Wharfedale pro Titan 8A MKII 

オークションで落札したパワードスピーカー。

Wharfedale pro/ワーフデールプロ というイギリスの老舗メーカー。ムキになって落札したのは。

私がライブハウスを始めるのに、八千代台のレコード屋さんに相談して勧められたもの。「ワーフェデールがいいですよ」と、確か20cmほどのウーファーが4本+ホーンツイーター、頑丈なネット張りのなかなか重いスピーカーだった。

当時はPA機材など少なく、JBLの4560という15インチフロントロードキャビネットが唯一といっていいほどだった。
その中でコンパクト高出力、いい音で鳴った。ただ一つ欠点は中にプロテクター保護回路が入っていて、過大入力で音が消えた。これじゃライブに使えない。泣く泣く元同僚に譲った。

さて大阪からの発送。🦘便はあまり馴染みがない。なかなか追跡画面に反映されないので問い合わせたら、確かに発送した。その夜やっと追跡画面に変化「発送店にあります」…え?土日を店で過ごしたの?のんびりした🦘だこと。だが走り出したら早い。大阪〜東京を一晩でやって来た。

 

IMG_7208 ただいまエージング中。

 

ケーブル作り

おなじみサウンドハウスのポイントが前回の買い物で1000円以上ついていたので、ケーブルを購入。

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キャノンオス〜メス3mを半分に切ってTRSプラグを付けると立ち上げが8本できた。ミキサーout、コントロールラックのin〜outに使う用。赤はR、白がLだ。
ただこのTRSプラグ、海外サイトで買った格安品なので耐久性が問題。そのうち交換だろう。

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グレーの切り売りのマイクケーブル10mは半分に切ってキャノンオスメスを付けてDIケーブルにした。こちらはカナレという有名メーカーのもの。4芯シールドだから丈夫で長持ち。

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ついでにサウンドハウスオリジナルブランドClassicProで発売したDIも買ってみた。レビューの評判も悪くないので使ってみよう。商品のブランドロゴがカッコ悪いので、我が社のシールで隠した。

ZOOM R16

直近のイベントPAでライブ録音を頼まれた。
我が社所有の録音機材は4trカセットマルチトラッカーのみ。しかも一度に1trしか録音できない。一人で多重録音にはいいが、複数の楽器を、となると無理。

いつものサウンドハウスさんを覗く。ZOOM R24のレビューにはデジタルミキサー代わりに使えるとある。確かに高品位デジタルエフェクト内蔵、低ノイズで小イベント向き。
ひとつ下のR16中古をオークションで落札。

ACアダプタ、USBケーブルなどが欠品。PCにインストールするソフトがあるのだが、プロダクトキーがないからこれもどうなるかわからない。

100ページに及ぶ取説をダウンロードして読み始めたが眠くなる。理解できるのだろうか。

マイクチェック。全チャンネルOK。2つのチャンネルに装備のコンデンサマイク用のファンタム電源OK←これ便利。内蔵エフェクトのかかりOK。リバーブがいい。
EQは3バンドだ。モニターアウトはどうなってるのか?ないのかな?

この機種、10年ほど前からあるらしい。知らなかった。デジタルミキサーは気にしていたけど、デジタルマルチトラッカーが使えるとは。

今日はこれまで。

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雨の夏まつり

恒例の夏まつりは梅雨寒の曇り空から雨がパラつく。
本部テントの設営から櫓の上にスピーカー、下にパワーアンプそして結線。変換コード不足に手間取るが、今年からのスタッフT君が心強い動きで、仕込みの時間は今までの半分で終わる。
去年のこの場合で、バンド演奏してくれたリーダーが地元の美容室の店長。PAの後継者を探してると話したら動いてくれた。紹介してくれのがこのT君。
T君は地元でレコーディングスタジオを経営してる。事前に面会して打ち合わせ、資料を送っているので、仕事は早い。
私がヘルパーをやっていた頃。訪問先の理容店のママさんが言った。「ウチは人を雇う時は親の仕事を聞く。勤め人と商売人の子だったら商売人の子を採る」子は親の背中を見て育つ。勤め人の子はそこまで気が回らない、と。
T君の親は花屋さん。商売人の子は周りにも気遣いができる。主催側のスタッフさんから「お母さんと友達よ」と声がかかる。地元の子は馴染みが早い。よかった。
「彼が来たからこのお祭りあと30年大丈夫だよ」と私。後継者を育てるのは大切。
この団地自治会も高齢化が進んでいる。若い人が加わってくれるといいな。
小雨の中、本番。プログラムは前倒し。先が見えないから慌てる。吹奏楽、太鼓、三線などの楽器は雨が大敵だ。シートを被せながら演奏。何とか21:00終了。
翌日はさらに悪天候の予報。主催の開催の可否決定を待つ。全日中止になった。
雨が上がる午後から機材撤収をT君に連絡して現場へ。雨は上がらないじゃないか。
ウェスで水を拭き取りながらクルマに積む。ケーブル類は泥汚れ。
それでも2人だから1時間ほどで作業終了。
T君にお礼と来年からメインで入ってもらうのを頼んで解散。
来年からはウチの機材を使ってもらい、私はトランスポートとサブスタッフに。私は機材レンタル料をもらって、彼にオペレート料を支払うことにしよう。
めでたしめでたし。本当によかった。
(そんな訳でバタバタして、画像も何もありません)

MIDAS DM12

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オークションで見てすかさず入札。
落札後に見たら入札したのは何と19名。値上がりする訳だ。
新品だと税込み4万円超え(現在は値下げ)だからより手が届くと思っていたが気がつけば予想超えで落札。私も意地で入札を続けた感じ。
今はSoundcraft製の卓を使っている。充分に音がいい。ブリティッシュサウンド。その前のbehringer製から比べて明らかに太く温かい音。
MIDASは同じブリティッシュサウンドながらちょい上質な感じ。かつてオペで入ったイベント会場でこれを使っていて、音の良さに感動した。マイクアンプが違うのだという。
これは8mono 2stereo inだから当分困らない。野外に出すのはもったいないから当分の間は屋内で使おう。

ピースフェア2019in千葉

今年もPAでお世話になりました。
わが社で作ったステージセッティング・セットリストを使っていただいた。
イベントによってはこれをまったく使わない主催さんがいらっしゃる。何が起こるのか、どんな楽器が入るのかすべてぶっつけ。演者がステージに現れて楽器を出すまでわからないミステリー。
セッティング表を出してもらえることで不明な所は事前にチェックできる。
中には相変わらず出してくれない団体さんもいらっしゃるのは仕方ない。
今回はマイク1本がご臨終。ホルダーに挿すのが甘く、床に落下。
修理代出すから、と主催さんに言われメーカー&販売のサウンドハウスに問い合わせたら「3000円以上かかりますので新品の購入をご案内しています」
classicpro CM5sは現在1080円。これを改造して使っている。イベントMC、ちょっとしたアマチュアVoなら充分。お高いマイクを使って落下して1万円超えの修理代などお互いに不幸だ。

 

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画像中央に見えるのがスモールモニターBOSE101MM。ショートブームスタンドに取り付け。
今まで外音を頼りにしていた。音量を制限されるのでステージサイドから出してあげるとVoやダンス音楽など助かる。アマチュアバンドのお兄さんが「歌いやすい」と喜んでいた。

ダイソーセレブじゃないスピーカー+小型デジタルパワー・アンプ+サブウーファー

オークションで見つけた2.1chパワー・アンプ。通常のステレオ出力+サブウーファー出力がついたもの。14cmサブウーファー付きでお得なお値段。競合もなく落札。本日到着。

サウンドチェックして動作を確認。

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こんな小っちゃなのが300wを出すらしい。恐るべし。
BOSE 101MMに繋いだ。アンプのtrebleを少し上げると篭った感じがなくなっていい感じ。
さてこれを自作セレブじゃないスピーカーと鳴らす。
ダイソースピーカーの3wアンプを取り外し、デジアンプと結線。サブウーファーも繋いで終了。
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サウンドチェックはいつもの玉置浩二「サーチライト」。
ウッドベースのちょいこもり気味の音に加えてキックのズシン音も出てる。セレブスピーカーの世界ではキャビネットの材質、張子のダルマとかダンボール箱の大きさとか球体の提灯とかに拘って楽しくやってる。私はそこまでの執着がなく、低域はサブウーファーで出せばいいやと思うので結果はすぐに出る。

今もダイソースピーカーが美味しい中高域を出している。サブウーファーは低域をしっかり鳴らしてる。小さい音量でもバランスよく音が聞こえるのは気持ちいい。

今回もいいお買い物でした。めでたしめでたし。

ElectroVoice PL80a

オークションに出ていた。しばらく眺めていたら値下げされたので落札。
画像中央の白っぽいのが一番古いPL80。もはやビンテージの域。傷だらけだったので再塗装した。
今回購入は手前の黒いPL80a。
その後一番奥のN/D757の順で新しくなるようだ。
音は言うまでもないElectroVoiceのしっかりした地味目な癖のない音。SHUREは高域がちょい持ち上がり明るさ派手さがある。EVにはそれがなくほぼフラットでリアリティのある好きな音。AKGにになるともっと太く大きな音になる。欲しいけどお高い。
こんなにマイクばっかり買ってどうするんだろうと思う。まして使う機会はあるのかと思う。
うっかりアマチュアさんに出して落とされでもしたら泣くに泣けないから滅多に出さない。それじゃ持ってる意味がないが。
半農半歌手のYae(加藤登紀子の娘)にN/D757を出して大絶賛だったという。「声が全部吸い込まれる!」と。扱いを知った人でないと提供に躊躇する。
これでそろそろ私のマイクフェチも終了かな。

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BOSE101MM

格安で購入できたBOSE101MM。本日到着。画像にはなかったスピーカーユニットは綺麗。中には日焼けして色褪せしてるのもあるからね。エッジの変形ヘタリもない。サウンドチェックしてみるといかにもBOSEのフルレンジ音。中域がいいのだがモニター用にはも少しhighが欲しい。これはEQで充分に補正できる。

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カラオケ屋さんから来たらしく外装を拭いてみると真っ茶真っ黒。セスキ炭酸ソーダ入りで臭いも消えた。

スピコン〜フォンのスピーカーケーブルを作る。今度はアンプを替えてbehringerEPQ304でチェック。実際に現場でセットするのと同じ機材。

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実はBOSEを使うのは初めて。確かに名機802は今でも使われているが、ユニットが飛びやすい欠点があり敬遠していた。フルレンジ8発の構成はやはり低域高域の美味しい音が前に出ない飛ばない。音響空間的にはいいのだけど、音質を犠牲にして大音量を出したい私であったが。
このスモールモニターなら聴きやすいだろう。
お馴染み玉置浩二「サーチライト」のウッドベース(UEB?)の音もしっかり出てる。カーペンターズ、Queenも心地よく再生。めでたしめでたし。