自然の中でパワーチャージの第2弾。
蔵王温泉から鳥海山麓に向かいました。
鳥海山麓には鳥海山の雪解け水が長い年月を経て膨大な伏流水となり、山を中心に放射線状に川を作ったり、滝になって流れ出たりしています。
その中の一つ、元滝伏流水に行って来ました。「平成の名水百選」にも選ばれた滝です。
見ているだけで心が洗われるようでした。
そこから少し行った所に湧水と原生林の獅子ヶ鼻湿原があります。
ここは奇形ブナの群生地で、中でも幹の周りが7.62メートルもある日本一の奇形ブナ「あがりこ大王」があります。
うっそうとした森の中に佇む「あがりこ大王」は正に大王の風格があります。
他にも多くの奇形ブナがあり、西洋のローソク立てのような形のものも・・・
森の中を流れる川や湧水のそばには「鳥海マリモ」と呼ばれるコケの群生も見られます。
冷たく清い伏流水に育まれた氷河期の種類で学術的には大変貴重な天然記念物だそうです。
マリモのイメージからすると丸い球形を想像しますが、この「鳥海マリモ」も急流が複雑な水底とぶつかりあって乱反射し、表面が球形になっています。
異次元への迷路のような森の中で、マイナスイオンをたっぷり吸いこんで、自然に包まれた特別な癒しの時間でした。
次は月山に向かいます。