雨の夏まつり

恒例の夏まつりは梅雨寒の曇り空から雨がパラつく。
本部テントの設営から櫓の上にスピーカー、下にパワーアンプそして結線。変換コード不足に手間取るが、今年からのスタッフT君が心強い動きで、仕込みの時間は今までの半分で終わる。
去年のこの場合で、バンド演奏してくれたリーダーが地元の美容室の店長。PAの後継者を探してると話したら動いてくれた。紹介してくれのがこのT君。
T君は地元でレコーディングスタジオを経営してる。事前に面会して打ち合わせ、資料を送っているので、仕事は早い。
私がヘルパーをやっていた頃。訪問先の理容店のママさんが言った。「ウチは人を雇う時は親の仕事を聞く。勤め人と商売人の子だったら商売人の子を採る」子は親の背中を見て育つ。勤め人の子はそこまで気が回らない、と。
T君の親は花屋さん。商売人の子は周りにも気遣いができる。主催側のスタッフさんから「お母さんと友達よ」と声がかかる。地元の子は馴染みが早い。よかった。
「彼が来たからこのお祭りあと30年大丈夫だよ」と私。後継者を育てるのは大切。
この団地自治会も高齢化が進んでいる。若い人が加わってくれるといいな。
小雨の中、本番。プログラムは前倒し。先が見えないから慌てる。吹奏楽、太鼓、三線などの楽器は雨が大敵だ。シートを被せながら演奏。何とか21:00終了。
翌日はさらに悪天候の予報。主催の開催の可否決定を待つ。全日中止になった。
雨が上がる午後から機材撤収をT君に連絡して現場へ。雨は上がらないじゃないか。
ウェスで水を拭き取りながらクルマに積む。ケーブル類は泥汚れ。
それでも2人だから1時間ほどで作業終了。
T君にお礼と来年からメインで入ってもらうのを頼んで解散。
来年からはウチの機材を使ってもらい、私はトランスポートとサブスタッフに。私は機材レンタル料をもらって、彼にオペレート料を支払うことにしよう。
めでたしめでたし。本当によかった。
(そんな訳でバタバタして、画像も何もありません)

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