日本 止めまくって開幕3連勝!五輪へ前進
◇バレーボール女子ロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選第3日 日本3-0タイ(2012年5月22日 東京体育館)
止めまくってロンドンへ前進だ。世界ランキング3位の日本は、同12位のタイに3―0でストレート勝ちし、開幕3連勝で勝ち点を9とし首位を守った。狩野舞子(23=ベシクタシュ)、江畑幸子(22=日立)、木村沙織(25=東レ)がそれぞれ4本のブロックを決め、チームでも計17本と計4本のタイを圧倒。23日の韓国戦に勝てば、アジア最上位としての五輪切符獲得に王手がかかる。
東京の新名所が開業した記念日に、真鍋ジャパンが新たな得点パターンを確立した。まるでスカイツリーのような高さで、タイの強打を跳ね返し続ける。ペルーとの初戦は10本、台湾との2戦目は8本だったブロックが、この日は計17本。4本だったタイを圧倒し、終盤に対戦するロシア、セルビアなどの高さに対抗できる手応えをつかんだ。江畑、木村と並ぶチーム最多4本のブロックを決めた狩野も「自分の役割が果たせた。怖いくらいに決まりました」と笑みを浮かべた。