アーカイブ | 12月 2014

フルートの扱い ~フルート・オカリナ教室~

こんにちは!
もうそろそろ年賀状作成に本腰を入れなければならない時期になりました。
もう準備はお済みですか?
私はまだまだこれからですよ…まずは何枚買えばいいか確認しないと始まりません。
ちゃんと数えておかないから毎年余るんです…
さてさて、先日ブログで「初心にかえろう」という話をしましたが、
今日はもっと初心にかえって「フルートの扱い方」を確認しておきましょう。
キャリアを積んでくると先生も「その置き方違う!」「拭き方、そう教えてないでしょ!」なんて言いづらくなるもんです。
「あ、たまたま今回そうだったんだよね???」
と思い、決して口に出しては言えませんのでぜひここでもう1度初心にかえってみてくださいね!
1.フルートを机等に置く時はキィ部分を上にして置きましょう。
きちんと安定する場所に置いてくださいね!!!
2.市販のメガネ拭きやセーム皮で、楽器に付いた指紋や水分をそこそこ残さないように拭き取りましょう。
キィは力を入れないでやさしく、なでる程度の力で拭きましょう。
※ガーゼ等を使用して拭くと細かいキズがつきやすいので注意です!
指紋をそのままにしておくと、黒ずんできてしまう場合がありますが、それはよっぽどの時です。
神経質にならずに「ササッと」拭きましょう。
3.フルートを使った後は、管内に付いた水分は、そうじ棒にガーゼを巻き付けて拭き取りましょう。
4.保存は必ずケースに入れて保管しましょう。
(陽の当たる場所や、湿気の多い場所には置かない方が長持ちしますよ)

ドヴィエンヌ

こんにちは!!!
すっかり世の中寒くなってきました。
私はすっかりこたつで丸くなってます。
さてさて、今日はフルートをやっている方は必ずお世話になっている、ドヴィエンヌをご紹介したいと思います。
作曲家の生い立ちを知っておくのも、その曲の理解へつながりますからね!
フランソワ・ドヴィエンヌ(François Devienne, 1759年1月31日 – 1803年9月5日)は18世紀フランスの作曲家・木管楽器奏者です。
パリ音楽院のフルート教授を務めた素晴らしい方。
鞍職人の家庭に生まれるれ14児の末子でした。
地元で聖歌隊員として最初の音楽教育を受けながらフルートも勉強しはじめ、様々なパリのアンサンブルでソリストや楽団員として演奏活動を始め、パリ音楽院の教授を務めるまでになりました。
1803年にパリ近郊シャラントンの療養所で亡くなります。過労死だそうです。
彼の作曲した約300曲に上る器楽曲は、ほとんどが管楽器のために作曲されています。
10曲ほどのフルート協奏曲と4曲のファゴット協奏曲、吹奏楽のための交響曲、様々な楽器のための三重奏曲や四重奏曲があります。
優雅な旋律様式から、「フランスのモーツァルト」と呼ぶこともあるそうです。
教本には彼の作品が必ずと言っていいほど掲載してあります。
よくお世話になっている方なら「フランスのモーツァルト」の言葉の意味が感覚で分かっていただけるのじゃないでしょうか。

低音スタッカート

こんにちは!我が家の壁修理が終わり、とても静かな日常を取り戻しております。
最後の撤去作業の時に工事のおじさんたちが大きな声で「アナと雪の女王」を歌っていらっしゃいました。
おじさんたちにも浸透している「アナと雪の女王」
今年は紅白でもやるそうですね!
娘がとても楽しみにしています。
さてさて、低音のスタッカートは、誰もが難しい課題だと思います。
私が最初にこの問題にぶち当たったときは高校生の時の部活で「アンコン」に出場することになった時。
あの時は自分なりに研究して何とか克服しました。
その時思ったのは本当にできないのは、スタッカートだけ?
実はロングトーンでも出ていない事が多いです。
たとえば低音で「チューリップ」を吹いてみましょう。
どうですか?美しく吹けていますか?
まずそこから確認してみましょう。

持ち方 初心に返ろう

指が回らない=テンポが速いフレーズが音の粒を揃えて吹けない、指が動かない
という意味です。
指が回らない原因に、楽器の構え方が関係している時があります。
自己流で吹いている方によくあるのが、左手の支えが上手くいっていないことによって右手の負担が増え、
指の動きを邪魔してしまっている、というものです。
指が回りにくいのは「楽器の支えが安定していない」からかもしれません。
指が効率よく動くためには、手や指が自由なまま楽器を支えられると言うことをもう一度確認してみましょう。

三点支持

フルートの基本的な持ち方は「三点支持」。

これは「左手の人差し指付け根」「右手親指」「唇」の三点で持つことです。

左手と右手では、左手の方で主にフルートの重さを支える役目を持っています。
また、左手の支えがしっかりしていれば、唇へマウスピースを当てる圧力のコントロールがしやすくなります。さらに左手がしっかりしていれば、右手の5本指は自由に動かすことができます。
右利きの人が多く、左手に集中するのははじめは難しいかもしれませんが、頑張って克服しましょう。
身体全体を使っているか
楽器を支えるには手や腕だけでなく、肋骨、股関節、膝、足首などなど、身体の全部が関わっていて、全身が協力し合ってやっているということを思い出しましょう。
どうしても、持つといわれると手や腕に注目しがちですが、実は体全体が一丸となって支えているということ忘れてはいけません。

「茶筒いなったつもりで」

「足の先も意識して」

私がよく言っている言葉ですが、もう一度意識しなおしてみてください。

なにか変化があるようであれば、それはやはり「初心にかえって」みると新たな発見があるかもしれませんよ!

尾高 フルート協奏曲

私の大好きな曲にこんな曲があります。
尾高尚忠のフルート協奏曲です。
第1楽章の曲の頭がとても爽やかです。
このフルート協奏曲は、尾高尚忠の最後の作品になります。
最初は小編成オーケストラ版が作曲、初演されました。
そののち大編成オーケストラ版への改訂が進められましたが、1951年の作曲者の死により未完に終わっってしまいました。
当時日本でフルート奏者として活躍していた森正さんの依頼を受けて作曲を開始し、
フルートパートは、フルート奏者の森正さんの助言を受けながら、およそ2ヶ月で完成したそうです。
この版は同年初演されましたが、伴奏は小編成のオーケストラでした。
作曲者は大編成オーケストラ伴奏への改訂を計画、1950年の終わり頃から作業に取りかかったそうです。
しかし、多忙な指揮活動、健康悪化(酷い頭痛に悩まされていた)のため、思うように作業ははかどらず、1951年2月16日、作曲者は最後の1ページの完成を見ずに他界してしまいました。
続きは弟子にあたる林光が完成し、吉田雅夫を独奏者として作曲者の追悼演奏会で初演されました。
その後、作曲者の長男である尾高惇忠によるピアノ伴奏版も作られています。
全体的に明るい流動感に満ちている曲で、第1楽章 「アレグロ・コン・スピリト」 はどくか日本を思わせるような、第2楽章 「レント」 は、東洋の瞑想的な雰囲気が、第3楽章 「モルト・ヴィヴァーチェ」 は華やかなフィナーレを飾っています。
私は1楽章のみ演奏した事がありますが高度なテクニックを要しますので、テクニックのエクササイズ(タファネルなど)を十分にこなしてから挑戦してみるとよいでしょう。

練習のモチベーションを上げる 私の方法 ~フルート・オカリナ教室~

こんにちは!
日々のモチベーションを上げる、皆さんはどのようにしていますか?
私は最近ちょっとですが体調が良くなくて、今テレビでやっているフナッシーのように
「ブシャー!」
とか言えるテンションはありません。
毎日を元気いっぱい過ごしたいですよね。
私の場合は全体的にモチベーションが低くなっているのは体調が悪いからなので
体調管理をしっかりすれば良い話ですが、
例えば笛の練習をするモチベーションを上げる場合
このような方法があります。
1、楽器に関するグッツを購入する。
安いものでも良いし高い物でも構いません!
新しい楽器ケース、教則本、譜面台etc
ちょっとしたものを買う事で驚くほどモチベーションは上がるもんです!
2、楽器仲間をつくり情報交換をする
友人や先生など同じ楽器の話題を共有できる人を見つける事もとても有効だと思います。
ちょっとした情報でも良いし練習方法や目から鱗が落ちるような情報を知る事ができれば試してみたくなるはず!!
もし出来るなら2人以上で一緒に練習する機会をつくるのはとても良いと思います。
また、ネットの中で交流を深めるのもいいでしょうね。
3、目標を明確にする
例えば「この曲を●月までに吹ける様になる!」とか
「今年中に発表会に参加してみる」とか
「週3日はかならず基礎練習をする」とか何でも良いと思います。
大切な事は実現可能な範囲で小さい目標から立てていく事ですね。
モチベーションが上がらない理由にもう一つ考えられるのは、レッスン内容がワクワクしない
ということも考えられます。
もし思い当たる節があるようであればすぐに先生に相談してみることですね!!!
是非楽しいレッスンライフを!!!

読譜が苦手な方 共通点 ~フルート・オカリナ教室~

先日行った海浜幕張でこんなのを見つけました。

手前にあるハンドルを回すと、それと一緒に全体が回りだす、という遊具。
娘はハンドルを車のハンドルにみたてて「バスごっこ」をしていましたが、実際にはどうやって遊ぶのでしょう。
何かの発射台???

さてさて、私が講師をやっていて「初見が苦手な方」に共通する事をお話します。
笛キャリアは長いのに
簡単な曲1曲を演奏するのにすごく時間のかかる方
細切れならできるのに、1曲通すとさっぱり…
そんな方々の共通点は「目の動きが鈍い、楽譜を点で見ている」
ということです。
私はよく生徒さんの目線をジッと見ていますが、
楽譜を「線」で見ている方はやはりスムーズに演奏できる傾向にあります。
特に楽譜で「段が変わる」時。
譜読みが苦手な方は明らかに目線が次の段に行っていません。
今日の練習は「楽譜を線で」とらえ、滞りなく目を線で動かすことを意識してみてください。
特に楽譜の段が変わる時です。
水の流れのように…

★初見力

只今娘は食事中。
今はたまたまドラえもん見てるとこでしたが、最近のお気に入りは目の前の鏡を見ながら食事をしてます。
食事を楽しんでるのか!鏡の中の自分を楽しんでいるのかは不確かです。
そうそう、最近娘のことに関して心配事があります。
愚痴が多いんですよ
3歳児でも悩みは多いようです…
大人と同じね…
そこは「それは大変でしたねぇ」っと言って流してます。

さてさて、本日は私が考える「初見力」について。
初見とは、新しい楽譜をサッと見て即座に演奏することです。
初見技術は演奏家にとって必要な基本的能力です。
初見力が高い人は、「譜読み」に時間をとられなくなりますので、
最高の「時間短縮練習術」になります。
音符はスラスラ読めるので心の余裕も生まれてきますから、強弱記号などの演奏支持も目に入ってくるようになりますし、
アンサンブルの時は「音程」に気を付ける余裕も出てきます。
笛は単旋律楽器ですので、その点はピアノに比べれば楽なもんです。
是非身につけていただいて音楽をもっともっと楽しんでいきましょう。

そういえば、生徒さんが新しくブログを開設されたそうなんです。
是非皆さんに紹介してくださいとのことだったので、ご紹介させていただきます。

主婦の日記

毎日の出来事を勝手気ままに書いているそうです。
良いタイピングの練習になって良いとのことでしたよ。

私はこのブログはスマホで書くことが多いので、実はパソコンで文字を打つのはそんなに得意ではありません。
でもこの生徒さんは、ブラインドタッチを目指してブログで日々練習しているんですって!すごいですね。是非頑張ってほしいです。

ついでにこのブログの記事も書いてほしいです。

フルート 始めたばかりの練習法

うちの娘はのり好きです。
あればあるだけ食べてしまいます
パリパリした食感が好きな様子です。
大量購入したのですが、用途がたくさんあって便利ですね!
先日作ったデコ弁当、海苔は重宝しましたよ。
美術的センスがあまりなく、お姫様のつもりが菊人形で怖がられてましたけどね…
スナック菓子よりもこちらのほうが絶対健康にはいいですし、私たち夫婦のお酒のおつまみにもピッタリ
値段もピンキリで安けりゃ安いですもんね!
個人的には韓国海苔好きなんですけど、薄味好みの主人にはしょっぱすぎるからなかなか食べる機会がありませんな
ちなみにうちの娘は値段が安いノリのほうが薄くて好きです。
安上がりでママは助かります。
taiyouface

さてさて、フルートを始めたばかりで練習に明け暮れている時、最初によくぶち当たる壁は
「長い時間練習できない」ということ。
息が続かない、腕が疲れるなど、心は練習したいのだけど体がついていかない。
みなさんも経験ありませんか?
でも即効性のある対処法はそうそうあるものではない悩みです。
そういう時は潔く休むのがベストだと思います。
しかし折角頭の中は「音楽モード」。
この集中力をしばしの休憩で途切れさせるのはもったいない!!
私はレッスン中「生徒さんが疲れてきたな」と思ったら
フルートを置いていただいてピアノの前に座っていただきます。
ピアノが引けない方でも大丈夫、そこは私がフォローします。
そしていま取り組んでいる曲を弾いてみます。
またはわたしのタドタドシイ伴奏とダミ声で歌ってみます。
声の音域とフルートの音域は似てますので問題はありません。
「インプット」と「アウトプット」の脳の原理は変わりません。
フルートもピアノも同じ。
このことががすごく効果的で「譜読み」を楽にする手助けになりますよ。

ハリーポッターに出てくる百味ビーンズ

でました!
ハリー・ポッターに出てくるお菓子だそうです。
Yちゃんありがとうございます!
いろんな味があるらしいんですよ。
末恐ろしそうな味をピックアップしてみました。
「芝生味」
「石鹸味」
「ミミズ味」
「腐った卵味」
「耳くそ味」「鼻くそ味」
「土味」
「ゲロ味」
ひぃぃぃ!ですね。
正式な商品名は「バーティ・ボッツの百味ビーンズ」といいまして、見た目はゼリービーンズに似ていて
空豆程の大きさの物がランダムに袋詰めされて販売されています。
ハリーポッターの魔法族の子供の間では一般的なお菓子です。
私がいただいたのには末恐ろしい味はなかったですが、
見た目が綺麗で、うちの娘が喜んでました
目で楽しめて、お菓子はホントに楽しいです。