今回のご依頼内容は、Windowsが起動しなくなった!、との事。
お客様曰く、
お客様「インターネットをしていたらフリーズしてしまい、強制終了をしたら起動しなくなった」
らしい。
電話口の奥では、「カコンカコン」という音が響く。
・・・何の音だろう。
PCテクニカ(以下P)「その音はパソコンからですか?」
お客様「うん、2年前くらいから聞こえる」
P「・・・HDDが危ない状態なのでは・・・」
やりとりが続き、とりあえず出張へ。
予想としては、HDDが壊れる寸前のため、障害が発生している。
色々考えつつ、現場到着。
電源を入れると、「カコンカコン」と音がする。
(音の直後にHDDランプが点滅するため、予想は当たっていた模様。)
そしてWindowsのプログレスバーが延々と巡り、起動する事無く、再起動を繰り返す。
セーフモードの起動もだめ。
とりあえずチェックディスクをかけよう。
・・・の前に、データだけ取り出しておこうか。
チェックディスク中にHDDが壊れる可能性がある事をお話し、Linuxによりデータを回収。
その後、フロッピーからチェックディスクを行い、無事に起動。
HDDの余命は即日~数ヶ月程度(超アバウト・・・こればかりは仕方ない)です、とお伝えし、修理終了。
☆修理費用☆
合計:8,500円
内訳:7,500円(時間制工賃1.5時間)+2,000円(出張代)-1,000円(チラシ割引2時間分)
★お勉強★
・プログレスバー
・・・Windowsを立ち上げる時に表示されるバーで、左から右への移動を繰り返す、アレ。
パソコンの性能が低いと、ここで1分くらい待たされる。
実はプログレスバーを消す方法があり、消すと少しだけ起動が早くなる。
なお、延々と立ち上がらない場合、システムが壊れている可能性大。
・チェックディスク
・・・壊れたシステムを治してくれる、素敵な合言葉。
フロッピー起動ディスクやWindowsのインストールディスク、回復コンソールから実行できる。
なお、インストールディスクとは市販のOSディスクであり、メーカー製のリカバリディスクではない。
メーカー製パソコンの場合、フロッピー起動ディスクを作製しておかないと泣きを見る。
HDDが逝く直前の状態である場合、負荷のかかる操作(チェックディスク、フォーマット)などで
トドメを刺してしまう可能性があるため、データを回収した後で操作を実行するのが吉。
パソコン修理・回収・中古販売してます♪
http://pctechnica.info