極上の試作品

【試作品】=【欠陥品】というイメージがある。
しかし、その認識は◯であったり×であったり様々。
ソレが機能的に不完全で実使用に耐えないという場合は【◯】であろうし
ソレに耐えうる改良品が開発される経緯で廃棄に至る事が多い。
しかしこういう場合もある
『極上の完成度を持ちながら、時代背景に調和しなかった』ケース
『至高の仕上がりを追求した結果、予算を大幅にオーバーした』ケース
等々
これらの場合、その試作品は決して【欠陥品】ではなく
むしろ【本生産品】よりも見方によっては【極上に優れたモノ】にだってなりうる。
ま、色んな意味でのニーズとは合致しなかったコトでは【未成立品】ではあるのだが。。。
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我が青春のガンダム史において【ギャン】がソレに該当する。

☆YMS-15 GYAN(ギャン)
その気品と優雅さを兼ね備えた外見からファンも多いMSなのだが
当時の量産計画機体として【ゲルググ】に完敗。

マ・クベ専用の1機のみの生産という幻の機体となった。。。
詳しくはコチラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ギャン
“どん引き”と“食いつき”が2分しそうな内容だけに、これ以上の追記は控えますが(笑)
コレも【極上が試作品で止まった】1例なのです。
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さて、ワタシがアパレルの生産に従事していた時にも
このような数多くの【極上品】が世に出るコト無く消滅した例が数えきれない程あります。
そして少なくないケースで【コストが嵩み過ぎて価格が合わない】というのが理由なのです。
前置きは長くなりましたが少々前の話
アメリカに本社を置く中古加工(エイジング)の工場の方と知り合いました。
※エイジング:新品を加工する事によって経年の雰囲気を表現する技術
コソで産まれた【極上の試作品】の数々が
メーカー(ブランド)了承の元、429に卸して頂けることになったのです。
ブランドイメージと本生産品との混同を裂けるため、通常は【ファミリーセール】等で秘密裏に販売されることはあるのですが
今回は【加工工場の試作品】ブランドが付いているものと、付いてないもの。色々です。
しかもほとんどが【コストが嵩張り過ぎた】モノ。
サンプル故
【ボタンホールが無い】とか【1枚だけ】とか【〇〇が付いていない】とか。。。
色々あったりしますが(笑)
ソコは429にてRemakeしてお出ししますよ。
そんな【試作品】
先日工場から連絡があり
【11月1日】に届けることが出来ると。。。
さて
本日
入荷します。
詳細はブログにて出せないコトも多いのでお店にて。
因みに
【店休のお知らせ】11月3日(日)〜5日(火)
※2日は21時くらいまでの営業デス
京都に出張してきます:http://sizk.makusta.jp/e233788.html
それでは皆さん【世に出ないモノ】と共にお待ちしていますね。
Happy Time

“極上の試作品” への4件のフィードバック

  1. ガンダムの話で終わるのかとオモタw
    あ、近いウチにサバゲーワッペン頼みに行きますね〜

  2. いわしー
    オチがちゃんとあるパティーンね♪
    ワッペン、勝手に考えとこうか?

  3. 釣れた(笑)
    やはりMSの魅力度はジオン軍圧勝って感じでしょうか。
    今度幕張にも出来るらしいしね。ジオン軍

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