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情熱の赤

デスクの横においてある貯金箱。
ここに毎日お金を入れることにした、かねこです。
従業員の皆様、盗んじゃダメよ~(笑)。
 さて、「マニアック・かねこ」としては、
やはり地産地消は大切にしたいです。
地元には本当に素晴らしいこトコがたくさんありますものね。
ワインの世界も、同じ。
地産地消ではないけれど、地元の品種を大切に造っているのを
見ると、それだけで興味がわいてきます。
これも、その一つかもしれませんね↓↓↓

~~カセドラルセラー・ピノタージュ~~
 南アフリカ、ここで激ウマなワインが生まれていることは
意外と!?知られていないかもしれません。
W杯のときなんかは、かなり注目された・・・、ハズ(汗)。
そうなんですね、れっきとしたワインの産地。
その中でもこの国を代表する品種、それが
「ピノタージュ」なんですね。
 ピノノワールとサンソーの掛け合わせ。
これがまた、ステキな色合いを生み出してくれるんです。
そしてもう一つ、この国ではカベルネソーヴィニヨンもグレードの高い
ワインに仕上がります。
 これは、またの機会に。
 個人的には、南アフリカはこの品種が好きで飲んでいます。
色合いはかなり濃い目、まさに「情熱の赤」って感じなんですね。
ところが、この色合いとはうらはらに、
繊細な味わいをみせてくれるからオドロキでございます。
イチゴ系のしっかりしたフルーツの香り、そして
キリっと輪郭のある酸味、これが全体の味を調えています。
ピノのしっとり感、そしてサンソーの軽快さが
見事なる融合をしてくれています。
 飲んでいて、疲れないですね、このワイン。
この色合いだともっと辛いのかと思いました、最初は。
さすがは有名ワイナリー、やってくれるではありませんか。
もちろん、この蔵元の「シャルドネ」も美味しいんですがね。
 これからの時期にも、ちょっとオススメのワインです!

届きました♪

 先日ふらっと入ったうどん屋さん。
シンプルなスープと食べ応えありの麺。
何だか久しぶりに、ステキなものを頂いた気がした、かねこです。
さっぱりって、シンプルでいいですね!
 さて、今年も早くもそんな季節を迎えました。
そう、11月といえば、ワインの業界では新酒の季節を
さします。
以前ほどでは無いですが、「ボジョレーヌーボー」はあまりにも有名ですね。
でも、それだけではないんです。
一足お先に、イタリアからも今年の風が届いていますよ↓↓↓

~~コルヴォ ノヴェッロ~~
 イタリアの新酒、それを「ノヴェッロ」と呼ぶんですね。
厳密には10月の最後に解禁となりました!!
実はかねこ的には・・・、このノヴェッロのほうが
毎年楽しみで仕方ないんですがね♪♪♪
 このコルヴォは、イタリア南部、シチリアの蔵元。
普段からこの蔵元は、かねこも大好きな一つです。
南のワインの素晴らしさを存分に表現してくれているんですね。
 さっそく正座をして!?試飲をしてみました。
 色合いは、このノヴェッロ特有の、なんともいえない紫というか、深みのある感じ。
でも、熟成はしていないので透明感もちゃんとあります。
グラスを近づけた瞬間、フルーツの香りが
一気に弾け飛んできます。
新酒特有のはつらつさと、フルーツの奥深さ、これは見事。
味わいも時間が経つほどに深みを増して、
適度なコクをもちながらも、最後は程よく消えていきます。
 う~ん、今年も中々の出来ですねぇ。
この瞬間が、実は一年で一番楽しかったりして。
イタリア以外にも、日本のワインの新酒も解禁になっています。
これはまた改めて。
皆さんも旬のものは旬のうちに味わってみてくださいませ!!
 

ボルドー祭り!

 コンビニのおでん。
どうしても買う勇気のない、かねこです。
最近のは美味しいって聞きますが、
以前のイメージがこびりついていて・・・(汗)。
 さて、今もっともアツい産地。
日本?イタリア? 
う~ん、それもいいんですがね。
改めて飲んで好きになってしまった産地、
それが「ボルドー」です。
今まで飲まず嫌い!?みたいな感じはありましたが、
目覚めさせてくれた1本が、コレでした↓↓↓

~~シャトー・ル・ヌーダ~~
 いやぁ、これがねぇ、すごい。
ここまで概念が変わるのかってくらい、はまりました。
かねこの中でボルドーといえば・・・、「シャトージャンフォー」が
トップでした。
がっ!!
値段的なバリュー感を考えても、こっちのほうが
上をいくかもしれません。
 勝手にコーフンしてても分かりませんか(笑)。
肝心のお味ですね。
香りの印象からすると、ちょっと柔らかいイメージ。
ひ弱とまではいきませんが、おしとやかでしょうか。
口に入れてみると、一瞬?と
感じた直後に、押し寄せる旨みと、コク。
決して渋過ぎない、それでもちゃんと
ボリュームを保っている。
飲んでいて嫌味が一切感じませんね。
 
 今まで「舌がしびれるくらい」のボルドーも飲みました。
ネームバリューだけなんじゃないかと感じるワインもありました。
・・・、コレは本物。
素晴らしいの一言。
思わず箱買いをしてしまいたい衝動にかられました。
今年の冬、これがあれば無敵かもしれませんぞ~♪

久々です・・・。

年齢的なものでしょうか・・・。
ストレッチの大切さを身にしみて感じている、かねこです。
なんとか克服したいものですね(汗)。
 さて、ワインのお話。
我々の業界、つねに「レート」なるものが付きまといます。
輸入もの、レートが変化するだけで一喜一憂しなければなりません。
まぁ、毎回変動するわけでは無いですが、
値上げも値下げも、紙一重の世界。
そんな中、久々にお値打ち的なワインを発見しました↓↓↓

~~デヴィットストーン カベルネソーヴィニヨン~~
 アメリカは、カリフォルニアのワインです。
以前はこの地域、かなりお値打ちなものが多かったのですが、
人気とレートによって、だいぶ縁遠いものになってしまいました。
なので、本当に久々なんです、こんなステキな値段で販売できるのは。
でも、肝心なのはもちろん、お味。
早速事務所にて、試飲大会となりました。
~~ BOSS&かねこ 「この値段なら、十分旨いよね~!」
    事務のK 「美味しいけど、ちょっといつも飲んでるのとは違う・・・」
    パートH 「酔っちゃうので、少しだけ・・・」~~
 見たいな反応。
香り・味わいは典型的なカリフォルニア。
酸がはつらつとしていて、フルーティさも十分。
カベルネの本来の特徴をよく捕らえています。
すこしローストした香りとベリー系の香りが一緒に
ブレンドされていますね。
 全体的に明快で飲みやすいタイプ。
かねこはこういうの、大好きです!
 本当に探していたので、この入荷はうれしい限りです。
もっともっと、注目されてよい産地だとおもいますよ、個人的には。
これから大切に販売していきましょう~♪
   

軽さがステキ♪

キムチ鍋が食べたい。
先日からずっとそのことで、頭がいっぱいの、かねこです。
豚バラともやしはマストアイテムですね!!
 
 さて、そんなキムチ鍋にも合います(笑)。
「辛いもの」と「ワイン」って、意外と!?組み合わせが
難しいんですよね。
以前にもお話をしたかもしれませんが、どうしても辛さに
負けて、ワインの苦味だけが残ったりします。
なので、ニュートラルなタイプのワインだと、ちと苦しい。
今回のコレ、意外とマッチングしたりしますよ↓↓↓

~~カステルトッレ・カベルネソーヴィニヨン~~
 イタリアのカベルネ。
非常に・・・、選択の難しいパターンですね。
特に北部で作られている事が多いですが、
正直言って「べつにイタリアでカベルネじゃなくても」って感じます。
もっと楽しい品種、たくさんありますからね。
でも、あえてコレがあるということは、期待の現われでしょう!
 さっそく、試飲です。
良い意味で、カベルネっぽくないですね、コレ。
タッチとしては、ライト系ですかね。
なので、がっつり来るカベルネのテイストとは、ちと違います。
適度な酸もありますし、ちょっとスパイスのニュアンスもそうですね。
個人的には飲んでいて楽しいワインだと思いますよ。
 じっくり構えて飲むというよりは、
これはもうがぶ飲み系でいいじゃないですか。
気軽にテーブルに置いて、どんどんいけちゃいます。
こういう使い勝手の良いワインは、
心強いですね~♪

華のある香り

 今週末は、大売出し。
・・・、天気、大丈夫??と、心配でたまらない、かねこです。
ねぇ、台風って合体するの??
 さて、来月の販売用のワインをセレクション。
これぞというものを取り寄せ、試飲を重ねます。
そんななか、「ピン!」と来るものが
見つかりました♪♪↓↓↓

~~トリベント トリブ・トロンテス~~
 ちょっとマイナーすぎるセレクトに、我ながら賞賛です(笑)。
世界的には有名ですが、日本ではあまりなじみの無い!?
アルゼンチンのワインになります。
 地形的にはチリの東側、山脈を越えていった方角になりますかね。
あれだけチリワインがブームなんですから、
もっと注目されてよいのかもしれません。
 さて、お勉強!
アルゼンチンといえば・・・、そう!
赤ワインは「マルベック」、白ワインは今回の「トロンテス」となります。
どちらもかなり個性的。
 早速試飲をしてみますよ・・・。
温度的には少し冷やし気味からアプローチ。
それでもしっかりした香りが漂います。
ライチとかピーチとか、そういった香りですね。
「トロンテス」なので少し粘性のある、とろんとした(笑)感じもあり、
口に入ると酸はしっかりしていますが
甘味も適度にあるので、まったく気になりません。
最後には「ローズガーデン」の香りだけを残して、
キレイに消えていきます。
 本当に難しい品種なのでしょうね、
今まで何度も口にしてきましたが、善し悪しがはっきり分かれています。
今回のは・・・、あたりですね!
 こう言うタイプ、女性はもちろんですが意外と男性が好みそうですね。
 社内の評価では、満場一致で「美味しい」が出ていました。
さぁ!珍しいかもしれませんが、是非とも飲んでおくべき1本かもしれませんね。

星つきの味わい

 久しぶりに入った、牛丼チェーン。
相変わらずの美味しさに、お代わりを試みた、かねこです。
でも・・・、そんなに急にたくさんは食べれませんでした(汗)。
身の丈にあった食事を心がけましょう~。
 さて、普段何気なく扱っているワイン。
中にはとんでもなくレアなものがあったり、??なものがあったり、
本当に様々です。
特にマニアックな地域のマニアックな品種なんかにも興味がある、
ちょっと変態チックなかねこです(笑)。
本日のワインは、それと間逆でしょうかね。
由緒ある、正統派の白ワインになります↓↓↓

~~ドメーヌ・ガルニエ シャブリ~~
 フランスはおろか、世界中でその名をとどろかせるほど
有名なのが、「シャブリ」。
白ワインといえばコレ、って方も多いんじゃないですかね。
ブルゴーニュ地方、シャブリ地区のワインですね。
 で、今日のガルニエ。
何がすごいって、その味わい。
フツー、シャブリっていつと、シャバシャバなものが多かったり、
バランス感の整ってない、硬い味わいがおおい、そんな気がするんです。
ところがコレ、正反対の味わい。
自然派ならではのたっぷりとした味わい、そしてきれいな酸味。
シャルドネの本来もっている高級感というかエレガント感が
ダイレクトに表現されているんです。
 これは後日聞いた話なのですが、それもそのはず。
フランスではこぞって、星つきのレストランで採用されているそうな。
そうですよね、この味わい。
かなりバリューだと思います。
あまり白ワインを口にしないかねこですが、
これはまさに別格、恐るべき自然派の味わいでございます♪♪

調和

 肩が重くなると、風邪を引くサイン。
自分の身体のことは、自分が一番良くわかる、かねこです。
体調管理も、立派な仕事の1つですね~♪♪
 さて、ワイン。
飲んでいて「一杯のめる」のと、「いっぱい飲む」。
じつはこの差は、本当に大きいと感じます。
なのでお客様にもこのことは必ずお伺いしますし、
自分でもこのメリハリはつけています。
そんな意味では、今日のワインは「いっぱい飲む」
のタイプでしょうかね↓↓↓

~~バビロン マルケ・ロッソ~~
 イタリアはマルケ州のワイン。
基本的にこの蔵元のワインで外れたことがない、
それくらいに安定してステキなワインを生み出す蔵元ではないでしょうか。
で、今日のをたとえるなら、「融合」となります。
 
 品種はモンテプルチアーノ主体のブレンド。
イタリアといえば、やはりモンプルは欠かせませんね、個人的にも。
で、何が融合しているかといいますと・・・、
完璧なる味の融合。
他にもラクリマやメルローといったブドウをブレンドしていますが、
この全ての良い所だけが、見事に融合なんですね。
 色合いは少し濃い目ながら、いかにも飲んで楽しくなりそうな
明るさを持っています。
口の中に入れるとさくらんぼっぽい感じと、適度な酸味。
樽は使っていないので、フレッシュ+透明感のある味。
渋味は強くなく、最後まで飲めてしまいます。
 まさに「迷ったらコレ」的なワインではないでしょうかね、コレ。
ジャケットもしゃれおつでしょ(笑)。
少し冷やして美味しい、そんな今日のワインでした♪

The・日本!

 最近、「寝落ち」が多い、かねこです。
人間、早寝・早起きを心がけたいもの。
体調管理はしっかりね~♪
 さて、やっとというか、早くもというか、
飲んでしまいました。
ワインセラーに眠らせようとしても、絶対に我慢できない(笑)。
そういう性格なので、開けてしまいました。
これこそ、日本っ!という、このワインです↓↓↓

~~豊富畑 ヤマソービニヨン~~
 今年の「国産ワインコンクール」にて、賞をもらっているワイン。
山梨のモンデ酒造さんのものですね。
訳あってフラゲしておいたのですが、
興味津々でにらめっこしても、はやくもギブアップ(笑)。
 この「ヤマソービニヨン」。
日本で生まれたブドウ品種なんですね。
「山ぶどう」と「カベルネソーヴィニヨン」の交配品種。
ジャパン・オリジナルって訳です。
山梨ではメジャーな品種ですが、
あまりこちらまで出回ることは多くないですね。
元々の生産数もあまりないようですからね。
 以前にもこの品種は何度か口にしたことがあります。
そのときのイメージは、正直いって・・・、みたいな感じだったんですね。
なので、それを確かめたくてTRY!
 全体的にがっちりしたフォルムよりは、優しさがあふれている、そんな印象を受けます。
ワイン=渋いを感じさせない、チャーミングな色合い。
そして香りも、フルーツを感じさせるタッチ。
 別に片意地を張るわけでもなく、こういうワインが日常のテーブルに
並んでいると、本当に安心しますね。
デイリーに飲めると、生活に溶け込んでくれそう、そんな
優しさと人懐っこさを持っています。
 日本のワイン、これからも大注目ですぞ~!!

残る幸せ

 先日のマラソン大会で誓ったこと。
「もっと自分に厳しく!」の、かねこです。
最後は自分の甘さがでた、そんな悔しい想いは
もうしたくありませんからね。
 さて、ワインにしましょう。
今回は白のお話。
簡単に白ワインって言っても、タイプも様々。
さらっと系から、しっかり系、辛いのから甘いのまで。
かねこ的には普段は、さらっと系が多いんですが、
たまにはこういったワインも、
取り付かれたように飲んでみたくなります↓↓↓

 ~~シャトープシェオー プレステージ・ブラン~~
 かねこにとって思い入れの深いワインが
このプシェオーです。
以前に書いたかと思いますが、記憶をなくして3日酔いになるくらい、
印象的でした(汗)。
この話は、今回は無しですね!
 さて、南フランスの帝王とも呼べる蔵元、それがこの
シャトープシェオー。
醸造もいたって自然派を遂行し、あの有名な
シャトーマルゴーの樽で熟成させたり、自然派の旗手フィリップ・パカレとも
手を組んだりと、まさにフランスワイン界での
ゴットファーザー的な風貌で、ものすごいワインを生み出します。
で、今回の白。
味わい??
超がたくさんつくほどのたっぷり系。
それでいて、最後に残るのは旨みだけという、圧倒的
存在感のある1本なんですね。
たっぷりした味わい、蜂蜜のようなキメの細かい甘味。
辛さを感じないボディと、少しだけトロッとしたあしの長いワイン。
これだけの存在感があると、
フツーは飲み込むのがつらくなってきたりするのですが、
そんな心配は皆無。
 最後には幸せだけが残る、そんな印象のワインです。
温度は少し、高めでも良いかもしれません、
そのほうがしっかりとしたこの香りを楽しめることでしょう。
 いやぁ、なんとも贅沢極まりないワインですね。
たまにはこういうのでゆっくりも、いいものですね♪