カンパの途中報告

みなさまのご協力のおかげで、
カンパが、けっこう集まってきています。
どうもありがとうございます。
2月16日時点の、通帳の記帳の段階ですが、
7名様からカンパを、11万ちょっといただいています。

中には、多額のカンパをしてくださった方がいて、
この金額になりました。
どうもありがとうございます。
この中から、期限のせまっていた、
三井さんの絵本「かくれんぼ」
50冊代の支払いを、させてもらいました。
こちらは、定価400円。遺作展で販売予定です。
それ以外に、10冊を出版社のご厚意で
いただきましたので、こちらは
高額のカンパをくださった方、1万以上くださった方、
先着順に計10名までの方に、お渡しする予定です。
あとは、画廊代。
三井さんの家に行き、絵をもってくる運搬代。
額装の必要なものがあれば、額装等、展示のための画材代。
あと、ひとつ進んでいる企画にかかる費用。
これらがメインだと思われます。
資金のめどが、こんなに早く見えてくるとは
思っていませんでした。
これも、カンパ提案してくださった、Myumikoさんはじめ
みなさまのご協力のおかげです。
感謝しております。
10月は、まだまだ先のことですが、
カンパで全てがまかなえますよう、、
ご検討中の方は、引き続きご協力のほど
どうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご協力は全て、上記のみずほ通帳に記載されます。
カンパは一口5000円(何口でも)
みずほ銀行、西荻窪支店
店番号245
口座番号1208848
口座名 三井さんの遺作展(ミツイサンノイサクテン)
なお、領収書の必要な方、ご意見、ご希望等ある方、etc.
こちらにメール、よろしくお願いいたします。
donkorori@gmail.com

画廊のある西荻窪

遺作展は、ギャラリーMADOでやります。
ここは中央線の西荻窪駅から、すぐの場所です。
三井さんが住んでいたのは、荻窪が
一番長かったので、最初は荻窪で
画廊をさがそうかな、、と思ったのですが、
諸事情で、隣駅の西荻窪になりました。
私の知ってる範囲では、彼女が住んでいたのは、
高円寺→荻窪→藤沢→荻窪→荻窪
病気になり、実家の三重に引きあげる時に、
最後に住んでいたのが、
荻窪のアパートでした。
これは、三重との行き来が増えたのもあり、
アパートになったものです。
アパートの前にいたのは、小さい庭のある家でした。
小さいけど、庭に花をたくさん植えて、
花好きの、三井さんらしい暮らしでした。
で、隣の西荻窪にも何度か行きました。
西荻窪は、骨董屋さんが、わりにある街です。
時々ステキなお店があります。
花と骨董が大好きな
彼女の、とてもお気に入りだった花屋
「エルスール」もあります。

この花やは、画廊MADOの近くにあります。
画廊にいらしたら、ぜひこの花屋も、のぞいてみてください。
三井さんが好きだったのが、
納得してもらえる、、と思います。
(店は、リンクが貼れないので、左のお気に入りで見てください。)

月刊絵本でのデビュー

三井さんの、絵本作家としてのデビューは
すばる書房の「月刊絵本」というところでした。
「ほうら小鳥がとびだしたじゅうたん」という作品です。
この作品で、創作絵本優秀新人賞を受賞。
ここからは、長谷川集平さん「はせがわくんきらいや」や
色んな方が出ています。
「国内外の絵本作家や作品の紹介・評論・分析を中心に、
“新しいメディア”としての絵本の可能性を、
さまざまに興味深い角度から考察している、
とても読みごたえのある真摯な雑誌。」
という評価があるように、
当時の、とてもインパクトのある雑誌だったようです。
部外者の私も、面白い本だな~と
思ったものです。

当時の才能のあった、ちょっと尖った?方たちが
デビューした場所だったんですね。
そこの編集さんをやっていたのが、Myumikoさんで
2月5日記事の「三井さんの作品リスト」の人です。
三井さんとは、あつい信頼関係のある、
よきお友達でした。
遺作展、10月3日の、トークショーでは、
月刊絵本のバックナンバーの展示をするので、ごらんになれます。

絵本「かくれんぼ」が中国版に

先日、
フレーベル館の編集Sさんから
連絡がありました。
三井さんの絵本「かくれんぼ」が、
中国から、出版のオファーが来ている、、!と。
そして、後日
弟さんの許可が出て、
出版が決まったそうです。
わ~い!
すごいグッドタイミングです。
三井さんの意思が、どこかで
働いているのかなあ、、、?
中国でも、三井さんの絵本が
読まれるんですね!
きっといい絵本だ、と
思ってもらえることでしょう。
ただ、出版が
遺作展に間に合うかどうか?は
まだわかりませんが、、
間に合えば、
中国版も展示できますね!
間に合うことを、祈りたいと思います。
フレーベル館のみなさん
ありがとうございました。

三井さんの作品のリスト

Myumikoさんが、
三井さんの作品のリストを送ってきてくれました。
三井さんが亡くなってから、
1年くらいの間に、三重の三井家に、
何人かが交代で、作品の保管と整理に行き、
リストを作ったものです。

そういえば、そんなことがありました。
もう9年くらいも前のことなんですね。
私も行ったのですが、それが
こうして、きちんとリスト化して、CDに整理されていた、
ということは、知りませんでした。
おそらく、Myumikoさんが色々やってくださった、と思います。
ほんとに、ありがとうございます。
CDに入れたり、、PCを使ってこういうことできる、、って
すごい!です。こんなにきちんと整理もできるなんて!
さすが、仕事のできる人は、ちがいます。
彼女は、昔月刊絵本の編集をやっている時に
三井さんと出会ったそうです。
以来、2人は信頼関係のあるお友達に、、
今回の資金のことも、
彼女が、カンパというアイデアを出してくれ、
話が進み始めました。
いつも的確なアドバイス、ありがとうございます。
さすが、三井さんが信頼していた方です。
額装してある絵が、50点もあることが
わかりました。
この資料があるおかげで、
絵を選びやすくなります。
額装の絵もけっこうあるので、
あとは、額装でない絵を、簡易な展示法で、、と
思います。
大きな画廊ではないのですが、
絵はできるだけ、多めに持ってきて、
少しでも多めに展示できたら、、と思います。
9年前、保管をするときに、
女子美のO先生が、保管にいい
中性紙を寄付してくださったそうです。
どうも、ありがとうございました。