食することを直視する勇気【閲覧注意】〜序章

【その日は突然やってくる】
1週間ほど前に探し物をしていて、偶然見つけたホームページがある。
某“捕鯨会社”のプレスリリース
http://gaibouhogei.blog107.fc2.com
千葉房総半島の南に位置する和田浦は、数年前に“イルカ漁”で話題になった
【The COVE】の舞台となった“和歌山県太地町”と並ぶ
今や日本で数少ない“捕鯨”の街である。
『クジラの解体を観てみたい!』
衝動的に思うも、今年の捕鯨期間8月末日はすぐソコ。。。
それ以来、クジラの捕獲はされぬまま数日が過ぎた、8月28日夜。
『本日8月28日、1頭獲れました。明日29日はこの鯨を午前5時より解体します。
なお、天気予報によると今後台風の影響が出てくる可能性があり、船の釧路への移動スケジュールを考えると、
明日29日の操業継続は困難と判断しました。従い、明日29日の解体が今夏最後となります。』

とのプレスリリース!
『今夜お店が終わってから向かおう!』
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【イルカ(クジラ)との出会い】
イルカと出会い、心奪われた20年前に観た映画【グランブルー】に始まり
野生のイルカと泳いだ衝撃の12年前。
それ以来、仕事として、プライベートとして様々なカタチでクジラやイルカと関わることで
多くの経験と学びをさせて頂いてきた。
ある事実を知ってしばらくは、水族館に行くことが出来なくなった時期もあったが
今は様々な切り口から彼等のコトや、それを取り巻く背景を“知り”
そして“経験”することによって、イロメガネではなく
自分なりに【アタマと五感で理解】しようと思っている。
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【パッケージに入って食べ物は産まれて来ない】
今朝経験したことについての詳細は、また次回詳しく紹介するとして
今回はホンのさわりの部分。
早朝5時。そろそろ夜が明ける薄明るい和田浦の海に1頭の巨大なクジラが繋がれ浮かべられていた。

“ツチクジラ”



こんな個体であり
巨大だ。
その彼等が

このカタチの

一般的に目にするカタチになる過程を我々は知らない。
【生を食すというコト】

『クジラの刺身はパックに入って生まれてきたわけではないんだ。』
そんなアタマでは分かっていた当たり前のこと。
解体の詳細はまた次回。

Happy Time

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