野生のイルカと泳げる日 4月のレポートです♪


『何が起こるか分からないから旅はオモシロイ!』
4月21日〜23日の日程で企画した今年初回の『野生のイルカと泳げる日』
2006年を初回として6回目となった429恒例企画も
今回は定員を12名と増枠して満員御礼☆ 
おかげ様で半年前から予約が入り、数ヶ月前には定員イッパイに
なってしまうほどの盛況ぶりでした♪
単独や少人数の旅も好きなのですが
大人数の旅もこれまた楽しいものです。
お互い初めて出会う方も多く、
泳ぎが得意!って方も少数派。
イルカと泳ぐコトへの期待を膨らませつつも
みなさん初めての経験に緊張は隠せません。
でも全員が願うことは1つ。
『イルカと最高の出会いをしたい!』ってコト。

期待でイッパイの夜10時半。船は一路伊豆諸島(三宅島⇒御蔵島⇒八丈島)へ出航します。
乗り込んだフェリーの甲板では東京の夜景バックにビールで乾杯!
このロケーションだけでも十分感動できますね☆

翌朝6時
御蔵島到着!!
の予定は見事に裏切られて、海況悪化の為に御蔵島へは着けず八丈島へ島流し…
大自然には勝てません。
これも自然相手の旅の醍醐味でもあります。
騒いでも仕方なく、
次の対策をした後、寝不足の身体を休めたり
天気の良い甲板でビール飲んだり
旅を楽しみます。
八丈島で折り返した上り便。
13時には無事、御蔵島に着岸できました♪
7時間遅れの到着にイルカ船(仁江丸)の船長さんがいつもの笑顔で迎えてくれました。
『ただいま!!』
この旅に数回参加しているメンバーからは自然とこんな言葉が出てきます。
ワクワクする気持ちと、チョッとだけ目頭が熱くなる気持ち。
ただいま…
バンガローまで荷物を運ぶとゆっくりしている時間はありません!
7時間の遅れを取り戻す為に早速ウェットスーツに着替えて
イルカと会う為の“おめかし”をします(笑)

イルカはこの1周17kmほどしかない小さな御蔵島の周囲に多く生息します。
岸からほんの2〜30m沖。
小さなイルカ船で島の周囲を回りながら、
ぴょこぴょこ浮き出るイルカの背びれを探すのです。

この場所で大切なコトは
我々は『イルカを観に行く』のではなく
『イルカとコミュニケーションする!』というコト。
水族館のイルカや動物園の象を観に行くのではありません。
調教されたわけでもなく、餌を与えられているわけでもなく
外敵から守られているわけでもありません。
芸もしませんし、人間に服従もしません。
『観に行く』という考え方は
人間からの一方的な上から目線であり、野生の彼等には全くうざったい考え方でしょう。
必ず皆に理解してもらうのは
『彼等は野性だというコト』
『我々は彼等と同じ目線でコミュニケーションしたいんだ!というコト』
彼らが嫌がるコトは絶対してはいけません!!
逆に、彼らが喜ぶコトって何なんだろう?
彼らと気持ちを通じ合わせるにはどうしたら良いのだろう?
彼等の気持ちになって
純粋な気持ちで彼らと接する。
君達とと友達になりたい!!という気持ち。
コレが最も大切なコトなのです。
船が走り始めて5分も経たないうちに1つ目の群に出会えました♪
心の準備も出来ていないメンバーは、突然訪れた興奮と準備で
少々パニックになってます(笑)
『さぁ入ろう!』という合図で水中に飛び込むと、ソコは澄んだ青の世界!
一瞬、イルカのコトを忘れて、その場の光景に感動するのです。
『きゅい〜きゅ〜ん』というイルカの声で我に返ると
10秒後に彼等は20mほど先まで迫っていました!!

ココでは深く潜る技術や、優れた泳力も必ず必要というわけではありません!
哺乳類のイルカは呼吸のために必ず海面に上がってきます。
よってプカプカ浮いているだけでも至近距離のイルカと出会えるのです。
まぁ、潜れたり、泳げたりしたほうが遊べる可能性は高くなりますが☆
出会えたのは10数頭の群でした。
大きな母親もいれば、子供もいます。
1度海面に上がって大きく深呼吸!
再びゆっくりと青の世界に入っていく。
逆さになってくるくると回りながら彼等の深さまで潜って行くと、
数頭が一斉にコッチに顔を向ける。

『遊ぼうよ!』
そんな気持ちが通じるには時間はかからない。
気が付けば数頭に囲まれてクルクル泳いでいる。
時に彼らの目を見つめながら
時には彼等より深く潜って
キラキラ光る海面を背にした彼らの姿はとても神秘的で
呼吸が苦しくなったのすら忘れてしまう…

気が付くと深くまで潜ってしまっていた。
息苦しさを感じてもがきながら浮上。
1ブレス、すぐに潜る。
さっきのイルカ達が待っててくれた。
『もっと遊ぼうよ!』
そんな気がして今度はさっきよりもトリッキーな動きで潜ってみる。
『こんなコトも出来るよ!』
するとその中の1頭の動きが急に早くなって私の至近距離をくるくる回りだした☆
その動きについていこうとコマのようにクルクル。
目が回る…
さすがに息も1回目より短くなって浮上。
今回は2,3度深呼吸…
そして再びもぐる。
彼等との距離は50cmもない。
彼らの蹴った水圧を身体に感じながら泳ぐ。
好奇心旺盛な彼等を飽きさせないように何度もコレを繰り返す。
10分くらい経っただろうか。
さすがに疲れきった我々を感じとったのか
彼等はゆっくりと我々から離れていってしまいました。
それからも数回、同じ群、違う群のイルカ達と会えました。
時には30頭も居そうな群に囲まれたり。
攻撃的な若いオスの群に出会ったり。
あっという間の2時間半。
帰港する船上は意外にも静か…
皆、ついさっきまでの体験が頭で理解出来ないようで(笑)
若干放心状態(笑) 
何かリアルな映像を見ていたようで、実感がないような…
そんな感じ
島に着いて4時間も経ってないのに
全員がこの島の素晴らしさを全身で感じとれたように思えました。
まぁ、コレはほんの序章に過ぎないのですけどね(笑)
≪次回へ続く≫
2008年度【野生のイルカと泳げる日】企画日程
今年は回数、定員(13名)も増やして企画しています♪
旅の詳細等のお問合せは下記【429(しずく)】までご連絡下さいませ。
尚、日程は下記となっております☆
◆ 7回目 6月13日〜15日 39,000円 満員御礼(13名)
◆ 8回目 7月7日〜9日 45,000円 
   ※5名枠空きました!! 水着で泳げるシーズン☆早い者勝ち!!
◆ 9回目 9月7日〜9日 42,000円(予定) 5名空き
◆ 10回目 10月3日〜5日 42,000円(予定) 6名空き
≪旅の企画≫
☆ 429(しずく)
☆ 千葉市花見川区幕張町5-417-160-101
☆ 電話 032-276-7729
☆ mail aki@429.jp
☆ 営業 不定休 15時〜25時
☆ 担当 谷内

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