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七変化♪

 とある駅伝戦士。
「故障したことで、気づかなかった部分に気づいた。
故障前よりも、強くなれた」。
この言葉に朝から感涙の、かねこです。
前に進む事の大切さ。
 さて、年末なので、かねこの身体もフル稼働、
肝臓も!?フル稼働であります。
とはいえ、激しく飲むと次の日が辛いので、
そこそこにしております。
ちょっと前に飲もうと思って・・・冷蔵庫にはや4日程
冷やしておいたワイン、昨日あけました↓↓↓

~~シャトーシャンション ナチュラル・サーカス~~
 フランスはボルドーのワイン。
ところがコレ、かなりの異端児ぶりを発揮、
まさに「七変化」のワインだったのです。
 まぁフツーのボルドーであれば、冷蔵庫でキンキンに
しやしてしまったら・・・、とても飲めません。
渋い・えぐいのオンパレードとなります。
ちょっとそのイメージを描きつつ、どうしても
赤ワインが飲みたかったので思い切ってオープン。
????まったくもって、想像と逆だったんですね。
渋さとか、えぐさとか、皆無。
メルローの純粋な旨みだけが
ちゃんと表現されている。
アレだけ冷えていても輪郭がはっきりわかり、
しかも旨い、本当に旨い。
そしてどんどん進んでいくにつれ、プリンプリンに
弾けるくらいのフルーツ感が現れてきます。
いやぁ、相当なるワインですね。
この強烈なラベル、そして味わい。
常識では考えられないです。
 こんなもの、残す理由も見当たらなく・・・、
ぐいっと1本飲み干して、布団にダイビング。
いやぁ、ステキなワインとの出会いの夜でございました!

見た目、クラシカル・・・。

 俺は負けない、絶対に負けない。
そんな気持ちを改めて胸に刻んだ、かねこです。
今日よりも、ステキな明日にしよう!
 さて、ワイン。
最近は「ジャケ買い」なる言葉があるんですね。
ワインのラベルで、かわいかったりステキだったりして
買ってしまう。
 もちろん、そういうのも大切です、見た目も大事ですから、
人間も、ワインも
残念ならが当店ではあまり無かったりするんですがね。
これは地域性も当然あるでしょうし、
お客様の層にもよるんでしょうね。
そんな中、クラシカルな感じで売れている、
そんなワインがあるんですね↓↓↓

~~プレステージ・ブレンド ボルドー・ルージュ~~
 フランスはボルドー地方のワイン。
その昔、ボルドーのワインといえば、
「お城」に「ゴールド」はマストでございました。
最近はそうでもなくりましたけどね。
なので、このワインを見たとき、何だか懐かしくなりました(笑)。
 とはいえ、味ももちろん肝心ですよね。
当然ですが、試飲も欠かしません。
色合いは、ボルドーらしくしっかりしたルビー色。
抜栓してすぐだったので、ちょっと香りは控えめ?
に感じましたが、時間が経てばそそれも解消。
味わいとしては・・・、
実に滑らかというか、繊細。
渋味も本当に柔らかく、3秒後に樽の風味が
付いて来る、そんな印象を受けます。
 もっとがっちり味わいが濃く、辛いのかと思いきや、
意外と!?最近のニュアンスをしっかりと捕らえているワインですね!
コレなら、かねこでもするする飲めてしまいます。
温度帯は、少しだけ高めでもいいかもしれませんね。
なんとも言えず、このクラシカルテイストなワイン、
売れるのも分かる気がいたします~♪

意外なる!?重厚感

 昨夜、足のテーピングを剥がしました。
・・・・・・・・、男泣き(汗)な、かねこです。
怪我、毛がごっそりと(笑)。
 さて、年末に向けて段々と忙しくなってきましたが、
酒屋たるもの、試飲だけは怠れませぬ(笑)。
常に新しいものを捜し求める嗅覚、これこそが
必要なのです!?
今回、「まぁ~、ありきたりだよね」と
思い込んでいたコレ、かなり意外でした↓↓↓

~~キャンティ アンティカ・トーレ~~
 イタリアを代表するワインの1つ、それが「キャンティ」ですよね。
当店でも、いくつかご用意がございます。
なので、今さらあえて・・・、見たいな感じで
消極的だったんですね。
 それでもどうしても!って言うことだったので、相当な自信が
おありだったのでしょう。
 さっそく試飲となりました。
 色合いは、スタンダードなキャンティよりは、気持ち濃い目でしょうかね。
濃いルビー色をしております。
香りのフルーツ感は、ちと控えめかな?
口に含んでみると、その理由がすぐに分かりました。
かねこが勝手に想像しているものより、かなり味の重厚感があります。
最後までぐぐっと味わいが残りますね。
 コレくらいあれば、組み合わせを選ばなくても楽しめそうです。
イタリアンはもちろんですが、この季節ですから「もつ煮」なんてのも
いいでしょうね。
適度な酸味があればこそ!なんですね。
ワインでホッとする時間、楽しみたいものですね~♪♪

カブトムシ

 行動パターンって、決めてます。
必ず自転車は左足からの、かねこです。
おなじない?いぇいぇ、めぐり合わせです(笑)。
 さて・・・。
皆さんは、元気の無い時、あります?
かねこは、気分の落差が激しいタイプなんです。
なので、落ち込むときはがく~んとなります。
肝心なのは、「何処から元気をもらうか」なんです。
人によって様々でしょうが、
かねこはいつも、ワインから元気を貰います↓↓↓

~~ル・スカラベ ヴォルヴィル~~
 フランス南部、ルーション地方のワイン。
女性が造る、元気印満載のワインなんです。
スペインとの国境で、天候もかなり晴れが多い地域。
まぁ、かねこが行った時には土砂降りでしたが(汗)。
 ワインから元気を貰う。
なかなか分かりずらいかもしれません。
このスカラベ、飲んでみると一切の渋味は無いんですね。
抜栓した時からフルーツ感が漂っています。
時間が経過すろごとに、どんどんコクと旨みがあふれてくるんです。
濃い目の葡萄の旨みと、ただひたすら真っ直ぐな味わい。
こう言うのを飲むと、本当に癒されるんですね。
しかも、ラベルにはカブトムシ。
まさに元気の象徴ではないでしょうか。
忙しいときだからこそ、一歩とまって
リラックスしたいものですね。
かねこは、コレを大切な人に捧げたいと思います。
コレを飲んで、一緒に元気になりましょう♪♪

お恥ずかしながら・・・。

  先日の事。
朝から自転車トラブル。
今までなら、「んむぉぉぉ~」ってなるんですが、
そこは即座に気持ちの変換。
これで切り抜けた、かねこです。
何事も気持ちの持ちようですなぁ~。
 さて、ワイン。
この世の中に、「葡萄品種」ってどれくらいあるか、
皆さんはご存知ですか?
もちろん、かねこは・・・!!
お恥ずかしながら、知りません。
国際的に出回っているのは、本当にごくわずか。
まだまだ「地元の品種」みたいなものは
たくさんあるんですよね、これが。
そんな意味では、コレも当てはまるかもしれませんね↓↓↓

~~シロエ・ロッソ・ラツィオ~~
イタリアは、ラツィオ州のワイン。
品種は「チェサネーゼ」と「シラー」のブレンドになります。
まぁ、シラーは有名ですよね、比較的。
このチェサネーゼという葡萄、単体で飲んだことは無いので
分かりませんが、
このワインは実に良く出来ているのです。
 どっしりと腰をすえたような濃い目の色合い。
そのなかにもフルーツの香りがかくれんぼしております。
ワインとしての「キメの細かさ」を感じるので、
濃い=渋いの図式が当てはまらないですね。
 そして「樽」の風味、実はワインで重要な要素の一つ。
重厚なのは、かねこ的にはあまり得意では無いのですが、
これはちゃんとストライクゾーンの中にはまっていました。
そっとね、そっと後からついてきて欲しいんです。
そしてシラーのスパイシーさも、もちろん
忘れてはなりません。
  やはりイタリア、赤ワインですなぁ。
味わいに自由さがあります。
個人的にも気に入っている、今日の1本でした。
 

今月のメダリスト♪

 食べたい、無性に食べたい。
「麻婆豆腐」依存症の、かねこです。
辛さは多めでお願い致します(笑)。
 さて、「今月の~」という割にははや12月も半ば。
別にもったいぶっていたわけではないんですよ、これでも。
ステキな1本を、選びに選んでいた、そう理解して頂きたい(笑)。
やはり、「メダル」の響きには、人をひきつけるものがありますよね。
かねこだって、マラソンでもらったメダルは大切に・・・、
話がずれました。
 さて、今月セレクトしたメダリストは、コチラっ↓↓↓

~~レスプリ・ド・シャトー・ラグネ~~
まさに「ボルドーの金メダルハンター」とでも
呼んだらいいんでしょうかね。
2つのコンクールにて、同じ年度に金メダルが2つ、
こりゃあホンモノでっせぇ~。
よ~く見ると、アルコール度数は14.5度。
この時点で心をくすぐられますね、かなりマッチョな
タイプなんでしょうか。
実際に口にしてみると・・・、コレが以外。
もちろんボルドーなので、ある程度の味の強さはあります。
その中にも、キメの細かさがかなり感じられるんですね。
「ただ強いだけ」ではなくて、受け止める懐の深さを持ち合わせて
いるかのよう。
 このタイプ、今の時期にはぴったりかもしれませんね。
ワイン自体の温度が引くすぎると辛いかもしれませんが、
フツーに飲めば、かなり満足度合いの高い1本となりそうです。
 さて、今月もメダル・メダルでうりまっせぇ~♪

手軽に飲む!

 朝の張り詰めた空気が、ものすごく大好きです。
といいながら、寒いのは本当に苦手な、かねこです。
アツい出会いは、大歓迎ですけどね(笑)
 さて、やはりワインと切り離せないお国、それがフランス。
ワイン大国として疑う余地もなく、いまでもステキなワインが
ごろごろしています。
そんな中、南フランスには「バリュー」なワインが多いですよね。
気候も良いので、ボリュームのある味わいが特徴。
このワインも、その1つですよね~↓↓↓

~~ボンショワ・メルロー~~
コレなんて、典型的な「お手軽ワイン」なんですね。
品種は、メルロー100%と、かねこにはうってつけでございます。
まぁ、値段的には高くないのですが、
味わいは実に「素直」なんです。
実際に飲んでみると、柔らかさ・香り、じつによくまとまっている。
難しいことは一切なし。
 お手軽にふさわしい、スクリューキャップもうれしいですね。
ひところ前までは、「スクリュー=安ワイン」みたいなイメージが
先行していましたが、今はまったく、そんなことが無いんですね。
かねこ的には、スクリューのほうが興味をそそられる、今日この頃でございます。
 
 最近は意図的に「メルロー」に触れようとしているので、
だんだんと違いが分かるようになってきました(笑)。
そんな意味でも、このワインはいいですね~。
ぐいっと飲んで、元気を取り戻せる、そんなタイプの1本です。

らしい味わい

 いまだに減らない、飲酒運転。
酒を売る立場として、そこまでして飲む必要性が
あるのか、本当に疑問に思う、かねこです。
お酒は楽しく、飲みましょうよ、ねっ。
 さて、ワイン。
そろそろ新酒も落ち着いて来た頃。
とはいえ、なかなかじっくりとワインを飲んでいる時間が・・・(汗)。
そんなときは、少し柔らかい味わいに満たされたいですね。
なので、コレをセレクトしてみました↓↓↓

~~信濃ワイン スーパーデラックス~~
今年は何度と無くお邪魔させて頂いた「信濃ワイン」さん。
何故か毎回雨が降るという伝説も作りましたね~(笑)。
コンコードやデラウェアなんかを大切に仕上げる蔵元さんですが、
そこは長野、やはりこの品種は欠かせないんですね。
 もちろん、「メルロー」になります。
個人的にこの品種には思い入れがあって・・・、
普段、あまり飲まないんですね(笑)。
なので、余計な先入観が無く、ニュートラルに味わいをとらえられます。
この品種で大切なもの、それは「滑らかさ」ではないでしょうか。
薄いわけではなく、濃いわけでも無い。
ちょうど中間のバランスの取れているところで味が仕上がっている。
 当然、今日のワインもその1つ。
いまや世界的にも有名になっている、長野のメルロー。
決して濃すぎず、まるでシルクのように滑らかな口当たり。
湧き上がってくる香りも、この素晴らしい部分ですね。
飲んだ後に、素直になれる、そんな味わいのワインです。
丁寧に造られている、それが味わいに溶け込んでいる気がします。
で、この価格なら十分でしょう。
素晴らしき日本のワインですね~♪
 

感激しました。

手袋、片方だけ無くしました。
もう片方の使い道は・・・(笑)。
最近の無くし物には注意をしたい、かねこです。
 さて、ワインで感動、あまりしません(笑)。
コレ、本当のお話なのです。
客観的にみてしまうので、素直に「旨いな~」って感激する
場面に、なかなか遭遇しません。
飲む機会の少ない白ワインは、特にそう。
ところがっ!!現れました。
かねこを感激させて、ブルブルさせちゃう1本、それがコチラ↓↓↓

~~アカンテ・フィアーノ・サレント~~
 しつこいぐらいに言います。
かねこの大好きな、プーリア州(笑)。
なんといってもその味わいの明快さがたまらんのです。
今回のは、あまりなじみの無い
「フィアーノ」という葡萄品種。
第一印象は、「ワインのふくよかさ」でした。
何層にも広がる香り。
しっかりと完熟したフルーツが一斉に襲い掛かってくる感じ。
これだけ香りがあると、ちょっと飲みづらいのかと思いきや、
意外なほどに!?最後はドライになります。
だいぶミネラル感が強いのでしょう、なのでそう
感じるのかもしれません。
個人的には、「白ワイン=薄い」のイメージが拭い去れないので、
ボリューミーなものをどうしてもセレクトしがちになります。
でも、今回のワインのようにバランスが取れているのは
非常に素晴らしいと思います。
恐るべしイタリア、侮るなかれイタリアでございますなぁ~♪

早く飲みなさい!

 世の中にはいろんな方がいるもので・・・。
帰りの電車の中、から揚げ弁当を食べるのは
いかがなものでしょうか(汗)。
マナーと常識は紙一重!?の、かねこです。
 さて、ワイン。
「ワインは寝かせるほどに、旨い」ってお考えの方、
非常に多いですよね。
もちろん、ぜんぜん間違ってません。
でも・・・、それだけではないんですよね。
競走馬といっしょ(笑)。
逃げも先行も、追い込みもあるんです。
なので、早く飲むことで、
そのポテンシャルを発揮するものも少なくない。
コレなんて、まさにその象徴かもしれません↓↓↓

~~テッラニーマ・プーリア・ロッソ~~
 イタリアのステキな赤ワイン。
「かねこ」=「イタリア」=「プーリア」と言っても
良いくらいに、プーリアのワインは大好きでございます。
自由でいいですよね、実際に行ったことは無いですが、
形にとらわれない、自由なワインが多いです。
 さて、話を戻すと・・・、「早飲み」ですね。
このワイン、色からすると、ちょっと濃いなぁ~、
って印象を受けます。
しかしながら実際に飲んでみると、それを感じさせない
フルーツの香り。
品種はモンテプルチアーノとネーロ・ディ・トロイアのブレンド。
こんなにステキな味わいで千円札ですから、
これは飲まなきゃダメ~でございます。
 確かに、今飲んで美味しい。
本当に軽快でフルーティな味わい。
渋味??そんなのは全く気になりません。
こう言うのって、熟成させるとどうなるんでしょうかね。
 かねこの場合、一応ワインセラーはありますが、
「大切に寝かせておく」行為がなかなか出来ません。
我慢が聞かないので、ついついあけてしまいます。
まぁ、それぞれのワイン、「このポイントじゃなきゃダメ!」なんて
ことは無いですから。
自由な立場で、自由なスタイルで楽しみたいものですね。