こんにちは!
5月らしからぬ暖かさに少々バテ気味です。
体調を崩される生徒様も多い中、私も一緒に倒れそうですが、産休まで残り1か月。張り切って「来月は休みなしでレッスンします!」なんて言ってしまいましたがちょっと不安になってきました。
ここは気合で、生徒様のため、より楽しいレッスンを提供できるよう気合いで乗り切る覚悟です。
さて、先日生徒様がハワイでバカンスを楽しんで来られたということで、ちょいとばかし私もハワイの風をおすそ分けしていただきました。


1年に1度は必ず行かれるそうで、そのたびにこのクッキーをいただいています。
ハワイではメジャーなクッキーなんだそうですが、これがまたおいしいんだなあ~!
癖になる甘さで、前回頂いたときはレッスンの合間に全部一人で食べてしまったという恐るべきクッキー。
妊娠8か月で病院から体重管理の指導を受けている今、前回のように「レッスンの合間に全部食い」だけは避けねばと思い、今すぐにでも食べたい衝動を抑え、封を切らずに家まで大事に持ち帰ってまいりました。
さて、そんなハワイは年間平均気温は24度と常夏の島。今の日本とは違って気候は比較的落ち着いているようです。
こんな不安定な日本で「今日は暑い」「今日は寒い」と言っているよりは、思い切って海外に逃亡してみるのもいいでしょうね。
生徒様はご夫婦でゴルフ三昧だったようで、真っ黒に日焼けしていらっしゃり、ニコリと笑った顔からは白い歯がキラリと光っていました。
ハワイ州の人口はおよそ112万人。
そのうちアジア太平洋系が62%(日系24%、フィリピン系15%、中国系6%、朝鮮系3%など)で日本人も多いので、日本語は大体通じますから、私みたいに英語で話すことのできるのは自己紹介ぐらいでもなんとかなる所だそうです。
意外にも白人は33%で、ハワイはアメリカ州内において白人が過半数を割る唯一の州なんだそうですよ。

アーカイブ | 5月 2015
実は譜読みが苦手だった
こんばんは!
最近は暑くて暑くて、今年の夏は一体どうなるのでしょうか…と心配になるほどですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さてさて、今日は前回に引き続き、最近の私のフルートに対する練習方法の考えについて書いていこうと思います。
前回は、私の今までの自主練習についてお話ししました。
「先生なんだから毎日しっかり練習やれよ」とツッコミを入れたくなるような、なんと不真面目な先生でしょう、と私自身思っています。
あ、学生の時はちゃんとやってたんですよ!一応…
実はですね、私は学生の時はずっと譜読みが不得意でした。
例えば今日のレッスンで曲が合格したとします。
すると次回から新曲のレッスンになるわけですが、この新曲を練習するとなると時間がとてつもなくかかるわけです。
曲が合格したのはうれしいけれど、今後また譜読みから苦労することを考えると、手放しでは喜べない複雑な心境になるのです。
音大生のクセにフリガナをふってしまいたい衝動に駈られるほどでした。
バレると先生に怒られるので思いとどまりましたが…。
ですから、当時の私の練習は毎日フルートに向かっている時間は長いのですが、ほとんどを譜読みの時間に割いているという悲しい時間の使い方をしていました。
譜読みが難なく出来るようになったのは、実は講師になってからなんです。(フルートの音域、3オクターブだけですが)
「先生」と呼ばれる立場になったからでしょうか、このままでは生徒に示しがつかないと心の奥底にあったやる気に火がついて、譜読みや初見の練習に本気をだしました。
譜読みや初見の練習は、普段の教本やエチュードの練習とは別にして時間をとると、かえって効率がいいもんなのだというのを学んだのがこの時ですね。
そして初見力がつくと、1曲に対する練習時間が確実に短くて済むし、読めなくてイライラすることもなくなる、という素晴らしい効果がありことも学びました。
ほんと、今まで何と無駄な時間を過ごしてきたのでしょう…。
ですから私のフルート教室では、読譜力の向上に力を入れているわけですね。
やはり譜面はスラスラ読めたほうが、フルート自体を楽しむことができるのです。
生徒様を見ていると私と同じように、譜読みで苦労して「フルートは面白くない」と思う方もいらっしゃるようです。
それはとても残念なことです。
次回へ続く…

残念…
自分に自信をつける
こんばんは!
最近は妊婦生活も慣れ、モチベーションも上がってきたのかパソコンのキーボードを叩く手も軽快です。
いままでのあのやる気のなさは何だったのだろうか…
毎日ブログを更新するという目標を立てていたあの頃の私が恋しい…
これはきっとホルモンのせい…そう、ホルモンのせいなら致し方ないよね、なんて思いつつ、久々のブログ更新にワクワクしています。
毎日更新、なんてハードルが高いことは言わず、気が向いた時のストレス発散にチョコチョコ更新するつもりで今はいます。
さて、今週は私の最近の練習に関する考え方や、今までの私の経験について書いています。
前回はお恥ずかしながら「実は私は先生のクセに譜読みが苦手だった」ということについて書きました。
今日は私が最近実践している練習方法をご紹介します。
私は飽きっぽいといわれるB型の典型でして、練習にも変化をつけないと自分から練習をしようとしないどうしようもない先生です。
つまらないと誰が見ても明らかに「イヤイヤ練習してるなあ」という音色と態度で、それでも練習してますが、練習した内に入らない集中力のなさです。
こんな性格ともう30年以上付き合っているわけですから、とにかく楽しく練習できるようにと長くて1年ごと、短くて3か月ごとに練習内容を見直している訳です。
こうでもしないとマンネリ化して堕落の一途をたどります。
なので毎日同じことをコツコツ努力している人を見ると憧れます。なぜなら私がやると1か月と持たないと思い込んでいます。
そんな飽きっぽい私が今やっている練習方法、それは、私がいま敬愛している言葉「努力と根性」から、わざと努力と根性がいる練習方法をとっています。
ちなみに前までは「短時間で効率よく」をテーマにしていました。これはこれでなかなか楽しい練習方法でした。
忙しいかた向けですね。
その方法は後日ご紹介します。
話を戻して、今私がどんな方法で練習しているかというと、ただヒタスラ曲を通すこと。
1曲につき○回、とノルマを決めて、1回やるごとに「正」の時を譜面の片隅に書いていくのです。
これは私が持っている資格取得の勉強法を応用してみました。
私は最低20回通します。
20回も通すと、曲の全体が理解できますし、間違うところも決まっているのがわかります。
次に、間違う所を部分練習。
そして全体に抑揚を付け、また通しの練習です。
私は10回をノルマにしています。
ここまでやると、楽譜をみなくても口ずさめるようになっています。
結構、努力と根性がいる作業です。
この練習方法のメリットは、「そう簡単に忘れないこと。」
トータルで30回は通していますから、そりゃあ頭に残ります。
そして「これだけ練習したぞ!」と目に見えてわかること。
正の字はその何よりの証ですから、自身がつきます。
デメリットは「やたらと時間がかかること。」
時間のない方には、30回達成はそれこそ努力と根性がいります。
練習時間確保の努力もいりますね。
私は自分の精神を鍛えなおすつもりで取り組んでいます。
この方法は「短時間で効率よく」の練習方法とは相反するもので、とても効率がいいとは思えません。
しかも読譜力が備わっていないと、30回ではおそらく完成しないと思います。
人を選ぶ練習方法ですが、私は自分の「我慢する心」を鍛えるのも含めてやっています。
あと「自分に自信をつけること」
正の字を書くことが小心者の私には合っているようで、レッスン前にこの正の字を見て「これだけ練習したんだから大丈夫!」と自信を与えてくれます。
私って本当に自分に自信がないんだなあ…と悲しくなりますけどね。

私のダメなところ、暴露します。先生がこんなのでいいのだろうか…
こんばんは!いつもご無沙汰ばかりしております。
もうすぐ産休に入ることとなり、「子供が産まれたらあまり楽器の自主練習出来なくなる」という焦りから、今必死に練習溜め?!しているところです。
さて、私はたまに師匠の所へレッスンしていただきに行きますが、いつも行けるわけではありません。
本当は定期的に行くのが上達するのは分かりきったことですが、仕事や子育てがあるとなかなか難しいものがあります。
そんなときは自主練習に励むことになるわけですが、最初のうち(例えばレッスン明けなど)は良いのですが、ダンダンとモチベーションが下がっていきます。
「まだレッスン日まで時間があるから、余裕余裕!」なんて思うわけです。
そしてレッスン日が近くなってくると「焦り」が出て「ちゃんと練習しておくんだった!」と後悔しながら必死に練習し、レッスン当日の出来は良くなく合格をいただけない、ということを繰り返しているわけです。
これは昔からそうなので私の悪いクセです。
本当はコツコツと毎日練習するのが良いですよね。
野球のイチロー選手のように、「今日はやりたくないなあ…」なんて思っても「ここでやらなかったら、今までの頑張りが無駄になる」と自分を奮い立たせて練習する、この努力が上達への近道です。それをイチロー選手は身をもって証明しています。
私もそろそろ良い歳だし、しかも「先生」という立場なのだからなんとかしたいと思い立ち、2・3か月前からある目標を掲げ、練習に励んでいます。
次回へ続く…

