「プルーフ・オブ・ヘヴン」 最近読んだ本の題名です。
天国の証明という意味の題名、アメリカの脳神経外科医であるエベン・アレクサンダーが書いた本です。
エベンは長らく脳神経外科医として治療と研究にあたって来ましたがある朝突然奇病に襲われ一週間もの間昏睡状態に陥りました。
脳が病原菌に侵され、意識や感情をつかさどる領域が全く働かない中で彼が見た世界、昏睡の中で見た死後の世界を綴っています。
10月に兄が病気で急逝し、あまりにも儚い人の命を目の当たりにし、全く気持ちの整理ができず、悲しみの中にいる時に出会った本です。
天国の証明・・・・まさに天国はあるよ、魂は永遠に生きているよ、ずーっと側にいてくれるよ・・・・
と優しく語りかけられているような気持ちになります。
ずーっと高い所にある光の国で大きな愛に包まれて兄の魂は生きているような気がします。
そしていつも私たちを見守ってくれているような気がします。
身近な方との別れに悲しんでいらっしゃる方にお勧めの本です。