郵便受けにチラシと案内のペーパー
ご近所の学校の学園祭だ 恒例行事
野外ステージの演奏時間が書いてある
3日連続で日中の全日
とても丁寧に「騒音対策」が書いてある
騒音 かぁ 主催者も承知しているのか
少なくとも音を出す方は騒音とは認識していないはず
認識しているのなら根本的な対策を講ずるでしょう
仰る通り近隣住民には騒音なのだ 残念ながら
私の住んでいる団地は高齢化が進んで 周りは年寄りだらけ ジジババのてんこ盛り
中には病床の高齢者だっている そんな人にとってはまさに拷問
普段聴かない音楽を イヤでも聞かされるのだから 死にたくなるとの声も聞かれるほどだ
私自身も隣の学校の運動会の日は逃げ出すのだから
と
私はPA屋さん
騒音を放出する当事者としては 両者の思いが分かるからなおさら辛い
かつては駅前の公園で真夏の週末 大音量で野外コンサートを主催していた方だから
野外での演奏は心地よい 演奏者にとっては最高の場である
ましてや1年間じっと練習を積んでの晴れの舞台 ここぞとばかりに張り切るのは当然
ご近所の高齢者は黙って何も言わない具合が悪くなってもね
耐える 我慢する
最近私がオペをやるのは屋内または公園だと気づいた
騒音の苦情をなるべく回避するために 広い敷地をまず選ぶ
その上でMCさんは「ご近所の皆様 大変お騒がせいたします』を続ける
これ自体がうるさいんだけど 言わない訳にはいかない
それでも警察に通報される 担当者は謝りに行く この繰り返し
お互いが不快にならずに お互いが楽しめる方法がないものか
メッセでも借りて 思う存分やれればいいけどね