと思っています」と話した。2010年の日本一など実績に敬意を表しているからこそしっかりと話し合いの場をつくるが、来季は新体制で巻き返しを狙う方針だ。
 後任人事については言葉を濁した。「もし、そう(後任が必要に)なった場合には、何人か(候補が)挙がってくる可能性はある。まだ人選はしていません」。ただ、3日にCS進出の可能性が消滅した直後、中村社長が渡韓。重光オーナー代行へシーズン報告を行ったが、同時に来季の方針も確認したとみられる。
 水面下では、正捕手として西武黄金期を支え、監督としても就任1年目の04年に日本一を達成した伊東氏を最有力候補にリストアップ。韓国のポストシーズンが終了次第、伊東氏が帰国するタイミングで正式に就任要請をする見込みだ。