解体2日目

運動会代休の今日、解体工事2日目です。
本館と園庭の一部が完全に仕切られました。

新館出口から園庭上段へ続く道です。
ここを通って、園庭上段へ遊びに行けます。

ちなみにこの壁の向こうはこんな感じ。
大きなブルトーザーが園庭に入りました。

園庭上段はこんな感じ。
階段から下の段には降りられないようになりました。

本館前の正門が解体物の搬出口
(建築時には資材の搬入口)となるため
門の解体がはじまりました。

園舎の前に敬礼しながら立っていた衛兵さんは
新園舎の前に再び立つため、工事期間中は
倉庫でお休みしていますのでご心配なく・・・。

解体初日

運動会翌日の日曜日から
昭苑幼稚園本館の解体工事が始まりました。
本館前の正門が資材の搬入口となるため
門の一部が取り壊されます。

園名の入ったプレートは再び使われるため
事前に撤去されました。

園庭のなかで、カラコーンの左側は
資材置き場になり、右側の部分だけが
園庭上段への連絡通路として残されます。

明日は正門の一部が取り壊され、
さらに仮置きされたカラーコーンの代わりに
正式な仕切りがされて中に入れなくなります。

これが本当に最後の最後の姿です。
新しい園舎に生まれ変わるその日を心に思い浮かべ
しばらくはこの寂しい思いを耐え忍んでいきたいと思います。
建て替え工事の様子は随時、ブログで
お知らせしていきますので、みなさまも是非
応援して下さい。

本館園舎さよならメッセージの書き込み 年長組

きのうの園舎さよなら感謝礼拝では涙を流す子が何人もいて
感動的なお礼拝をすることができました。
今日はお別れのメッセージを書きに来ました。
ひまわりさんは去年のひまわり組が使っていたお部屋で
メッセージを書きます。

最初の一筆は誰もがためらいと戸惑いで、なかなか書けません。

でも、書き始めたら、どんどん楽しくなってきました。
(注:壁へのいたずら書き等は他のところでは絶対にしないよう
 事前に園児とはおやくそくをしています)

ようちえん だいすき!って書いた子もいますね。

たんぽぽさんは去年のたんぽぽ組が使っていたお部屋に来て書きました。

書いているうちに「ありがとう」の言葉が自然に子供たちの口から
あふれ出てきます。

「えんちょうせんせい つくってくれて ありがとう」のことばが
あふれ出てくるうちに壁はメッセージでいっぱいになりました。

もっともっと描きたいよ~

まだまだ書きたい!の声がたくさん聞かれました。

最後にみんなで記念撮影!

みんなで大きな声で「ありがとう!」って言いました。

誰もいなくなったお部屋。壊されれるとき、壁も痛がるのかな・・・

メッセージを書いたら、壊すなんてもったいなくなちゃった・・・

昨日の本館園舎さよなら感謝礼拝のあと
来園された保護者の方が壁にメッセージを書こうと
しましたが、まだ誰も何も書いていないところに書くのは
気が引けると、実は誰も何も書かないで帰られました。
でも、もう安心!本日、年長さんが先陣を切って
たくさんのメッセージを書き始めました。
この写真をみて去年の年長担任の先生が
「去年の子たちにも、書かせてあげたかった・・・」と
思わずつぶやきました。
6月1日(土)の運動会のあと、12:30~14:00
ぜひ卒園児のお友だちやお父さんお母さんも
思い出の園舎にメッセージを書いて下さいね!
みなさまのご来園を心よりお待ちしています。
お願い: 12:30より園庭を駐車場として開放する予定ですが
      駐車台数に限りがありますのでお近くの方は徒歩で
      来園してくださいますようご協力をお願い致します。

本館園舎さよなら感謝礼拝 全園児

今日は昭苑幼稚園の4月・5月のお誕生会と、まもなく解体工事がはじまる
本館園舎のさよなら感謝礼拝が行われました。

誕生月の園児の保護者だけでなく、たくさんの保護者や園内外の
関係者もたくさん集まりました。

お礼拝のなかで幼稚園の先生たちが
「ありがとう さようなら 昭苑幼稚園本館」という紙芝居で
本館園舎にまつわる思い出を発表しましたので
紹介させて頂きます。
ありがとう、さようなら しょうえんようちえん ほんかん

酒々井町に最初の東酒々井団地が造成され
入居が始まると同時に、町の要請により
初代理事長・堀口勇先生と、現在も現役の
園長先生である堀口昭子先生がキリスト教の信仰と
聖書の精神に基づき、私財を投げ打ってゼロから創設
された昭苑幼稚園。昭和50年2月25日に1階が竣工、
同年12月4日に2階園舎が竣工しました。

昭和50年4月の開園以来、3370名の卒園児を
送り出してきたこの園舎。敬礼をしているこの衛兵さんも
たくさんの子供たちの笑顔を見守ってきました。

6月1日(土)に予定されている運動会のあと
7月中旬までかけてこの園舎が解体されます。

園舎中央にある昭苑幼稚園のマークは花くるすの紋章です。

ここは本館2階の青いじゅーたんの部屋。
クリスマスや発表会の踊りを覚えるときに
使っていましたね。特に年長の男の子は
発表会の日舞をここでたくさん練習しました。
開園当初、レンガ建ての新館ができるまでは、ここで
入園式や合同礼拝が行われていました。

その昔、ここでは日曜日に教会のお礼拝や子供のための
日曜学校が開かれていました。学校法人堀口学園を創設された
初代理事長・堀口勇先生が日本キリスト教団の牧師であり
日本基督教団酒々井伝道所がここにあったからです。

ここは2階の1番奥の部屋。
去年の5歳児年長たんぽぽ組のお部屋。
教室の荷物はすでにほとんど運び出されています。

ここは去年まで5歳児年長ひまわり組が
使っていたお部屋です。太陽の光が
いっぱい入るひまわりさんにぴったりのお部屋。
今はお友達がいないお部屋でも
みんなの笑い声が聞こえてきそうです。

ひまわり組の前の廊下から1階に降りる階段です。
この階段を何千人もの園児がのぼりおりしたんですね。
園長先生が直筆で書いてくれた
「かいだんは ゆっくり ゆっくり かたつむり」の
メッセージのおかげで、階段での事故は
一つもありませんでした。

ここは本館1階。春休みまで時間外保育をしていたお部屋です。
パパやママがお仕事をしている間、朝早くから夜遅くまで
時間外さんたちが夢中になって遊びました。
6月1日の運動会では年長さんの鼓隊の準備室となり
最後の役目を終わることになります。

ここは去年まで満3歳もも組さんたちの部屋でした。
おむつをしていたももさんも、この部屋で大きく成長し
すっかりお兄さんお姉さんになりました。
今は運動会の大道具がたくさん置かれ
最後の大仕事に備えています。

ここは1階のトイレ。平成23年3月11日の
東日本大震災で壁が傷んだため改修をしました。
新しい便器に子供たちも大喜び。
こちらのトイレの便器はまだ新しいので
今度出来る新園舎でも流用して使われます。
その他にも扇風機やガス暖房機も
新しい園舎で引き続き使われます。

ここは先生たちの思い出の会議室。
ここで話し合われたこと、決められたこと、
園長先生からたくさん教えて頂いたことが
子供たちの保育へとつながっていきました。
朝早くから夜遅くまで職員や子供たちのために
心を尽くしてくださった園長先生、本当にありがとうございます。

ここは幼稚園の事務所。平成16年に一部改修をしたので
そんなに古い感じがしない事務所で、壊すのが
もったいないくらい。窓一枚、引き出し一つも
全部新しい園舎に持っていきたいくらいです。

ここは放送室。
運動会や夕涼み会、朝の体操、避難訓練など
園内放送や園庭行事のときは
この放送室が大活躍でした。
いつも先生やお友だちの声が響きわたっていましたね。

事務所の窓口です。
幼稚園の先生と事務所の先生、保護者の皆様が
よく声をかけあった場所です。
年長さんはお当番でおつかいをしてくれたり
お手伝いで事務所にもよく来てくれました。

ここは職員玄関。こちらも平成16年に改修したばかり。
解体するにはもったいない玄関です。
扉を閉めると丸い形。みんなの心が一つにつながる丸い形。
新しい園舎にもみんなの気持ちをつなげていけたらいいですね。

お歩きのお友だちが登降園で使った思い出の坂道。
ブロック塀沿いの木も開園以来のものです。
学童保育の前の植え込みには、園長先生が大切に
育ててくれていたツツジが毎年きれいに咲きます。

どの部屋にも、どの部屋にも
たくさんの思い出がつまった本館園舎。
ありがとう、さようならのメッセージを園舎の壁に
書き残すことができるように理事長先生や園長先生が配慮してくださいました。
6月1日(土)の運動会終了後、12時30分から14時までの間に
是非みなさんも感謝のお別れメッセージを園舎に書き込みましょう。
こちらは新館3階ホールの壁に飾ってある
初代理事長・堀口勇先生の写真です。

今日のこの本館園舎さよなら感謝礼拝を
天国からきっと見ていてくれたことと思います。

昭苑幼稚園本館園舎さよなら感謝礼拝のお知らせ

昭和50年4月開設以来、3,000名を越える卒園児を送り出してきた昭苑幼稚園の本館園舎。
38年を経過し老朽化した園舎をこのたび改築することになりました。
新園舎建築のため、2013年6月3日(月)から本館園舎の解体工事が始まります。
つきましては在籍園児とともに5月29日(水)午前10時10分から午前11時の時間で、園舎のさよなら感謝礼拝をいたします。
当日は、園関係者(卒園児もどうぞおいで下さい)の皆さんに思い出深い園舎の壁にお別れメッセージを書き込んでいただく時間を設けます。
又、6月1日(土)開催予定の運動会終了後にも、12時30分から14時までの時間でお別れメッセージの書き込みの時間を設けます。
皆さんの心の中にある思い出深い園舎にメッセージを書き込みにおいで下さい。