香りと脳の関係

アロマセラピー&ハーブサロン アージュルポゼのブログへようこそ!

あらゆる年代の女性にアロマセラピーの良さを知って頂きたく自宅一軒屋でサロンを開き、その日常をブログに綴っています。

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少し前になりますが認知症に効果のあるアロマがテレビで紹介されて、アロマが一気に注目され、アロマショップの店頭やネット販売サイトの在庫が無くなってしまうという現象が起こりました。

あれから少し落ち着いてきているようですが、アロマが癒しの分野だけでなく医療の分野でも注目されてきているのは確かです。

そこで今日はアロマが認知症を改善させる等、香りと脳のメカニズムをご紹介します。

先ず空気中の香りの分子が鼻に入り、鼻腔内の嗅細胞に到達すると、臭いを感じるこの細胞が興奮します。

電気信号であるこの興奮が脳の底にある嗅球を経て嗅覚野へ瞬時に伝わり臭いの種類が識別されると考えられています。

私達の感情やムードや記憶などを司り、私たちの意思決定に大きな影響を持つのが前頭葉の前頭前野です。

嗅覚野はこの前頭前野にあり、臭いの情報が前頭前野に伝わる事で私たちの行動の起点となります。

このように香りは瞬時に鼻から脳に伝わり、脳を活性化します。

私達の脳は普段3%しか使われていないと言われていますが、香りの力で脳を刺激する事により、より脳を活発に働かせることができると考えられています。

アロマが認知症や精神神経疾患の改善にも役立つと考えられているのはこの様な香りと脳のメカニズムがあるからです。

この様なメカニズムを理解するとより一層アロマの力が感じられますね。

毎日の生活にアロマを取り入れて癒されながら、更に脳も活性化させて元気な毎日を送りましょう。