それでも工事は続く 

幼稚園の正門に向かう坂道。ブロックの向こうに園舎がなく、空が見えています。

ブロック塀の向こうをのぞいてみると・・・

土曜日の今日も解体工事が進んでいます。

建物の基盤になっていたコンクリート基礎の解体をしています。

基礎のコンクリートの解体除去が来週にかけて進み・・・

完全な更地に戻る予定です。

ちなみに今日の幼稚園、土曜日の時間外保育に6人のお友だちが来ています。

朝の時間に作ったブロックの作品。

こちらの車も力作です。

ママやパパがお迎えに来るまで
みんなで仲良く遊びましょうね。

遂にその日が訪れました。

遂に建物がなくなりました。

新館側にわずかの鉄骨が残っていますが・・・

建物としては完全に形がなくなりました。

もともと昭和50年当時の団地造成の頃、園舎が建つ前の風景もこうだったんでしょうね。

園庭上段に上がる階段からの撮影です。

屋上からの撮影です。建物がなくなってしまったことを実感します。

2台のブルトーザーが園舎の鉄骨を集めています。

38年間、園舎を支えてくれていた鉄骨です。

3370人の卒園児を世に送り出し、38年3ヶ月の永きにわたり
たくさんの園児の心と体を育ててくれた昭苑幼稚園の本館園舎。
本日をもってその役目を終えました。
この園舎に関わったすべての人々の思いは
これから建ち上がる新園舎に全部残らず引き継がれていくことでしょう。
ありがとう 昭苑幼稚園 本館園舎。
さようなら 昭苑幼稚園 本館園舎。

年少さんの外遊び 3歳児にじ組はと組

今日は園庭上段で午前中、年少さんが遊びます。

はと組さんが先に到着して遊びはじめました。

お外で遊んでいるときの子供の表情は本当に明るいですね。

バスに乗る人は集まってくださーい。

ドラえもんの滑り台も大人気です。

カバさんのお口の中をお掃除してくれている子がいます。

こちらで遊んでいるボクたち・・・

まだ青い柿の実を見つけて、見せに来てくれました。

にじ組の担任の先生の指先に、てんとうむしがとまっています。

みんな並んで園庭上段に移動します(これは屋上からの撮影です)。

滑り台は思ったより勢いよく滑れました。

バスのクルクルは大人気です。

小人の小屋で、おままごと。

すこし曇り空でしたが、ちょうどいい陽気でしたね。

にじさんもはとさんも、体をいっぱい動かして遊びました。

2階部分が完全になくなり・・・

業者の方と衛兵さんのお色直しの相談があり、間近での撮影ができました。

立ち入り禁止の現場での撮影もさせていただき・・・

すでに2階部分がすべてなくなっていることに気づきました。

わずかに残された鉄骨の柱と2階に上がる階段です。

2階部分の解体が済み、建物の覆いも1階部分のみとなりました。

いよいよ明日、遂に・・その日が来ます。

遂に本館の屋根がなくなりました。

昨日は八分の三は残っていたはずの屋根が
今日の工事が始まるや、あっという間に工事が進み・・・

2台のブルトーザーがフル稼働で園舎を解体していきます。

作業はあれよあれよという間に進み・・・

お昼には遂に屋根がなくなってしまいました。

かろうじて残っているのは1階の運転手さんがいた部屋の天井部分のみです。

園庭上段に上がる階段からの撮影です。

どこまでも抜けるように青い空に、白い雲が一つ・・・。

明日までには鉄骨の柱がすべて解体され、建物を覆っている足場も取り外されます。

お世話になった園舎に感謝の気持ちを込めて敬礼!

園庭上段でカマキリ発見! 年長たんぽぽ組

幼稚園の正門で写真を撮影していたら、園庭上段から子どもたちの声がします。

行ってみると、年長たんぽぽ組のお友だちが園庭上段で遊んでいます。

太鼓橋の上から工事中の園舎を眺める子どもたち。

向こうには解体工事中の園舎の姿が見えます。

園庭上段には楽しい遊具がいっぱい。

心地よい太陽の日差しを浴びて、みんな元気に遊んでいます。

肋木(ろくぼく)ぶらさがり~。

たんぽぽ組の担任の先生がカマキリの赤ちゃんを発見しました。

先生の声に反応して、みんなが「みせて、みせて~」と集まってきました。

ちなみに今日の午前中は年中すみれ組さんが
解体工事中の園舎を見学したあと・・・

梅ノ木公園に行って元気に遊びました。

梅雨の晴れ間を利用して、体をいっぱい動かす心地よさを
みんなで味わうことができています。

本館の屋根がさらになくなりました。

今日は特別に工事現場の中からの撮影です。

本館の2階の屋根がどんどんなくなっていきます。

この巨大なハサミが今日もその威力を発揮しています。

切り崩された鉄骨と屋根です。

園舎の柱だった鉄骨が山積みになっています。

なんと、いつのまにブルトーザーが2台になっています!

なるほど、2台ならば作業がどんどん進むはずです。

新館屋上からの撮影です。園舎屋根の八分の五がなくなりました。

衛兵さんはというと・・・いました! ここです!

今週中で鉄骨の柱と2階の屋根はすべて解体予定です。

外堀、内堀を埋められ、二の丸、三の丸も落ち、
あとは本丸を残すのみ・・・の心境です。

6月のお誕生会(参観) 全園児

本館園舎の解体工事が進むなか・・・

となりの新館ホールで合同礼拝と6月のお誕生会がありました。
今日の園長先生のお聖話は「ソロモンの知恵」です。

二人のお母さんが私の子だと言い張る赤ちゃん。どちらが本当の
お母さんか見極めるためにソロモン王はその赤ちゃんを半分に切れと言います。
その時、「その赤ちゃんを切らないで、この人にあげてください」と言った人を
本当の母だとソロモン王は判断し、赤ちゃんを半分に切るのは止めさせました。
子どもたちに母の本当の愛の深さを教え、お誕生日には
自分を大切に育ててくれたお母さんやお父さんに感謝の気持ちを
伝えましょう、というお話でした。
さあ、これから6月のお誕生会がはじまります。

6月生まれのお友だちが順番に自己紹介です。

次にお誕生月の子供たちの発表です。まずは年長さんから。

こちらは年中さんの発表です。

こちらは年少さんの発表です。

最後は満3歳のお友だち。7月から3名になります。

幼稚園と保育園の先生の出し物(エビカニクス)です。

本日、お子様が誕生月で参観に来られた保護者の方にインタビュー。

お父さんが昭苑幼稚園の卒園児という方もいらっしゃいました。
今日の園長先生のお話にもあったように
自分のお誕生日には、これまで大切に育ててくれた
お母さんやお父さん、お世話になった方々に
ありがとうの感謝の気持ちを伝えられるようになるといいですね。

本館2階の屋根も・・・

本館園舎の屋根が次々と崩されていきます。

屋根がなくなり・・・・

鉄骨と鉄骨の間から青い空が見えます。

切り刻まれた鉄骨や屋根はこちらです。

上から見るとこんな感じです。

新館の屋上からの撮影です。
現在、八分の三の屋根がなくなった感じです。

今週は思ったより早いテンポで作業が進みそうです。

園舎の一角がなくなりました・・・

今日は1階と2階の間の天井が全部なくなったんですか?
2階の天井はまだ壊さないですよね・・・?と現場監督Sさんに夕方聞いてみたら
今日すでに2階の天井も部分的に解体しはじめているとのこと。
あわてて園舎を見に行ったら・・・

ひまわり組の一角がすでにありませんでした。
遂に、そこにあったはずの建物の一角がなくなり・・・

正門側に回って見ても、確かにありません。

みんなの思い出が一番色濃く刻まれていた
ひまわり組の教室からなくなってしまうとは、なんとも皮肉な話です。

それでも衛兵さんは園舎に向かって敬礼をしています。

園長先生が昔話で第二次世界大戦中、死んでもラッパを
手から離さなかった兵隊さんの話を職員にしてくれたことを
ふと思い出しました。
崩れゆく園舎に向かって敬礼をし続けているこの衛兵さんは
毎日一体どんな気持ちなのでしょう・・・。
きっと溢れ出る涙をこらえながら毎日、りりしく敬礼しているんだろうなあと
今日つくづく思いました。