ランパル ~フルート・オカリナ教室~

今日は都内の音楽教室のレッスンのため電車のなかでまったりランパルを聞いています。
ジャン・ピエール・ランパルをご存じでしょうか?
ジャン・ピエール・ランパルは、高名なフルート奏者だった父ジョゼフ・ランパルに幼少時から手ほどきを受け、
父が教鞭をとっていたマルセイユ音楽院に学ぶ一方、医科大学にも進みます。
日本の過去のフルーティストのなかにも、一度は学問の大学に進むが自分の夢を捨てきれず、音楽の道へ進んだ、という経歴の持ち主がたくさんいます。
戦前戦後の男尊女卑の時代、「日本男子たるもの音楽なんぞにうつつをぬかしているんじゃない」という風習があって、なかなか自分のやりたい道へは進めなかったんですね。
さて、ランパルの話にもどります。
マルセイユ音楽院に学ぶ一方、医科大学にも進んでいたランパルですが、第二次世界大戦中に医学を止めてフルートに専念し、
パリ国立音楽院を5カ月という短期間で卒業します。
25歳の時にジュネーヴ国際コンクールに優勝して注目を集めます。
多彩な表現力と華麗な演奏スタイルを備え、広いレパートリーを持つランパルは、
第二次世界大戦後のフルート界の発展に広く貢献しました。
ランパルが残したレコードは極めて多く、本人も多すぎて正確な数はわからないと言っているほどです。
彼ほどたくさんのレコードを出している管楽器奏者は他にはいないのではないでしょうか。
そんな巨匠の音楽は、この程よい気温になっている電車では最高の子守歌。
そしてこの天気の良さ!!!
眠くなってきましたよ…
寝てしまおうか…どうしようか…
ウーン ウーン
おやすみなさい。