節分は過ぎましたが
酒壱番の住所に鬼が付いておりますが
全国的に鬼の付く地名は多いらしいです
昔からの言い伝えが2つ有る。
一つは神明寺に伝わる話では
歌舞伎にも出て来るそうですが
小栗判官(ほうがん)が愛馬で茨城に逃げ帰る途中
多分、酒壱番近くの沼にはまって危ないところに
お守りの仏様が出てきて助けてくれた、
近くの寺のイチョウの木に愛馬の鬼鹿毛をつないだ・・・
その馬の名前が鬼鹿毛なのでが鬼が超えたので
鬼越と小栗の地名になった。
イチョウの木樹齢700年以上らしいです。
酒壱番近くに判官沼・身洗いの字名を
親から聞いた事が有る、親がいない
今では場所はどこか不明です。
もう一つは神明神社に伝わる話
この辺に鬼が住んでいた所を
鬼子居(おにこい)と言ったそうだ
訛って鬼越(おにごえ)に成ったそうな。
鎌倉時代にすでに鬼越の地名が有ったそうです、
源頼朝が江戸方面に向かう時、成人が読んだ歌に
「小夜更けて、鬼のしこ草踏み越えて、行方言間ふ真間の浦人」
よく意味がわかりませんが鬼越と真間が出てます。
鬼高の地名は鬼越と高石神の頭文字を取って
鬼高と成りましたとさ。