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斬新な味わい

先日のお休み。
ことごとく「パン屋」さんがお休み。
おかげで、フランスパンにありつけなかった、かねこです。
クラッカーで我慢しました(笑)
 さて、ワイン。
イタリアと日本のワインをこよなく愛する、かねこ。
まぁ、他の地域のものも好きですが・・・(笑)。
そんな中、急遽届いた1本のワイン。
飲んでみて、非常に斬新な!?イメージをうけました↓↓↓

~~ネオ・カンパーナ キアンティ~~
イタリアを代表するワイン、それがキャンティ。
産地はもちろん、トスカーナ。
イメージとして、ちょっと薄いけど、軽快な~みたいな
感じでしょうかね。
 ところがコレ、「ネオ」ですから!!
サンジョヴェーゼにメルローとカベルネを少々。
この部分が、ステキなんですね。
個人的に、イタリアワインで国際品種を使うのは
好きでは無いのですが、これは・・・、アリ!
 香りは、通常のキャンティよりも華やかな印象。
舌の上でも、つんつんする部分もなく、
実に滑らかなんですね。
よく「キメが細かい」なんて言いますが、まさにその通り。
そのわりに、最後までしっかりと味わいが続きます。
 スムーズに飲めて、最後まで楽しめる。
これこそイタリアワインの真骨頂ではないでしょうかね♪

今月の♪

 「一つを得たいときには、一つを捨てる」。
この決断は絶対に、間違っていないと思う、かねこです。
欲張ってはいけませんなぁ~。
 さて、ワイン。
「今月の~」という割には、1月も終盤戦。
それでもあえてっ!
行ってみましょうか、「今月の金メダル」。
この企画、早くも・・・、4回目?
毎月違う「金メダル」のワインを探してきて、
ご紹介してしまう、企画。
今月は、コレをセレクトしてみました↓↓↓

~~シャトー カゾー・マルテ~~
ボルドー地方から探し当てた、
ナチュラルタイプのワイン。
やはりメダルワインといって、圧倒的に多いのが、この地方かもしれません。
そんな中から、「これぞっ!」というのを
探してくるのが、かねこのお仕事でございます。
んで、今回のワインは・・・、
メルローが95%、カベルネが5%のブレンドになっています。
思いっきり、はつらつとしたメルローに
そっと優しくカベルネが自制をきかせている、そんな
印象を受けるワインです(分かり図らいですか!?)。
ステンレスタンクで仕込まれているので、樽のボリューム感は
無いですが、これがまた、素直で良い感じ。
身体にすっと、染込んでいくんですね。
濃い赤ワイン=美味しいという考えを
個人的に持ちたくないので、このタイプはありがたいですね。
今月は、コレを徹底的に売ってみたいと思います♪

チリカベは今・・・。

 何故か「ローストビーフ」が食べたいんです。
しかも、肉厚なものがいいんです。
欲求だらけの、かねこです。
もしかして、ストレス溜まってる・・・!?(笑)。
 さて、「チリカベ」って言う言葉、ご存知です?
我々ワインの世界の人間では、ちょっと懐かしい響きかもしれませんね。
そんな言葉を思い浮かばせてくれたワインが
コチラです↓↓↓

~~サンタリタ HEROES カベルネ~~
 新商品のサンプルがまわってまいりました。
アレだけ一世風靡をした「チリワイン」。
個人的には、ちと飽きがきたような気もしませんが・・・。
「チリ」の「カベルネ」、なので「チリカベ」です。
当時コレが、
濃くて美味しい!と、世界中でもてはやされました。
もちろん今でも、その流れは続いています。
で、このHEROESですか。
この国特有の「ぐっとくる」感じの香り。
この時点で味わいの濃さをじますね。
口に含むと、勝手に思い描いていた以上に
味の滑らかさがありますね。
舌をさすような、キンキンの渋味もないですし、
比較的好く出来ているワインではないでしょうかね。
ラベルもキャッチーで、面白いと思います。
発売はもう少し先になりますが、
是非とも見かけたら、飲んでみてくださいませ~♪

発掘されました♪

 先日購入した「ベンチコート」。
初めて袖を通しポケットに手を入れると・・・、
一瞬で穴ができた、かねこです。
面白すぎて、怒る気にもなれません(笑)。
 さて、忘れてました。
先日、自宅の押入れをちと整理。
とはいっても、ワインラックに無造作に置かれている
ワインたちを・・・。
出てきました!!
一番奥から、なにやら見覚えのある1本。
大切に飲もうとして!?一番奥に入れて置いた
のかもしれませんね(笑)↓↓↓

~~ドニーニ・ロザート デッレ・ヴェネツィエ~~
 イタリアはヴェネト州のワインになります。
画像ではちと分かりにくいかも知れませんが、ロゼ。
そう!かねこの大好きな「ロゼワイン」になります。
 色合いはね、お世辞にもキレイとはいえませんが、
夕日色と表現しておきましょうか。
香りはかなり上ってきます、ふんわりと甘さを感じる香り。
実際に飲んでみると、そこまでけだるい感じではなく、
むしろシャープさを感じるくらい。
キリッと筋の通った、ワインになっています。
 品種は、「コルヴィーナ」と「メルロー」だそう、
調べてみました。
メルローのおかげで、きちんとした骨格があるんでしょうかね。
ぐいぐい飲めるタイプで、
かねこは海老とアボガドのサラダにマッチングさせました。
こんな感じの、気取らないロゼですね。
いやぁ、良くぞ発掘されました(笑)。
ところが・・・、もっとすごいものが、その奥から発見されたから、大変。
この続きは、また後日!

社内試飲の日②

 朝のファミレス。
人間観察にはもってこい。
ここで、いろんな「接客のアイデア」を探す、かねこです。
例外だらけのマニュアルは、不要です!
 さて、前回に引き続き、「社内試飲」の2本目。
前回の概要をざっと。
  「たまりにたまっていた試飲。コレをこなすために、まずは白をあけました。
 出勤したての中じぃは、試飲ばかりで一向に仕事をしない(笑)」と、
こんな状態でしたかね。
 で、次は赤。
まずはコチラが登場となりました↓↓↓

~~ボルテオ・ガルナッチャ~~
 スペインの中部、カスティーリャで造られているワイン。
俗に言う「テーブルワイン」の規格ですが、
コレがまたすばらしい!!
「ガルナッチャ」とはスペイン原産の葡萄。
世界的には「グルナッシュ」という表現で有名でしょうかね。
このグルナッシュ、今ではローヌ地方なんかが世界的にも有名でしょうか。
さて、ここはスペインなので、ガルナッチャ。
色あいは濃い目のルビー。
これも最初は冷やし気味から入ったのですが、
この時点ではっきりと甘いフルーツの香りがよく分かります。
このグルナッシュ、濃い割には渋味の成分が
少なく、飲みやすいのが特徴。
このワインも、まさにその通り。
スペインなので、適度な酸味も当然あります、
これがまた、全体をきゅっと引き締め、だるくなるのを
防いでくれているんですね。
気取らずに飲めるように、スクリューキャップなのも
かねこ的にはうれしいです。
この時点で、隣の中じぃはご満悦の表情。
さ~て、仕事??
いぇいぇ、今回はまだ続きます・・・(笑)。

社内試飲の日

 先日、とあるパン屋さんにて。
とてもステキな接客をみせられ、思わず感激した、かねこです。
自分達も、そうありたいものですね♪
 さて、たまっていた仕事・・・、そう、
「試飲」でございます。
どうしても忙しくなってしまうと、コレすらもままならないんですね。
意外と!?
試飲って体力も頭もつかうんですよ、実は。
まぁ隣のデスクでは湯飲みでぐいぐいやる男が・・・(汗)。
さて、そんなある日。
一気にまとめて3本の強行突破。
まずはその1本目です↓↓↓

~~ボデガス・デ・ラ・ビジャ・マルヴァシア~~
 スペインの中でも、比較的ポルトガルに近い地域、この地区から
エントリーです。
 1本目なので、まずは白ワインってことで。、
 品種は「マルヴァシア」と「ヴェルデホ」のブレンド。
いかにもこの地区らしい感じですね。
若干冷やし気味の温度から入っていったのですが、
この時点でも「香りの特徴」がよく分かるワインですね。
ソーヴィニヨンブランを感じる!と、中じぃは言っていましたが、
そのニュアンスが正しいですね。
トロピカル系の香りに、ふんわりした苦味、
これが最大の持ち味ではないでしょうか。
思った以上にべたつかず、キレもちゃんとあります。
温度が上がっていくと、香りのボリュームは更に
増し、最後にはマスカットのような甘い香りが現れました。
 ワイン自体に適度な酸味があるのがこの地方ならでは、
なので味わいがだれることなく、すっきりと飲めるんですね。
うん、味わいのある白ワインとして、かなり優秀だと感じます。
 と、無難に1本目を切り抜けて、Bossもお気に入りのようです。
次に続く・・・。

スペシャリテ♪

 大切な1歩を踏み出しました。
人間は、いつからでも変われる、そう
信じてやまない、かねこです。
良くも悪くも・・・(笑)。
 やっとタイミングが合いました。
現地で飲んで、衝撃的に美味しかったので
脳裏に焼きついていました。
何でも、スペシャリテらしいのですが、
味を確認して、納得しました↓↓↓

~~原茂・勝沼甲州~~
 このブログにも何度か登場する、「原茂ワイン」さんの
限定ワインなんですね。
2012年、山梨ではとてつもなく素晴らしい「甲州」が
収穫されました。
近年まれにみる出来だそうな。
そんなステキな葡萄があるなら、
それだけでスペシャリテを造ってしまおうと言うことで
誕生したワインが、コチラなんですね。
なので、次はいつ造れるか、未定だそうな。
 本来、甲州とは「苦味」の成分を持った品種。
良くも悪くも、コレが表現されていないと、
なんだかつまらない感覚になります。
そして、この蔵元特有のボリューム感と、
なんともいえない香りの広がり。
今までたくさんの甲州を飲んできましたが、
やはり2012年は良いですね。
 味わいにキレがあって、飲んでいても
最後にはふわっと心地よく消えていきます。
このワインで、やはり・・・、ほうとうでしょうか。
一緒にあわせて食べてしまいたいです。
ラベルもちと斬新!?んま感じなので、
存在感もバッチリですね~♪

ここにいるよ!

風邪の初期には、「ビタミンC」。
徹底的に注入で、ふっとばしてしまう、かねこです。
今年は元気・・・、かな(笑)。
 さて、そんな元気の源、それはやはりワインでしょう。
かねこにとっては、エナジードリンクですからね。
んで、普段は赤と泡ばかりで、白は
縁が遠いんですね。
しかしっ!!
これには本当に驚かされました。
この圧倒的存在感、フツーでは
ないですぞ!!↓↓↓

~~クルーズ・サンヴェラン・トラディション~~
フランスはブルゴーニュ地方のワインです。
ちょっとラベルもシックな感じで、ステキですよね。
ブルゴーニュといえば・・・、そう!
「シャルドネ」ですよね、やはり。
今では全世界、もちろん日本でも造られている
シャルドネ。
ところが、全くもっていろんな顔を覗かせる品種でもあります。
コレほどまでに変幻自在なのも素晴らしいですね。
んで、ブルゴーニュ。
まぁ、フツーは「おとなしい」イメージがあります。
簡単に言ってしまえば、「酸が強くて、ものたりない(笑)」みたいな。
ところがこのクルーズ、末恐ろしいばかりの
ボリューム。
まるで、ワインが「俺はココにいるよ!」と、
自分からアピールしているかのよう。
それくらいに存在感のある、味わいなのです。
 かねこ的には、ブルゴーニュの白はこの蔵元と、
もう1つ。ここさえあれば他は要りません(笑)。
ワインにはエレガントさも大切、もちろん。
でも、「個性」も、もっと大切。
他にまねの出来ないもの、そういうタイプに
惹かれます。
 いやぁ、本当に素晴らしい。
本当に恐ろしい、そんなワインが
元気を与えてくれました!!

最初の1本

 自分の気持ちだけでは、どうにもならいことがある。
今は我慢、我慢の、かねこです。
まぁそんなときもありますかね。
 さて、どうしても人が集まる席だと、
自分のペースでお酒を飲めない。
コレが非常にストレスを感じてしまうのですね。
やっぱり「飲みたいとき」に、「飲みたいもの」を
飲んでこそ、それが幸せってモノ。
もう・・・、ビールは要りません(笑)。
やっとたどり着いたワイン、本年最初の1本は
コレでございました↓↓↓

~~ドメーヌ・アルノー メルロー~~
 やっぱり、こうなります。
しかも、あんまり手をつけない、「メルロー」から入ってみました(笑)。
このブログでも何度と無く登場しているのが
この「ドメーヌ・アルノー」。
我々普段ワインに携わるものが飲んでも、
いつも驚かされます。
この価格で、このクオリティ。
圧倒的にステキでございます。
 個人的には「シラー」が多いのですが、今年はもう一度
見つめなおす意味をこめて、メルロー。
得意分野ばかりではなく、もっといろんなものを見たいのです。
早速ですが、変化が現れました。
ビンテージの違いなのか、かねこの不勉強なのかは
判別がつきませんが、以前口にした印象とは、
ちと違う。
もっと滑らかでおとなしいイメージを持っていたのですが、
かなりボリューミー。
それでいて、この蔵元特有の「楽しさ」がワインに詰まっている。
渋い=ワイン、ではないと教えてくれたのもこの蔵元でした。
 ちょっとへこみ気味のスタートでしたが、このワインから
元気を貰いました。
今年は・・・、何本飲むのか、数えてみましょうかね♪♪

最後の1本

 年末でも年始でも変わらないもの。
生活のルーティーンはキッチリ守る、かねこです。
変化は見逃しません(笑)。
  さて、本年も最後のブログとなりました。
一年間、「飲む」・「食べる」・「走る」しかネタの無い
ブログにお付き合いを頂きまして、誠にありがとうございました。
ここからヒット商品もたくさん生まれ、
改めて皆様に感謝!でございます。
 さて・・・、今年の最後。
かねこはこのワインで締めくくりとなります↓↓↓

~~ドメーヌ・リショー テレ・ド・ギャレ~~
 もう何度と無く登場している、
かねこが敬愛してやまない蔵元、それが「リショー」。
天才的な味わいは、表現のしようがございません。
まさに「俺がリショーだっ!」っと
言っているかのよう。
まぁ、いまさら回りくどい説明は、止めておきましょう(笑)。
 というわけで、皆様も良いお年をお迎えくださいませ。
かねこは最後の最後まで、頑張りますよ~♪♪