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キャロライン・ケネディさんがスピーカー・オブ・ザ・イヤー賞

私が所属するトーストマスターズは英語のパブリックスピーチの練習を通してコミュニケーション能力を高める活動をしています。

年に一度トーストマスターズ会員以外の一般の方に「スピーカー・オブ・ザ・イヤー賞」を贈っています。

この賞はその年に最もコミュニケーション・リーダーシップ分野で実績を残された方に贈られ、その目的として会員のコミュニケーション能力とリーダーシップ能力のより一層の向上を奨励し、トーストマスターズを広く社会に認知して頂くために設けられた賞です。

そして今年は何とあの駐日米国大使のキャロライン・ケネディさんに贈られることになりました!

ケネディ大使は日本に赴任以来、私たちに勇気と感銘を与える数々のスピーチをされてきました。

人の心に浸透するスピーチを目指す私達会員にとってロールモデルになる方であるという考えからこの賞を授与することになりました。

授賞式は今週土曜日に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されるトーストマスターズの秋季全国大会で行われます。

ケネディ大使は公務のため残念ながら大会には出席されませんが、ケネディ大使からのメッセージが代読されます。

トーストマスターズでは楽しく活動していくうちに徐々にコミュニケーション能力やリーダーシップ能力が磨かれていきます。

ご興味のある方はトーストマスターズ日本支部のサイトを見てみて下さい。  こちら です。

二本のローソク どっちが幸せ?

私が所属している英語クラブでFairy Tale(おとぎ話)を使ったスピーチをしました。

私が選んだのはアンデルセン童話の「二本のローソク」です。

スタイリッシュでスリムなローソクと太っちょで一寸ブサイクなローソクのお話です。

スタイリッシュなローソクは蜜ろうで作られた高価なもの・・・一方ブサイクなローソクはクジラの油で作られた安いローソクです。

安いローソクは高いローソクをいつも羨んでいました。

「だって彼はいつも裕福な家のリビングルームで銀の燭台にのせられているのに、僕はいつもどうせ台所や物置に置かれて火を灯すだけ・・・」

そんなある日安いローソクは貧乏な家にもらわれて行きます。 

「あーあ、僕はやっぱり貧乏な家に置かれるんだ・・・・

それなのにあいつは良いな~ 今頃裕福な家のリビングルームで行われるダンスパーティーであの家の可愛い女の子を灯しているんだなあ~」

その貧乏な家にはお母さんと三人の子供たちが暮らしていました。お母さんは毎晩遅くまで内職をし子供たちを養っています。

所がその家の夕ご飯の食卓はいつも笑いが一杯、食事はポテトやリンゴ等の粗末な物ばかり・・・・でも皆がそろって食べられる食卓で子供たちもお母さんもとても幸せそう・・・・

そのテーブルに置かれた安いローソクもすっかり楽しく幸せな気分になりました。

「もうあの高いローソクを羨ましく思わないよ・・だって僕は今とっても幸せだから・・・」

裕福でなくても、貧乏でも、小さな事にも感謝しながら楽しそうに皆が笑顔で暮らしている。

安いローソクは気づきます。幸せはそれぞれに感じるもの。裕福でも、貧乏でも、それぞれが幸せと思えるならそれが幸せ。

人と比べる事はないよ。

人の幸せと比べる事はないよ。


良いお話です。 お子さん達に聞かせたあげても良いですね。

ご興味のある方はこちらから → 二本のローソク


    

投稿日: 2015年5月25日 カテゴリー: 英語