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生産者来日その①

 会社にてPOPを書いていた最中の事・・・。
インクが大量に出て、インクまみれ。
この日はよいことの無かった、かねこです。
 まぁ、そんな日もありますよね(涙)。
 さて、昨日のお話の続き。
と言うか、何も話していなかったですね!
イタリアから、かねこにお客様がご来店だったんですね。
しかも、自慢のワインを引っさげて、堂々のご入店では
ないですか。
 「コレはじっくり、話を聞かねば!」と思い、
半強制的にインタビュー、スタート。
そんな中、彼が出してきた1本のワイン。
これを是非とも、飲んで欲しいとの事↓↓↓

~~カンティーナ・ラヴォラータ チロ・ロッソクラシッコ~~
 イタリア南部のカラブリア州にある、家族経営のワイナリー。
地道にワインを造り続ける、蔵元です。
その中でも注目してほしいのが、このワインの品種、「ガリオッポ」だそうな。
かねこも当然、別のワインで口にしたことがあります。
 彼の話を総合的に訳しますと・・・、
「イタリアには地元の品種が500もある。その中でもカラブリアに
古くから伝わるのがこのガリオッポ。 もともとこの土地は、唐辛子と栗の産地。
世界で最古の葡萄の1つと言われるこの品種は、唯一辛いものに
あわせられる品種なんだよね。  カレーでもキムチでも、
スパイシーな食事と一緒に飲んでも、負けない。
でも、最後にはちゃんと、滑らかさが残るように仕上げてるんだよねっ!」
  って、話してくれました。(通訳さんがね!)。
そうなんですね、このガリオッポって、以前に漫画「神の雫」でも
キムチにあうワインとして、取り上げられたことがあったくらい。
それほどにスパイシー料理にマッチングするんです。
マニアックな話ですが、彼は葡萄の完熟度を見るのに、
「ミツバチ」を参考にすると、話してくれました。
蜂がおおく飛ぶ葡萄の枝、すなわちそこが糖度が高い証拠だと。
こんなこと、考えもしませんでしたねicon12
そしてもう一つ。
普通は「樽熟成」にはオーク樽を使うことが多いんですね。
ですが彼らは、ここでも地元の名産「栗」の樽を使うそう。
こうすることで、この地元の葡萄が一番良い状態に仕上がるそう。
ここまでの強烈なる「地元愛」、本当に
キラキラを瞳を輝かせながら話してくれました。
前回のW杯では、イタリアチームの宿舎にここのワインが採用され、
持ち込まれたそうな。
正直言って、あまり高くありません(笑)。
でも、ここまでの飲み応えなら、ステキじゃないですかぁぁ♪♪
そしてもう一つ、白ワインもナイスガイがあると。
この続きは、また次回・・・。

生産者@なう

 この飲みたくなるような青空の下・・・(笑)。
本日は「イタリア」より、生産者が来日中↓↓↓

 楽しい話、たくさんお伺いしていますよ~♪♪

流行るかな??

 毎夜ごと、お風呂上りのストレッチ。
何事も続けてみるものですね。
明らかに身体がほぐれてきた、かねこです。
まぁ、元々が硬いですからねぇ・・・(汗)。
 さて、「春」になって一気に注目を浴びるワインがあるんです。
そう、日本の甲州なんですね。
昨年仕込まれたものが、この時期になると出始めます。
なので、各メーカーさんも、猛ラッシュとなるわけです。
それにあやかった訳ではないのですが、
かねこも少しずつ、こんなことを始めてみようかと・・・↓↓↓

 ~~一升瓶ワイン☆強化作戦!~~
 まぁ、こんなことこの当たりでやるお店と言えば・・・、
そう!当店しかありません(笑)。
地元では当たりまえ過ぎて語られることもすくないであろう「一升瓶」。
少しずつではありますが、あえてそこに注目をしてみようかと。
画像のは「原茂ワイン」さんのスタンダード一升瓶ですね。
このために仕入れました。
元々、このタイプのワインって、個人的にも大好きなんです。
必ず山梨に行くと、買っていました。
初めての方は、えっ?って思われる方が多いですが、
これが飲んでみると、はまる事!!
ほんのりした甘さを感じながら、気取らずに飲む。
別にワイングラスでなくても大丈夫。
(ラッパ飲みは、マネしないでね~♪)。
自由でありながら、味わいも本格的。
この自由な素晴らしさ、ご理解して頂けるでしょうか・・・・。
ただ、一升瓶といっても様々なものがあります。
純粋に山梨ワインにこだわったものから、輸入原料を
使っているものまで。
どれが良くて、どれがダメと言うことはないと思います。
自由に、そして美味しく、ワインを楽しもうではありませんか~キラキラ
そうそう・・・、先日、楽しいプレゼントを頂きました↓↓

~~オカダデンキ☆ボールペン~~
オイッチニさん、貴重なものをありがとうございます♪♪
しかも、電気やさんらしく、こうなるんですね↓

そう!光るんですね。
大切に使わせていただきたいとおもいます。
・・・、これも壊れたら、修理してもらるんでしょうか(笑)♪

アンモナイトなヤツ

 雨、多いですねぇ。
せっかく買ったウェアやシューズ、
いつ着ればいいの?と、空に問いかけている、かねこです。
せっかくの季節、楽しみたいですね~。
 さて、今日は地中海のお話。
はるか昔、人間が生まれる前の事。
海だったんですね、この地球のたくさんの部分が。
今では想像もつきませんが・・・。
それを感じさせるワインが、実はあるんですね↓↓↓

 ~~フェルムサンマルタン・コートデュローヌ・ルージュ~~
 フランスはローヌ地方の、自然派の蔵元。
山の上に畑がある、まさに「天国に一番近い葡萄」と言っても
いいでしょうね。
徹底的な自然栽培にこだわりながらも、この地方特有の
ボリューム感としなやかさを生み出していきます。
 で、その秘密が・・・、
ラベルにもうっすら描かれていますが、「アンモナイト」なんです。
そう! 
こんなに標高の高いところも、大昔は「海の中」だったんですね。
なので、畑を掘ると石ころた貝殻が出てくるんです。
これが、葡萄にミネラルを与えて、
長い月日の間に味を作り出していくんですね。
これこそが、自然のなせる業なんでしょうね。
 色は濃いんですが、口に入れてみると、驚くほどの
味わいの深さに驚きます。
フルーティさとのバランスが、ばっちり取れているんですね。
口の中で、一切嫌な感じを受けずに、スムーズに流れていきます。
「濃い=重たい」の概念を一気に覆してくれます。
 たかが人間なんて、自然の力には絶対にかないません。
われわれが出来ること・・・、自然に感謝しならが、
たっぷり飲むことでしょうね、きっとwarau

透明感♪

  最近は妙に「バナナ」に目覚めている、かねこです。
これにも、味の違いってはっきり
でるんですね、ちょっと驚きました(笑)。
 さて、ワイン。
当然なのですが、「安くて美味い」が一番ですよね。
高くて・・・なヤツも、ごろごろ転がっている世の中ですからね。
かねこの場合、白ワインに求めるもの・・・、
  ① 爽やかさ
  ② 最後まで飲めるスッキリ感
  ③ 値段!
 だったりします。
そんな欲求を満たしてくれるワイン。
あんまり飲まない白だからそこ、こういう欲求が多いんでしょうかね。
このワインは、それをカバーしてくれますよん♪↓↓↓

 ~~ジェイコブスクリーク リースリング~~
 まぁ、ありきたりかもしれませんが、これはかなりな優秀性です。
言わずとしれた、オーストラリアのワイン。
ブームは落ち着きましたが、ちょっと前は
「オーストラリア」と言えば、これが定番中の定番でしたよね。
で、あえて「リースリング」なんです。
フツーは、この国なら「シラーズ・カベルネ」とか、「シャルドネ」とか
に目を奪われそうですが、このリースリングは驚くべき実力。
最近はこの品種の愛好家が集まって「リースリングの会」を
開いているほど、女性を中心にファンが多いんですね。
 で、このワインですね。
まぁ、買おうと思えば、コンビにでも買えちゃいます・・・、確か。
ただし侮る無かれ、香りの上品さと
シャープな口当たりには、本当に驚かされます。
ほんのりとした苦味のニュアンスは、飲み込むときには旨みに
変わっています。
なので、冷やしても爽快感タップリで飲める。
そして見た目の色も、透明感のあるグリーン。
こう言うワイン、もちろん料理に合わせても美味しいですが、
何も考えずにガブガブ飲むのも本当にステキキラキラ
気がつくと、飲み干しているっていうくらいにナチュラルなんですね。
こういうの、本当にありがたい限りですなぁ~warau

2年ぶりの・・・。

 通勤途中の電車の中。
緊急停止したまでは良かったですが・・・、
電気もエアコンも消えるんですね。
これって結構、ストレスに感じる、かねこです。
みんな、こうなんですかね(汗)。
 さて、ご無沙汰。
忘れていたわけではないのですが、本当にご無沙汰。
在庫が無くなって、それ以来疎遠になっていたのですが、
改めてこのワインの「モンスターぶり」を再確認したので、
約2年ぶりに入荷をしてみました↓↓↓

~~ミシオネス シャルドネ~~
 当店でチリのぶっちぎり№1人気蔵元、それが「ミシオネス」です。
この価格でこのパフォーマンス、正直言って
「もってけ泥棒!」みたに良く出来ているシリーズなんですね。
そのシャルドネが再び入荷をしてきました。
このインパクトのある「十字架」ラベル、
ばっちり覚えやすいですよね~。
 皆さんも経験がおありかもしれません。
暖かい地方のシャルドネ、本当にボリュームがあって
香りもしっかりしていて・・・、人気なのが良く分かります。
これもまったくその通りで、
このトロピカル的香りには本当にウットリしますicon12
でもって、すっきりとした切れ味も持ち合わせる。
どんな料理にも合わせやすい、万能タイプの白ワイン。
 
 以前には、あの有名な料理雑誌の誌上で
「鍋に良く合う」ワインとしても取り上げられていましたっけ。
時期的にも鍋はもうおしまいかもしれませんが、
ローストした豚なんかと一緒に飲むのが、
個人的には大好きです。
 さぁ、白ワインの美味しい季節、
しっかり冷やして、グイグイ飲んじゃいましょう~♪♪♪

気分も変わる。

 別に信じるわけではないんですが・・・、
先日、耳から聞こえてきた占いの結果。
見事に当たっていて、ドキッとしてしまった、かねこです。
性格は占いで示されてしまうのでしょうか(汗)。
 さて、「気分一新」なんて言葉があります。
ちょうどこの時期、そういう季節になりますかね。
かねこの場合は、特にはないんですが、
嫌なことが続くと、そういう気分になったりします。
  ワインの世界でも、たまに気分一新があるんです。
色んな要因がありますけど、これもその
一新したワインなんです↓↓↓

 ~~大和葡萄酒 ヴィンテージ甲州~~
この季節、特に甲州のワインが欲しくなるのは、
かねこだけでしょうかね~。
このすがすがしさ、そしてフルーティな香りに包まれると、
なんだかとっても幸せな気分にさせてくれるんですね。
 で、このメーカーさん、常に先を見据えている。
まるで、「俺の敵は世界だ!」みたいな感じ。
それくらいに志の強い、そしてそれを実行されていらっしゃる
メーカーさん。
で、このワイン・・・、ラベルが変わりました。
今まで以上にアーティスティック。
そしてもう一つ。
味も、どんどん素晴らしくなっていっているんですね。
 
 このワインの素晴らしいところ。
普通は甲州と言うと、ちょっと控えめな香りだったりします。
ところがここのは、明らかに香りのボリュームが違う。
相当な努力をされているんでしょうが、それが
はっきりと瓶の中に詰め込まれている感じ。
この時期から、甲州ワインはどんどん新しい
ヴィンテージのモノがリリースされてきます。
今年の出来ぐあいを楽しみに、
味わいたいと思います~icon12

ザ☆マニアック

 某コンビニのデザートコーナー。
最近は毎日ココを眺めている、かねこです。
水ようかん、食いたいなぁ~って(笑)。
目の保養で、我慢です。
 さて、何事も「マニアック」な方っていらっしゃいますよね。
ワインの世界も全く同じ。
とくにかねこは、自称マニアックだと思っています。
   「ワイン=ボルドー」
みたいな図式が全くありません(笑)。
なので、こういう品種とか、大好物なんですね↓↓↓

 ~~レジャメル ヴィオニエ~~
南フランスの「スーパーワイン」よ呼ばれている(本当か?)のが、
この「レジャメル」なんです。
葡萄の品種ごとにワインを造っているので、飲み手に対して
かなり明確な感じになっています。
 で、その中でもあえて「ヴィオニエ」なんですね。
そもそもこの品種、難しい。
造るのも、ワインにするのも。
なので、あまり見かけることが多くはありません。
別に白ワインだったら、シャルドネでいいか~みたいな
考えがないので、どうしてもマニア路線に走ってしまいます。
 この品種のポイントは、たったの2つ。
   「香り」と「味わい」だけ(どのワインでもそうか・・・)。
とくに、香りに特徴のある品種。
まるで花畑の真ん中にいるような、芳しい感じが
身体中を包み込みます。
そしてしっかりとした味わいながらも、少し高めの酸が
後味をキリッとさせてくれるんですね。
このボリューム感、とっても大好きなんです。
冷やしすぎても、へたれることのない、すてきなワインだと思います。
皆様も、どこかで巡り合ったときは、是非とも
口にしてみてくださいませ~♪♪

巨匠の春、到来

 薄着で朝RUN、最高に気持ち良いですね。
ウキウキして、走りたくてたまらない、かねこです。
よかったら、ご一緒にいかがですか(笑)。
 
  さて、日本人の心を揺さぶる言葉、それが
「限定」ではないでしょうかね。
どの世界でも、コレは共通だと思います。
そんな事を言われると、ついつい手を出してしまいそうになるから
不思議ですよね♪♪
  実はワインの世界にもそれは存在します。
当然、酒壱番にも毎年のお楽しみが入荷をしています↓↓↓

 ~~ドメーヌ・リショー スペシャル・キュベ~~
 もう説明はいらないくらいに、このブログでもお伝えしているのが
「自然派ワイン界」の巨匠、マルセル・リショー。
彼にしかできない、唯一無二の芸術的な世界。
そんな蔵元が、春にだけ限定で出してくれるワインが、コレ。
 かねこのワイン人生に、「味が濃くても、飲み飽きしない」という
概念を教えてくれたのが、このリショーなんですね。
確かに、彼のワインはタップリした味わい。
ところが、全くといって良いほど、引っかかる部分が無いんですね。
今回のこのスペシャルキュベも、全く持って同じ。
 毎年無理を言って仕入れていますが、いろんな表情を覗かせてくれます。
一年たりとも、同じ味わいは無い、コレが本当のワインの素晴らしいところ。
機械的にやろうとすれば、同じ味のワインなんて、簡単に造れます。
でも、こんなにも不自然なことって無いですよね。
葡萄は農産物。
出来・不出来があって当たり前なんです。
それを人間の小手先で変えてしまうことのほうが、違和感があります。
 もったいぶっているので、このワインはまだ売り場に
並べていませんwarau
倉庫で今かと出番を待っている状態。
そろそろですかねぇ~♪
楽しみにそのときを、待ちたいと思います。

春に咲く1本

 先日、凄いことに気付きました。
大切なワイングラス、ふちの部分が
欠けている・・・(涙)。
 もう、ありきたりのモノしか買わないと決めた、かねこです。
割れないグラスは、無いんですけど、この世の中には。
 
 さて、今日は「季節のワイン」のお話。
この飲み物の素晴らしいところ、それは時間の経過
とともに、味わいが変化していくところだと思うんですよね。
まぁ、たまに劣化してる場合もあるんですけど。
 そろそろ、このワインの季節がやってきました↓↓↓

~~フィリップ・パカレ ヴァン・ド・プリムール~~
 ん?難しいですか(笑)。
早い話、ボジョレーヌーボーなんです、昨年の。
ひねくれモノのかねこ、1本だけ大切に保管をしておきました。
でも、コレにはちゃんと理由があるんですよね・・・。
 今や、日本の為に造られているといっても大げさではないくらい、
大量に販売をされるヌーボー。
11月の第3木曜日が解禁日と決まっています。
本来だと「旬の味わい」を楽しむものなので、
早く飲んでしまうのが当たり前なんですね。
ところが、ヌーボーもちゃんと熟成をするものもあるんです。
秋に瓶に詰めて、日本にやってきたこのワイン。
冬を越すことで、味わいも落ち着き、ググッと角がとれて
まろやかな味わいへと変化をしていきます。
まるで、春を待ちわびていたかのように。
ワインも人間も、歳を重ねると丸くなるんですねwarau
 たぶん、そろそろ飲み頃を迎えつつあるんだと思います。
大切に、味わって飲んでみたいと思います。
たまには、こういう楽しみも必要ですよね~♪♪