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ロッテの先発・石川は先制点を許したものの、要所を占める投球で7回1失点の好投。約1カ月ぶりとなる白星に「コントロールを意識して投げた。粘れたのは良かった」と相好を崩した。
3月29日の楽天戦で今季初勝利を挙げ、幸先の良いスタートに思われたが、4月上旬に首の寝違えでチームを一時離脱。汚名返上へ期する思いは投球にも表れた。
打撃好調な西武の4番メヒアには、多彩な変化球も織り交ぜて無安打に封じ込めた。「調子は悪かった」と本人は振り返るが、粘り強く投げる姿に伊東監督も「1点でよく抑えてくれた」とたたえた。
これで西武相手には6連勝。相性の良さに「たまたまです」と謙遜するが、相手に苦手意識を植えつけることは、白星と同じくらい価値がある。