旭天鵬 初優勝に「頭が真っ白になった」
◇大相撲夏場所千秋楽(2012年5月20日 両国国技館)
旭天鵬はうれしい涙の初優勝。栃煌山との優勝決定戦を経て37歳8カ月と、昭和以降最年長での初優勝を果たし「信じられない。(賜杯は)重かった。(決定戦になり)ここまできたら、やるしかないと思った。頭が真っ白になった。20年間相撲をやってきて本当によかったと、つくづく思った」と語った。
定年するまで師匠であった元大関旭国で元大島親方の太田武雄さんも「こんなに頑張ってくれるとは。引退すると迷ったこともあったが、もう一回やる気持ちになってくれてよかった。旭天鵬は息子と同じように思っている」とよろこんだ。