月別: 2018年6月
イベントに使ってるマイク。
オークションに改造品が出ていた。私が敬愛する「ShinさんのPA工作室」に改造法があると書いてある。早速行ってみる。なるほど。SM57激似のJTS PDM57もここで改造したのに、これは見落としていた。
在庫6本を改造開始。
既存のスポンジを外した。
CM5Sが入っていたケース底のスポンジ。あった。
半分に、さらにスポンジを丸く切った。
切れ目入れて挿入。
ユニットのカプセル部分を12mm幅の紙テープで塞ぐ。紙テープがないのでメンディングテープで。
スポンジがグリルボウルの中で団子にならないよう注意。現状復帰して完了。
いつも思うのだが、使っているパーツを交換するだけで、ちょい足しするだけでこんなにも音が変わる、良くなるというのは、そこに至るまでの度重なる試行錯誤があってこその成果。私たちはその成果だけをいただいてる。
このブログ主のShinさん。日本音響家協会という団体の会員さんでいらっしゃる。豊富な知識と経験は何より強い。私など足元にも及ばない。
電源ケーブルも短く切る
同じくオークションで買った電源タップ。ケーブル太く口数もたっぷりで丈夫なアルミボディ。OA用にしてはゴつい。
プラグを付け直しができないタイプなので代用を買いに行く。
普通なら本体側をバラして、もしくはプラグをバラして付け直しするのだが、これはどちらもできないタイプ。お近くの家電量販店さんにあったのは(画像中央)結局使えない。ホームセンターが近くにあった。土曜日はイオンのお客渋滞。
ここはスーパーも隣接して便利。
目当てのプラグはゴムキャップの防水タイプ(画像右)。これを探してた。圧着端子、非常用飲料水、野菜も購入。
帰宅して作業。あ・という間に完成。
これで卓周りの電源は心配ない。めでたしめでたし。
キャノン〜TRSケーブル作り
キャノンコネクタはおなじみ3ピン。1番グランド(アース)2番ホット(+)3番コールド(−)
音響用と放送局用では(+)と(−)が逆だった。今はどうだろう?
アースがあることでノイズが乗らなく(低く)なり、音質向上に役立つ。
3芯がそのままフォーンジャックになったのがTRSジャック(コネクタ)。Tip Ring Sleebの頭文字そのまま取った名前。
キャノンコネクタの1.2.3ピンがTRSコネクタのそれぞれsleeve,tip,ringに対応する。
────────────────────
ギターなどのシールドは2芯(+)(−)。ノイズに弱い。ブーンというハムノイズが乗る。
メインコントロール
今日は立ち上げケーブル作り。
MIXERからコントロールラックへ信号を送るのと、コントロールのアウトからアンプへ行くオレンジ色のケーブル。EQ→COMP/LIMを繋ぐのは、昔作ったブルーのケーブル。
電源コードは短く切って圧着端子を付け、コンセントボックスにネジ止め。反対側に切ったプラグを1個取り付けてまとめた。機材の数だけしかもかなりの長さの電源コードを引き回してたら、ラックの中がコードだらけになってしまう。
こちらは例のラックレールを外したら普通のレールが現れたラック。
パワーアンプとインアウトパネルを取り付けて完了。L、Rをそれぞれ4パラアウトにできる。今まではアンプ裏のパラレルアウトを使っていたが、これを使うようになってからワイヤリングは楽になった。4chパワーアンプ2台を鳴らす。スピーカー8本、この小さい4chアンプでさらに最大4本鳴らせる。
さて、この後キャノン〜TRSコードを作らねば。
ラックレールが無駄に。。
ピースフェア2018in千葉 @きぼーる
デジタルグラフィックイコライザ
というのを買ってみた。
ずっと昔、ライブハウスからイベント屋になった頃は持っていた気がするが、そんなに使わなかったモノ。
もっと前、日本ビクターの家具みたいなステレオ買って、それにSEAシステムなるモノがついていた。音を波のように変化させる。当時ステレオのトーンコントロールは低音と高音ぐらい。それが6〜8分割して調整できる画期的なもの。
PA用は20Hz〜20KHzを31分割したコントローラー。音質を調整する+ハウリングを切るのが目的。マイクの本数が多くなればなるほど、大音量になればなるほどハウリングの危機は増える。ブーブーピーピー音をピンポイントで抑える。
我が社は小規模だからそんな使い方はないが、例えばヴォーカルの派生音をちょい上げると生々しさがUPしたり、ギターの弦の音をキラキラさせたりと、こだわることはできる(時間さえあれば)。
卓のアウト→このEQ→コンプリミッター→スピーカー と繋いで、メインのコントロールが完成する。
昔はアナログのEQだったけど今やデジタルの時代。ノイズ的にはデジタルが有利。ま、音の入り口も出口も未だにアナログだからね。それでも随分違うのだ。カセットテープとCDの再生音の違いね。