アーカイブ | 5月 2012

ロッテ藤岡、今季最短降板に唇かむ

ロッテ藤岡、今季最短降板に唇かむ

ロッテ藤岡、今季最短降板に唇かむ
(パ・リーグ、西武4-4ロッテ=九回規定により引き分け、7回戦、ロッテ5勝1敗1分、6日、西武ドーム)ロッテの新人、藤岡が、四回途中4失点でマウンドを降りた。これまで自身3勝1敗と貢献してきたが、この日は序盤から精彩を欠き、今季最短の降板。「打たれたのは全部甘く入ったボール。申し訳ないです」と唇をかんだ。

それでも西村監督は「チームとして負けなかった」と、引き分けを前向きにとらえ、5勝3敗1分と勝ち越した黄金週間9連戦を「十分でしょ」と笑顔を見せた。(西武ドーム)

ロッテ唐川、ハーラートップタイ5勝目

ロッテ唐川、ハーラートップタイ5勝目
「ぐだぐだの投球」ロッテ唐川、ハーラートップタイ5勝目にも反省し
(パ・リーグ、西武2-4ロッテ、6回戦、ロッテ5勝1敗、5日、西武ドーム)お立ち台に上がっても笑顔はなかった。ソフトバンクの摂津と並んでリーグトップの5勝目を挙げたロッテ・唐川だが、6回8安打2失点の内容に「ぐだぐだの投球になってしまって。(93球での交代も)本来ならもっと投げないと」と、反省ばかりが口をついた。
 序盤、丁寧に投げようとするあまり甘い球を狙われた。一回、先頭の栗山にいきなり右前打を許すと、中島には左前適時打を放たれ1失点。二回にはヘルマンに左前打され、失策がらみで2点目を献上した。

【ロッテ】成瀬2勝「鳥肌立つほど興奮」

ロッテのエース成瀬善久投手

【ロッテ】成瀬2勝「鳥肌立つほど興奮」
<西武2-3ロッテ>◇4日◇西武ドーム
 ロッテのエース成瀬善久投手(26)が、3月30日の開幕戦(対楽天)以来となる2勝目を挙げた。6安打、2四球で2失点完投。「最後に味方が点を取ってくれたので、どうしても1点を守りたかった。(スタンドの声援に)鳥肌が立つほど興奮した」と笑顔で話した。西村徳文監督(52)も「9連戦中で明日、明後日もあるので、中継ぎを休ませることができたし、よく投げ切ってくれた」と話した。

【ロッテ】渡辺俊グラ投法で今季初勝利

渡辺俊グラ投法で今季初勝利

【ロッテ】渡辺俊グラ投法で今季初勝利

<オリックス1-6ロッテ>◇3日◇京セラドーム大阪
 ロッテ渡辺俊介投手(35)がグライシンガー投法で今季初勝利を挙げた。「今日はセス(グライシンガー)をイメージして、相手に点を与えないように投げた」。味方打線の援護がなくても防御率0・31と12球団トップの数字で3勝を積み上げている助っ人右腕の力投ぶりを思い描きながら試合に入った。立ち上がりから丁寧な投球で危なげなくゼロを積み重ねた。味方打線も5回に一挙4得点の猛攻で「4点が大きかった」と流れに乗った。結局8回に1失点こそしたが、救援陣の負担も軽減させる力投。通算1500投球回もクリアした。「今は1試合1試合投げられるのがうれしい」とベテランは味をかみしめた。

【ロッテ】中後「僕のせいで負けた」

ロッテ中後悠平投手
【ロッテ】中後「僕のせいで負けた」
<オリックス7-5ロッテ>◇2日◇京セラドーム大阪
 ロッテ中後悠平投手(22)が乱調に責任を感じた。3点ビハインドから同点に追いついた6回2死三塁で大谷の後を受けて登板。だが梶本に勝ち越しのセンターオーバーの二塁打を浴び、7回も2四球と2安打で2失点を招いた。「簡単にストライクを取りに行って、打たれた。僕のせいで負けた」と反省した。