GWも終わり、久しぶりにアロマセラピーと私たちの体の関係についてご紹介します。
ホメオスターシス(恒常性)って聞いたことがありますか?
アロマセラピーの世界ではこのホメオスターシスと言う言葉が多く使われます。
暑いときや寒いとき、疲労がたまった時などに、私たちの身体の中では常にバランスを保とうとする仕組みが働いています。
又体内に細菌やウィルスなどの異物が侵入してきた時にそれを排除し身体を正常に保とうとする仕組みが備わっています。
これをホメオスターシス(恒常性)といいます。
そしてこの恒常性は、私たちの体内の免疫系、自律神経系、内分泌系の機能を調整して保たれるのです。
これら三つの機能をコントロールしているのが私たちの脳にある視床下部という部分です。
視床下部は自律神経や内分泌機能を調整して体内のバランスをとり、さらに免疫システムとも協力しあいウイルスや細菌などから身体を守っています。
アロマセラピーは嗅覚を通じて香りの信号がこの視床下部に直接伝わり、それによって身体の機能が整えられ、恒常性が保たれるという自然療法です。
これがアロマセラピーとホメオスターシス(恒常性)の関係です。
香を嗅ぐだけで気持ちが落ち着いたり、或いは気分が活性化され集中力がついたり、又ホルモンの働きが活発になって体調が良くなったり・・・等々
アロマセラピーが体内の恒常性に働きかけている証です。
以前にマスコミで紹介された「認知症に効果があるアロマ」として朝用にローズマリーやレモン、夜用にラベンダーやスウィートオレンジなどが脚光を浴びました。
これも香りによって脳を活性化し正常に保とうする、アロマセラピーとホメオスターシスの関係の一例です。
香りの力をもっと貴方の生活にも取り入れてみませんか?
アロマセラピーで健康でハッピーな毎日を・・・