台湾旅行 その2です。
台湾旅行 その1では、高雄まで行きました。
その後は最南端を横断して太平洋側の台東に出ます。しばらく北上すると花蓮という都市があります。
この花蓮は台湾で最も広い県です。大理石やメノウの産地としても有名です。
そんなことから「石の都市」とも言われています。
又、アミ族という少数民族の集落として開けたこの地は太魯閣観光の起点でもあります。
太魯閣は台湾の中央山脈を源とし、太平洋に流れ込む急流が長い年月にわたって大理石を侵食して作りあげた大渓谷です。
渓谷を縫うように走る道路は建設中に多くの犠牲者を出したそうで、その供養のための寺院も作られています。
その後花蓮から九分の街までは台湾の特急列車で行きました。
車両は日本製。日本の列車よりかなりスペースを広く取ってあります。
台湾の駅弁も体験。
2時間程電車に乗り九分に到着しました。
九分は山の斜面にへばり付くように広がる素朴な街です。
かつては金鉱で賑わい、閉山後は衰退の一途をたどっていた所映画のロケ地として使われ、一躍脚光を浴びるようになりました。
特に近年では「千と千尋の神隠し」のロケで使われたのは有名で、人気のスポットになっています。
茶房のテラスから見える東シナ海の先は石垣島、沖縄です。
最後は台北に戻り、市内を回りましたが、故宮博物館の込み合いには驚きました。
入館する際のセキュリティーチェックも厳しく、長い列を作ってようやく入りました。
18年前に行った時の方が人も少なく、ゆっくりと観賞できました。
今回は台湾の地方都市を色々周り、今まで知らなかった所を観たり、知らなかった歴史的な事柄等も知り、改めて台湾と日本の繋がりの深さを感じさせられる旅になりました。
台湾までは3時間のフライト。
又行って見たいと思います。