94才の叔母に教わる事

目黒に住む主人の叔母は6月で94才になりました。


  

いつもパワー溢れる、前向きな考え方に感心させられ、私のロールモデルになっている一人です。

毎日近くを散歩したり、週一回は老人向けのスポーツジムに通ったり、又読書が大好きで、色々な事に興味を持ち、94才とは思えないクリアーな頭脳です。

若い頃からオシャレが大好きで、服飾デザインを学び、戦後に銀座の一等地であったみゆき通りに自分のブティック(Kuro)をオープンさせました。

当時の芸能人なども叔母のデザインに魅せられてKuroに通ってきたそうです。

そして60才でお店をたたみ、目黒の自宅で10年程はブティックとして働いていました。

60才を過ぎてからもジャズダンスを習ったり、ゴルフをやったり、年齢に縛られる考えは全くありません。

又90才も過ぎると当然体の痛みや不調が多く出てくると思いますが、そんな時でも弱音を吐きません。

「弱音を吐いても治るわけじゃないからね」と・・・いつも前向きに明るく自分自身をコントロールしています。

時々電話で話すと、その張りのある、元気な声に圧倒させられます。

年を重ねていくって本当に大変な事なのかも知れませんが、叔母を見ていると私もこんな風にいつも明るく、前向きな気持ちを持って年を重ねて行きたいと思います。

昨日は目黒に近いウェスティンホテルの最上階の「ビクターズ」でお誕生祝いをしました。

50年も前に綿サテンに大きな刺繍を施した生地をフランスから輸入し自分でデザインして作ったブラウスを着て来てくれました。

とっても素敵でした!


  


     


お米で作ったポタージュ、トリュフ風味、叔母はこのデザインをとても気に入っていました。


野菜のパフェ、トマト味のアイスクリームの上に様々なドライした野菜がのせてあり、とても美味しく喜んでくれました。