先日は

ロッテの優勝パレードは凄かったですね(TVでしか観てませんが…)。
紙吹雪も凄ければ、あと片付けの素早さも報道されていましたね。ホントに素晴らしいと思います。
そんなパレードの行われている中、エステシティ海浜幕張の動物管理組合の会合に参加させていただきました。参加していただいた皆さまには、若輩者の話を聞いていただいてただただ感謝です。緊張だらけでしたが、30分間が「あっ」と言う間でした。
集合住宅で動物を飼うということは、皆さんがきちんとルールを守って、マナーも守るということが大前提なのは言うまでもありませんね。またそのコミュニティ内で生まれる動物を介した人と人との繋がりには大きな役割があると思います。
私たちもそういったコミュニティの「和」、お手伝いをできればと思っております(^-^)

本格的に寒くなってきましたね{{{{(+_+)}}}} 膀胱炎や尿石症の既往歴のあるネコちゃんたちはオシッコの仕方や量をしっかり見ていてあげてください。
MAKUHARI Beans Petclinic
http://www.beans.jpn.org

頸部痛

最近、たまたま多いので頸の病気のお話。
まずは頸の骨ですが、ほとんどのほ乳類の頸の骨は7個あります。
ヒトもワンちゃんもネコちゃんもキリンもネズミもみんなです。
(極々一部で例外があるようですが、それはさておきます。)
1番目の頸の骨を環椎。
2番目の頸の骨を軸椎。
2番目から7番目の間には椎間板が存在しますが,1番目と2番目はなく、噛み合うような構造をしています。

で、頸の病気が多いのは圧倒的にワンちゃんです。
主な病気には、「頸部椎間板ヘルニア」と「環軸亜脱臼症」があります。
両方共、「頸を動かすと強く痛がる。」「前足あるいは後足の麻痺。」などの症状を示します。
その他にも、「頸に力を入れて動かなくなる。」などもあります。
頸部椎間板ヘルニアは軽症の場合では内服と運動制限にて経過観察をしますが、根治療法ではないため再発を繰り返すこともあります。重度の場合はMRI検査にて確定診断後、外科手術を行うことが推奨されています。ミニチュアダックス、シーズー、ビーグルで多くみられます。
環軸亜脱臼は先天性あるいは外傷性に起こる病気です。ほとんどは先天的のため若齢での発症が多く、内科療法での反応はあまりよくないため、外科手術にて頸の骨を固定することが推奨されています。この疾患はトイプードルやチワワといった人気犬種に比較的多い病気です。
【環軸亜脱臼に対する外科手術】

実際に立つことができなかった子の術後レントゲン写真です。
手術用のピンと手術用骨セメントにて固定しています。
今では元気に歩くようになってます。
非常に難しい手術のため症状によっては改善が認められない場合もあります。
また術後の合併症も起こりやすい手術です。
当院ではこのような症例の手術もおこなっておりますので、もし何かご質問
ご相談などございましたら、お気軽にどうぞ。
先にお知らせしたように21日(日)に少しだけ院長不在となります。
また当日は11時から12時の間、千葉ロッテマリーンズの優勝パレードが行わ
れるため、周辺道路状況の混雑が予想されます。
来院はお早めに(^-^)
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一時停診

11月21日(日)ですが、11時から11時半過ぎまで一時停診します。
病院お隣のマンション「エステ・シティ海浜幕張」さんの動物管理組合の会合にて
動物の健康「食餌」をテーマにお話をさせていただくことになりました。
ちょっとの間だけ抜けさせてもらいます。
もちろん「9時~11時」と「11時半過ぎ~12時」までは普段通り診察致します。
副院長はおりますので、通常診療は可能です。
ご迷惑お掛け致しますm(_ _)m
何卒ご了承ください。

こんなキレイなかわいい顔してますが、最初に来た時はノミが…
スんごかったです(゚Д゚;
フロントラインスプレーをかけたら落ちるわ落ちるわ、
ざっと100匹近くはいました。いやホント冗談抜きで。
ちょっとだけ当院にいましたが、新しいおうちに行くことが決まりました(^-^)
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日本三大うどん

先日、群馬にいる知人の先生の病院に手術を兼ねて小旅行に行って参りました。
まだ紅葉には少し早く木々の色づきも疎らでした。
その日はこちらも寒い日でしたが、やはり群馬はもっと寒かったです(×_×)
ただ天気は快晴、気持ちのいいドライブでした。
朝食のCARKEYSさんのDogもテンションあげてくれました。
手術を2件入れていたので結局あまり観光はできずでしたが、以前にそこの先生に紹介してもらったビーグルのBeeちゃんがわざわざ会いに来てくれました。
Beeちゃんは頚部椎間板ヘルニアにより四肢麻痺で2カ月寝たきりでした。
かかりつけの先生にも難しいと言われていたようでしたが、患者さんとその先生の熱意でベントラル・スロットという頸部椎間板ヘルニアの手術を当院で実施することになり、今では何事もなかったかのように元気に走り回っていました。
そしてビーグルらしい吠え鳴きを繰り返しており、その姿には感慨も一入でした(゚ーÅ)
自分へのお土産は「群馬と言えば・・・」色々ありますが、やはりこれが外せません。
日本三大うどんのひとつ『水沢うどん』!

讃岐、稲庭の真ん中ぐらいのポジションでしょうか?個人的には3つの中で一番好きです。
是非一度ご賞味ください。
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学校訪問

暫くぶりの更新となりました。
すっかり寒くなりましたね。今日は温かかったですが。
昨日、千葉市獣医師会の会務の一つである学校訪問に行って参りました。
5、6年生の飼育係の児童たちに「飼育指導」のお話をさせていただきました。
ウサギさんの飼い方や病気について45分間もの長時間を一人で話ができるのだろうか?と正直不安に思っておりましたが、子供たちの活発な質問のおかげで、あっ!という間に終わってしまいました。
子供たちからの質問は、ウサギさんを飼育されている方にも疑問に感じることかと思いますので、その一部を紹介します。
Q. ウサギに多い病気は?
A. 毛球症や食滞といった食べ物が胃の中に溜まってしまう病気は多く、歯の病気も多いです。これらの多くが不適切な給餌が原因となっていることが多いです。ただ適切な食餌管理をしていてもなってしまう子もいます。
Q. 野菜や青草は与えた方がいい?
A. 牧草が十分で、適切な量のラビットフードを与えていれば、特に与えなくてもよいです。
 多少であれば与えても大丈夫ですが、主食を生野菜などにはしないでください。
Q. 体調が悪く、嘔吐しているかもしれない。
A. 基本的にはウサギさんが吐くことはないです。
 胃の入り口の筋肉が異常に発達しているためです。
 余談ですが馬もそうです。(単胃の草食動物という共通点がありますね。)
当院ではウサギの診療もおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
お邪魔した小学校は美浜区でしたが、来年の3月で統合廃校だと伺いました。
少子化、千葉市の財政難、社会的な問題を目の当たりにした一日でした。

謎の生命体、解剖中…。
子供の好奇心、どんどん伸ばしてあげたいものです(^-^)