猫の日のプレゼントにＴシャツって言われても、
　　　　　　　　　　　　オラは美味しいものの方が良いんですが・・・

いやいや虎くん、そんな事言わないで
ものすごく似合ってるよ
とっても似合ってる　カワイイ　　カッコイイ
こまめ「に、似合いすぎてる・・・」
虎次郎「そうですかね　そんなに似合いますかね　カッコイイですかね
　　　　　　で、なんて書いてあるんですか？」


　　　　　「似合いすぎてる！まるで虎が着るためにデザインされたようなものじゃない！
　　　　　　こんなＴシャツが存在するなんてっ」

　　　　　　虎次郎「ふんっ、どうせオラはヘタレですよ。　掃除機が怖いですよ。
　　　　　　　　　　　　あれが平気だなんて気が知れない・・・」
　　
　

虎次郎「玄関のチャイムなんかもっと怖いですよ。ついカーテンの裏に逃げてしまうけど
　　　　　本当はいつか逃げないで済むようになれば良いなって思ってるんですよ。」

　　　　　「おモレみたいに初対面のお客さんの膝に乗るなんて信じらんねぇ・・・。」

まあまあ虎くん、そんな事言わないで、もう1着あるから着てみてよ
お袖、ロールアップしてあげるから


「違うよ、オラは運動神経が良いから、とっても早く逃げてるように見えているだけなんだ。
　特別足が速いんだよ。
　おモレはお尻が重くて走れないからその場に居るだけなんだよ・・・」

「そうだよ・・・そういうことなんだ・・・
　きっとそうだ・・・
　絶対そうだ・・・」

　　　　　　　　　　「明日からカーテン全開にしといてやろうかしら」