今、私にできること

震災発生から早、10日以上。
行方不明者は未だ1万人以上、避難所生活の方もようやく20万人台になったようですね。
ちなみに阪神大震災の際は10日経過時点での行方不明者が50数名だったそうです。
50名でも多いですが、1万人、とてつもない数字だと感じます。
ACのCMではないですが、「今、私にできること。」として。
今週始めから千葉市で個人の救援物資の受付が開始されました。
さらには本日より千葉県庁でも受付が開始されました。
受け付けている物資は限られていますが、お手元に新品でかつ早急に必要としない物資であれば提供されてみるのも一つかと思います。
千葉市の受付可能品目→コチラ
千葉県の受付可能品目→コチラ

息子が予期せず履けなくなったオムツと、今も使っているけどストックしていたオムツだけですが、それらをもって本日、早速県庁まで行ってきました。

事前に申込書をHPから印刷し、記入して行くと「あっ」という間に終わっちゃいます(^-^)
千葉市のHPには支援物質を提供される場合の注意書きがあり、感心しました。
「支援物資を買ってまで支援するのはお止めください。(新たな買占めを招きかねません。)あくまで皆さんがお持ちの物をお持ち寄りください。(HPより転用記載)」
復興の種は今たくさん捲かれてます。
きっと捲かれた種は芽吹いてくれるでしょう。
しかし芽吹いたあと、大きく育っていくにためにも力が必要です。
「今、私たちにできること。そしてこれから私たちができること。」
しっかり考えていきたいです。

「おむつは託したぜ!」って、きっと言ってます。
今、被災地で苦しむ子供たちと20年、30年後の未来をきっと支えてくれるでしょう(^-^)b

計画停電への対応

こういう状況になっている以上はどうにもならないですね。みんなで協力するしかないです。被災地の知人の話を聞くに、生きていることと温かい食事が取れることにまずは感謝です。
計画停電ですが、TEPCOのHPを見ると花見川区幕張町はグループ2, 3, 4 に含まれるため、今のところグループさえ把握できてません。停電が何時なのかが全くわかりません。
当院としましては、計画停電の影響や皆様のご都合などを考慮し、通常の昼休みの時間帯としている12時から午後4時の間も診察をすることで対応させていただきます。
普段よりも暗くなっていますが、午前9時から午後7時の間であればいつでも診察致しますので、気にせず入って来てください。
明日以降も停電の状況により随時臨機応変に対応して参ります。
尚、当院の麻酔器、心電図モニター、人工呼吸器、点滴機は急な停電時も自動で充電式に切り替わるため、手術も通常通りお受けしております。ご相談ください。

あちら

こちらで
砂塵が舞っております。マスクは必要ですね。
海浜幕張駅前は日曜日も作業車が入り、砂を取り除く作業をされてました。こういった作業車の燃料不足にならないことを祈ります。
先日、横目に見たガソリンスタンドの給油渋滞に救急車が並んでいました。正直、目を疑いました。優先的にどうにかしていただきたいですね。
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診療状況

3月11日の東北地方太平洋沖地震による影響の確認のお問い合わせが増えております。
当院は現状問題なく、平常通りの診療、手術などに対応できる状態です。
ご自身・ご家族の安全を確認の上、必要とあればご来院ください。
また車での移動は近隣の渋滞状況を考慮すると現状お勧めできません。
各地で亡くなられた方のご冥福と一刻も早い復旧を願うばかりです。

当院付近の状況。液状化現象でしょうか。

アスファルトが隆起してます。

当院駐車場も水が出てきました。
当院スタッフ関係者の方々へ
地震時落下転倒物はありましたが、全員怪我なく無事にしております。
ご安心ください。

狂犬病

3月2日より平成23年度(来年度ですね。)の狂犬病予防接種の登録が可能となります。
飼っているワンちゃんへの狂犬病予防接種は飼い主さんの義務です。
年に一回です。
千葉市獣医師会所属動物病院では注射済票、初めての接種のワンちゃんには鑑札が接種当日その場で発行されます(基本的に)。
登録に行かなくてもよいので楽です。

「お、今年もそんな時期か、いっちょ行ってくるかな。」
って言って欲しいとこですが、
本当はコタツに入ろうとして怒られているとこです(u_u ;
注意!;老犬、老ネコがコタツ内に入るのは特に危険です。十分注意してくださいm(_ _)m

一日遅れましたが。

昨日は2月22日で「にゃん、にゃん、にゃん」のネコの日でした。
一日タイミング遅れてますが,お知らせです。
3月19日(土)に千葉パルコ前の中央公園で「飼い主のいないネコたちの譲渡会」がおこなわれます。

詳しくは以下のHPあるいはmailまで。
http://cccvm.blog98.fc2.com/
chibacitycat.vo@gmail.com
環境省の統計では平成20年度、ネコの殺処分数は全国で193,748頭。
うち幼齢個体の殺処分数が150,752頭。およそ80%が子ネコです。
↓↓↓ 環境省による「犬・ねこの引取り及び負傷動物の収容状況」↓↓↓
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/files/h20_dog-cat.pdf
個々できることは限られていると思いますが,事実として知っていただければと感じます。
あと未去勢、未避妊のネコを外に出さないでください。
むやみに野良ネコに餌を与えないでください。

こやつも最初は慣れませんでした(^-^;
今ではゴロゴロです。

2nd Anniv.

おかげさまで当院も2年目を終え,昨日より3年目を迎えるができました。
まだまだ足りないことばかりで、飼い主の皆様にご迷惑おかけすることもありますが、今後も努力を怠らず頑張って参ります。
またわずか2年間ですが、数十件の外科および内科症例の紹介をいただきました獣医師先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。また多くのアドバイスをいただいている先生方にも感謝感謝です。今後もよろしくお願い致します。
「基本100回」終わったら、「また100回」。
基礎をしっかりと固めて、ステップアップしていきたいと思っております。

まだ生後1周年も迎えていない人。
そして獣医師としてまもなく2周年の人。
CARKEYSさんのSpecial Dogsにビックリ!

こちらもまだ1周年ちょっと。木になろうとしているネコ。
赤子に襲われぬよう、擬態特訓中。

まだまだ若いもんには負けず、食欲だけはNo.1 (-_- ;
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土曜は午後休診です。

寒さが和らいでくるようですね。
わんちゃんたちの散歩に出かけるのも少し楽になりますね(^-^)
今週土曜日は慶事に参加のため、午後休診ですm(_ _)m
先日、休診日に茨城の先生に骨折の手術を紹介していただき、土浦方面まで行ってきました。意外と近いもんで、何度かその先生の病院に行ってますが,あみプレミアムアウトレットにも必ず行っちゃいますね。
牛久大仏はでかいですよ・・・。

術後の管理もバッチリしてもらったおかげで順調です(≧ω≦)b
1歳にも満たない息子に飛行機を見せてやろうと思い、成田空港へ・・・。

どんな反応するかワクワク・・・
でしたが、飛行機なんてどこ吹く風、周りを走るちっこい車ばかり見てました〜〜〜(-__-;;
たまの空港は刺激的でとても楽しかったです。
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麻酔の話

麻酔の話です。
マジメなお話です。
麻酔と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、本来麻酔とは動物に痛みやストレスを与えることなく手術、処置をおこなうための処置です。
現在、獣医学領域で使用されている麻酔薬は非常に安全性が高いものが選ばれており、様々な鎮痛剤や麻酔薬を組み合わせることで各々の麻酔薬の減量を可能とし、副作用も軽減されてきています。
また麻酔中の心電図や血圧などの生体モニターや人工呼吸器といった機器や設備が整っている施設も増加しております。

左:吸入麻酔器、中央:生体モニターと点滴機、右:人工呼吸器
ただし、もちろんリスクもあります。
「全身麻酔はなぜ危険なのか?」
全身麻酔をすることで血液の流れに変化が起き、心拍数や血圧の低下が起きるため心臓の悪い子や高齢の子ではより危険になります。そのような動物たちでは麻酔時にも循環を改善、補助するような薬剤を使用し、より安全に麻酔を実施することができます。
また麻酔薬の多くが肝臓・腎臓で代謝・排泄されるため、肝臓や腎臓が悪い子では体に長く麻酔薬が残り、麻酔から覚めにくくなることがあります。これまた当たり前ですが,呼吸がきちんとできるということ、すなわち肺がしっかりと機能していることも非常に重要です。
「それらの機能を評価するにはどうするのか?」
麻酔前に確認のための血液検査、レントゲン検査をおこないます。
どんなに簡単とされる手術でも必要だと思います。
おそらく人のお医者さんで全身麻酔前に検査しないことはいないでしょう。
当院では避妊・去勢手術から骨折や頸椎の手術といった一般的に難易度が高いと言われる手術も行いますが、必ず全身麻酔をかけます。そのどれもが適切な麻酔・疼痛管理がおこなわれれば基本的には心配ないです。
と言いたいところですが、飼い主側の心情はそう簡単ではないでしょう。
昨年、我が子(当時7ヶ月)が大学病院で全身麻酔をかける手術を受けることになってました。手術前に感じたことは「やはり麻酔は怖い!」でした。
どれだけ安全と言われても、どれだけ安全だとわかっていても、
「無事に終わった。」と聞くまでは心配で心配でしょうがないものだと思いました。
幸い我が子はその後の術前検査で麻酔をかけて手術をおこなう必要がないということが判明し、杞憂に終わりましたが、とても不安でした。
「きっと麻酔をかける動物たちの飼い主さんもこういった気持ちなのだろうな。」と心底感じました。
私たち麻酔をかける側にできることは、飼い主さんへ十分に理解いただける説明をすること。問題が起こらぬように術前から術後までベストを尽くすこと。更にはより安全な麻酔管理が可能になるように日々の勉強を怠らないということだと考えております。
当院では「これまで大丈夫だった。」が「これからの大丈夫。」ではないことをお伝えしてます。
ただこれがイコールになるように努めております。

これぐらい無敵の犬だと安心です(^-^)
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来月の臨時休診

寒さピークであって欲しいと願う今日この頃です。
来月2月5日(土)は慶事参加につき、「午後のみ臨時休診」とさせていただきます。
トリミングおよび処方食、内服薬の処方は可能となります。
大変ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承くださいm(_ _)m

まだまだ里親募集中。なでられて上機嫌…には見えにくい(^-^;
ですが、実際はかなりゴロゴロ言ってます。
お陰さまで三毛ちゃんの新しいお家は決まりました。マクスタ万歳\(^-^)/
各地で大雪、関東では降ってませんが、この気候…
受験生たちよ、ガンバレ!と言いたくなりますね。
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新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年明けは昨日4日より通常診療をおこなっております。
昨年は本ブログを開設し、不十分ながらも様々なことを発信できたかと思います。
また予想以上の閲覧数と反響があったことは何より嬉しかったです。
ブログでは今年はもっと多くの有益な情報をお伝えできるようにスタッフ一同頑張ります。
どうぞよろしくお願い致します。
早速ですが、里親募集の子猫たちがおります。
推定4~6ヶ月齢で左から女の子、女の子、男の子です。

既に避妊・去勢手術およびワクチン接種も済んでおります。
猫エイズウィルス、猫白血病ウィルスの感染はありません。
見てみたい、飼いたいという方は当院までご連絡くださいm(_ _)m
写真よりももっとかわいいので、うまく撮ってアップします(^_^;
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幕張5丁目の動物病院。外科、内科を丁寧に診察・説明します。