Electro Voiceのマイク

PAの現場でのマイクロフォンといえば 永らく最大のシェアを占めていたShure
当時は1本何万円もしたものですが
時代と共にアメリカユニットだったものが台湾、中国ユニットになりました
これはこのメーカーに限ったことではなく ほぼ全ての有名メーカーは 生産の拠点を人件費の安いアジアへ移行
音の印象もなんとなく変わっていった気がします
ちょっと硬めの 高域が持ち上がった印象 音の抜けを良くする工夫なのですが それが変に耳につく感じでした
そんな中 出逢ったのが Electro Voice のマイクロフォンです
最初に手にしたのは N/D757

テストでYaeさん(加藤登紀子の次女)のライヴで使って好評を得ました
この時は立ち会わなかったために実音を聴くことがなかったのですが
Yaeさん曰く「声が全部吸い込まれていく!」だったそう
で 今回 里香さんという女性シンガーのライブに使って 初めて聴きました
声が出る時の声帯の振動そのものが聴こえる感じです 生々しいのです 最高にエロティック 官能的
他の機材はいつものモノなのに マイクを替えただけでこんなにも違うものか!!
で すっかりマイクフェチになってしまった
こちらは現行モデル N/D367s
ごくオーソドックスな音質 派手でもなく地味でもなくちょうど良い音

これは同じく N/D157B オークションで落札して届いたのを触ったら外装のプラスチックがボロボロと剥がれ。。
結果ダイキャスト部分を黒塗装。音は太くて大きな存在感のある音

これはオマケ SONYの銘機 F560
70年代のTV番組を見てると出てきます こないだは若い頃の石川さゆりサンがこれで「津軽海峡冬景色」を歌ってました
繊細な音質 ゲインが小さいのでミキサー側でちょい持ち上げてあげるといい

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