アーカイブ | 2017年2月13日

映画●「北のカナリアたち」

eiga-22映画●「北のカナリアたち」

●解説- 日本映画に新たな歴史を刻む、大型プロジェクト。東映創立60周年記念作品として製作される『北のカナリアたち』。 日本最北の地、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島を舞台に、かつてない衝撃と感動の物語が描き出される。 北海道の小さな島の分校の教師と6人の生徒たち。響き渡る子供たちの歌声は島の人々の心を癒していた。そんな時に起きてしまったあの事故―。全ての人たちが引き裂かれ、楽しかった思い出と共にそれぞれが後悔や心の傷を抱えたまま長い年月を過ごしていく。20年後、ある事件を機に先生と生徒たちが再会し、今まで心の奥に凍てついていた”真実”が溶けるように明かされていく。 主演には日本を代表する映画女優・吉永小百合。ある事故をきっかけに苦しみを抱え続けた教師・川島はるを、圧倒的な存在感で演じている。はるの夫役に柴田恭兵、島に赴任してくる警察官役に仲村トオル、はるの父親役に里見浩太朗と錚々たる俳優陣が並ぶ。さらに教え子たちの20年後を演じるのは、時代を牽引する実力派俳優、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平。また物語の重要なポイントとなる幼少期の生徒たちは、全国から集まった約3,100名の子供たちの中から”天使の歌声を持つ”6名を選出した。その美しい歌声が情感豊かに物語を包み込む。 [監督]阪本順治[出演]吉永小百合 柴田恭兵 仲村トオル [上映時間:130分 ] ●[ 2012年11月3日公開 ]