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行く末を占う

 なんでしょうか、妙に足首が辛い。
足首というか、アキレス腱なんですけど。
飲みすぎ?走りすぎ?? 
違和感タップリの、かねこです。
 さて、我々お酒の世界において、一番大切なこと。
それは、「浮気をするかどうか?」なんですね。
あっ、勘違いしないでくださいね、そっちの方向じゃないですよ(笑)。
 自分の好きなものを飲み続けるのはいいのですが、
たまには「コッチの酒もいいなぁ~」って、浮気をしてみたくなるもの。
今年は、そこに力を入れていこうかと。
 その行く末を占う・・・、
という名目で、従業員の試飲会を行いました↓↓↓

 包まれたる2本のワイン。
テキトーにAとBなんて書いてあります(笑)。
1本は現在お店で人気のワイン。
そしてもう1本は、今回血眼になって探し当てたワイン。
共通しているのは「カベルネ」と「値段」。
奇跡と言うか、作戦通りと言いますか、
満場一致で「A」のワインをセレクトしてくれました。
 香りだけでも、 
  Aは華やかなタイプ
  Bは重厚さが漂うタイプ
当然好き嫌いは抜きにして、どっちがおいしいかと。
銘柄も価格も分からない、真剣勝負。
こう言うので実力を磨くんですね。
で、選ばれしAのワインがコチラ↓↓↓

 ~~メゾン・ヴィルジニ カベルネソーヴィニヨン~~
 フランスの南部、ラングドック地方のワイン。
どうやら蔵元さんは、比較的新しいようですね。
葡萄の品種ごとにワインを出されているようで、
なんだか期待感がもてます。
 肝心の味ですが・・・、
「カベルネの持ち味をはっきりと表現しています。 それでいて
この香りの華やかさは珍しい。 まるで、ボジョレーを連想させるような
華やかさを持っています。
 渋味に対しても柔らか味があり、最初から楽しめそうな、そんなワイン」。
 これ、ちょっと感激しました。
一切の難しさが無いので、誰でも楽しめそうです。
こう言うワインが広まると、売る方も楽しくなりますよ~。
これからの時期には、ピッタリの赤ワインですねキラキラ

季節モノ♪

 先日の酒壱番。
試食したものが全て「魚系」のものばかり。
口の中が・・・。
猫の気分になってしまった、かねこです。
それはもう、大変でした(汗)。
  もう春ですね、そろそろですね。
昨年もこのブログで、ネタにしたのをはっきりと
覚えています。
あれからまた、季節が一回転したのですね~、早いもんだぁ。
と言うわけで、コレ、今年も無事に入荷してきました↓↓↓

~~ドネリ・サクラフリッツァンテ~~
 イタリアのスパークリング。
しかも、日本向けにアレンジをされています。
しっかりと桜が感じられるような、嬉しい1本なんですね。
 元々このメーカー、かねこが知っているイタリアのメーカーでも、
かなりレベルは上なんですね。
どれをとっても、外れがないと言ったらいいですかね。
なので、「安心して買える」、そんなイメージがあります。
 まぁ、フリッツァンテなので、しっかりした泡と言うよりは、
「微発泡」が正しい言い回しでしょうかね。
頼りないのではなくて、そばにそっと寄り添うような、優しい感じ。
口当たりは優しく、ほんのり甘め、なのでしっかり冷やしたほうが、
より美味しく感じます。
身体中を優しく包み込む、桜の香りは・・・、
ステキですwarau
 今の季節だけの限定ですが、気がつくと毎年
ちゃんと飲んでいる、そんな気がします。
それくらい、魅力的なワインなんですね~。
今年も、しっかり楽しみたいと思いますicon12icon12

深みに変わる赤

  本来「ハイボール」が大好物のかねこ。
 最近は何故か、バーボンのハイボールに夢中。
 あの甘い香り、何とも言えませんなぁ~(嬉)♪♪
 さて、今日はワイン、それもかなりググッとくるやつです。
この業界、ワインなんて世界中にあるんですよ、本当は。
なのに、どうしても飲む地域が偏ったりしてきます。
そんな時に、意外なものに出くわすと、急に
自分の心を「ガツ~ン」とどつかれる気分になります。
まだまだ甘いぞ!と、諭されているかのよう。
久しぶりに、そんな以前の衝撃を思い出して、飲んでみました↓↓↓

 ~~KWV ルーデバーグ~~
 言わずと知れた、「南アフリカ」の組合的蔵元、それがKWV。
南アフリカと言えば、やはり「ピノタージュ」なんかは有名。
でも!?意外と国際品種、素晴らしい出来のモノが多いんですね。
以前紹介した「シャルドネ」もそうでした。
で、今回のは「豪華なるブレンド族」なんです。
 カベルネ・メルロー・シラーなんかがゴージャスな具合に
ブレンドをされているこのワイン。
特徴的なのがこの口当たりでしょうか。
この味わいからすると、柔らかいタッチ。
でも喉を通るときには圧倒的な存在感で深みに変わっていきます。
それぞれの持ち味を、存分に発揮しているワインなんですね。
 ワインって、「食事と一緒で美味しい」っていうのがかねこのモットー。
あわせることで、気付かなかった出会いが、そこにはあります。
でもこのルーデバーグ、あまりに奥が深いので、
じっくりと向かい合ってみたい、そんな気にさせてくれます。
コレだから、ワインって面白いですよね。
何一つ、同じ顔が無い、というか、見せてくれない。
コレを理由に、これからもどんどん飲んで行きましょう~face05

今月の1本♪

 朝起きて、鏡を見ると・・・、
何故か、目の下にタップリの「クマ」。
これって何かのサイン?と、妙な気持ちになる、かねこです。
殴られたわけでもないし(汗)。
 さて、先月から始めた企画、
それが「葡萄品種別、今月の1本」です。
意外と!?ぶどうの品種にこだわるってなかなかないですから、
それを月ごとに紹介していこうというコーナー。
先月の「シラー編」は、おかげさまで
通常の4倍速で売れていきました、ありがとうございます。
銚子・・・、いえ、調子に乗って
今月は、コチラの品種をご指名してみました↓↓↓

 ~~ソーヴィニヨン☆ブラン~~
 白の代表選手と言えば、「シャルドネ」と、この
「ソーヴィニヨンブラン」で間違いありません。
個人的にも大好きなこの品種、本来の産地は
ボルドーやロワール地方なんかが有名です。
最近では「ニュージーランド」で爆発的なうまさを
表現していますね。
  まさに「スカッと爽やか」系な味わいで、リンゴや
 トロピカルフルーツのような香り。
 苦味はあまり無く、冷やすことでしっかりとしたキレが生まれます。
 これからの時期には、もってこいの品種ですね。
で、今月は「ヴィニョーブルドサライ」という蔵元をセレクト。
この蔵元は、南フランスでも本当にボルドーに近い地域。
フランスでこの品種は、スッキリしてしまうことが多いのですが、
この蔵元のヤツは、適度なボリュームがたまらないんですね。
しかも、値段からすればかなりのお得ワインだと思います。
 良く、「牡蠣にはシャブリ」なんてことを言います。
でも、実際に合わせてみて、本当に美味しいのは
こちらの「ソーヴィニヨンブラン」だと、信じてやまないかねこ。
この爽やかさに包まれて、ついつい飲みすぎてしまう、
そんな1本ですicon12

香り・衝撃!

 寿司が食べたい・・・、と思い続けて
早いもので1カ月。
やっぱり「銚子○」でないと気がすまない、かねこです。
腹壊すまで食いたいです(笑)。
 さて、ワインに大切なもの、それは「香り」ではないでしょうか。
何事も、香りは大切なんですね(笑)。
ファースト・インプレッションで大部分が決まるのは、
人間もワインも、全く一緒。
まぁ、時には裏切られるときもあるんですけどね。
良い意味で、裏切ってくれるワインが、コチラなんです↓↓↓

~~オリビエ・クザン ピュア・ブルトン~~
フランスはロワール地方の、超!自然派蔵元。
何がって??
蔵を訪れたときに、迎えにくれたんです、馬車でwarau
アレにはド肝をぬかれましたけっけ。
ちなみに「ピュア・ブルトン」とは、
「カベルネ・フラン」のロワールでの呼び名になります。
この「カベルネ・フラン」。
個人的には大好きな品種の1つなんですね。
あまりしつこすぎないし、適度な酸味がたまりません。
飲んでいて軽快さを感じる、赤ワインになります。
でね、このクザンのワインなんですが・・・、
開けた瞬間、とんでもない香りがします(汗)。
残念ながら、言葉で表現するのは止めておきましょう。
それくらいな、感じです。
 でも・・・、時間がたつと、ものすごくフレッシュな、
素晴らしいワインに変化をしていくんです。
良い意味で、裏切ってくれるん、そんな1本なんです。
 あまり「カベルネ・フラン」の単体のワインは多くは無いですが、
是非とも試しておくべき、ワインの1つですicon12

ほぼ買占め♪

 そろそろ、次のレースまで一週間。
どうやら疲れが抜けきらない、かねこです。
不安を感じたレース、ちょっと心配かなぁ~(汗)。
 さて、「どうしても欲しい~♪」って事、みなさんも
たまにはありますよね!?
先日かねこも、そう言うことがあったんですよ。
ワインの試飲会での出来事だったんですけどね。
 
 何の資料もなし。
ただ手酌でグラスに注ぎ、飲んでみる。
「んっっっキラキラ」。
これが運命の出会いだったんです↓↓↓

 ~~ドメーヌ・マス・ロー L~~
簡単なネーミングと言うか、深いと言いますか・・・。
フランスはラングドック地方の、自然派ワイン。
口に入れた瞬間、何の違和感も無い。
ワインなの?水なの?
って位に引っかかる部分がないんですね。
それでいて、あふれ出るフルーティさと旨み。
恐る恐る、値段をみてみると・・・!!。
かねこの心は、この時点で何のためらいもなくなりました。
 どうやらこの蔵元さんのお話を聞いているうちに、
謎が解けてきました。
「自然派ワインはねぇ、高くてはダメ、飲んでもらわなきゃダメなんだよ!」
との事。
この考え方、フツーじゃないことは、ワインをお好きな方ならお分かりでしょう。
農薬の使用を抑えたり、自然な栽培にこだわる故、
当然手間も時間もかかる。
フツーは値段が高くなって当たり前なのに、全くの逆発想。
本当に頭が下がります。
・・・、で、日本の現在の在庫を聞いてみると、まだあるじゃありませんか。
これはその場で、即決状態。
大人買いのような、ほぼ買占めを決行いたしましたface05
ちょうどこれからの季節にピッタリな味わいの赤ワイン。
おそらく二日酔いとは無縁の!?ワインでしょう。
しかし、意地悪なかねこは・・・、まだ売り場に並べておりません。
造り手の想いを伝えるように、大切に
売っていきたいと思いますface05

月明かり

 先日、機会があって、某スーパーの餃子を買いました。
??この価格って・・・と真剣に悩んだ、かねこです。
「安い」ことが価格破壊?それとも日本破壊?
難しい問題ですなぁ~。
 
 さて、先日とあるワインの、試飲をいたしました。
ちょっとした限定モノ、コッソリと入手に成功したので、
自宅に持ち帰り、じっくりと向き合いました。
普段は何気なく飲んでいますが、
たまにはじっくりと「ワインの声」を聞くこともするんですよ(笑)。
なかなかステキな声を聞かせてくれました↓↓↓

~~ムーン・ネーロターヴォラ&メルロー~~
かねこの大好物、イタリアはシチリアのワインになります。
この地方と言って、欠かせないのがこの品種、「ネーロターヴォラ」になります。
南の地方らしい、タップリとしたフルーティさと底抜けに明るい色合いが
特徴の品種ですね。
本当に個人的にも口にすることが多いです。
 で、今回のは皆さんご存知の「メルロー」をプラスして造られています。
これがねぇ、素晴らしいカンフル剤というか、まとめ役をしてくれています。
通常あまりに濃すぎて疲れる時もあるんですが、このメルローが
優しくそれをカバーしてくれています。
コレだけタップリしている味わいなのに、最後は心地よく消えていきます。
そしてグラスに注がれている時の、深~いルビー色も
魅力ですね。
 この時期なので、「ジビエ料理」がほしくなります。
早い話、イノシシとか、鹿とか・・・キラキラ
このワインの色合いからしても、ジビエに合う事間違いなしですね♪
最後は妄想をしながら、ソーセージをかぶりついた、
そんなワインとの対話のひと時でした~。

進路は南へ・・・。

 先日購入した、ランニンググローブ。
純白だったのですが、思わぬ場所で鼻血がでて真っ赤に・・・。
かなりショックを受けた、かねこです。
もう一個、買う?(笑)。
 「進路は南へ・・・」。
これがかねこのトレンドなんです、いきなりですが。
ワインのお話。
個人的に南の暖かい地方のワインを好む傾向があると、
遅ればせながら最近気付きました。
そんな意味では、これもその1つだったんですね↓↓↓

 ~~ブランチフォルティ・ロッソ~~
イタリアの南部、シチリアのワインになります。
このシチリアとか、本当に大好きでたまりません(笑)。
温かい気候からくる、このボリュームとフルーツ感ったら・・・。
気持ちが走りすぎました。
 品種は「ネロ・ターヴォラ」という、これまたイタリアならでは。
ぐぐっと迫り来るボリュームと、特徴的な酸味がたまりません。
イタリアワインの本当の素晴らしい部分、それは「酸」だと感じています。
本来だと「酸っぱい」と表現されがちですが、
この酸がないと、ワインとして成立しないんですよね。
適度なバランスが、美味しいワインを生み出すんです。
自由な国イタリアならではの、陽気になれるような味わいとでも
良いましょうかね。
この手のワインだと、冷やしても本当に美味しく飲めます。
なので、アツい夏場の時期には、もってこいなんですよ。
 たかが赤ワイン、されど赤ワイン。
世界中で、いろんなものが造られています。
コレこそが、ワインの楽しみの一つですね~♪♪

焼き鳥ワイン

 甘いものとしょっぱいものは2つで1つ。
この組み合わせがやめられない、かねこです。
いつになったら、食べ終わるの?って
キリがないんですよね~。
 さて、ワイン。
もちろんしっかりしたコース料理なんかでオシャレに飲むもの
それはそれ。
しかしながら、1年の360日くらいはフツーの食事ですからね。
そんなに気張る必要もないんですよね。
自分のスタイルで飲む、コレこそが一番の美味しい飲み方
なんでしょうね、きっと。
かねこの場合、先日はコレが非常に美味しいなぁ~って
感じたので、ご紹介したいと思います↓↓↓

 画像がイマイチ分かりずらいですが、
焼き鳥には、赤ワインなんですよね~!!
このタレの感じがね、ものすごくマッチするんです。
でも、身近な焼き鳥やさんでワインを扱っていらっしゃるところが無いので、
家飲みの時にはやっています。
タレの少し焦げた感じなんか、最高っ!
 で、この合わせたワイン、それがコチラですね↓↓↓

 ~~サンマルタンガリッグ サンマルタン・ルージュ~~
 南フランスの芸術的蔵元さんです。
実際にお邪魔したこともありますが、本当に古城のような家でした。
そして何処までも広がる葡萄畑。
それはそれは、新旧融合の素晴らしい蔵元さんだったのを覚えています。
 
 で、このワインはその蔵元のトップ・キュベになります。
本当に少量しか生産されない、まさに「幻級」の1本なんですね。
シラーやムールヴェードルなんかのブレンドになるのですが、
これが本当に素晴らしい。
赤ワインとして、一切のとがった部分がないんです。
むしろ、味わいが丸みを帯びているかのよう。
渋味すら、忘れてしまいそうなくらい。
こう言うワインを口にすると、本当に思うんです。
身近な食材に合わせて、楽しく飲みたいな~って。
なので、今回は焼き鳥さんの出番となりました。
まぁ、最後は記憶が無いんですが・・・warau
ステキなワインライフです♪♪

勇気と有機。

 朝RUN終了後に欠かせないもの、
それが「オレンジジュース」。
いつものようにコンビニに駆け込むと・・・、なんと売り切れ。
こんな小さなことで、腹を立ててしまった、かねこです。
唯一存在した1L、そんなに飲みきれません~。
 このお話は、非常に「賛否両論」あるかと思います。
どっちが良くてどっちが悪いと議論してみても、永遠に
答えが出ないのかもしれません。
それを承知の上で、今日は綴ってみたいと思います。
本日の主役は、コチラ↓↓↓

 ~~モンティパガーノ・トレッヴィアーノ・ダブルッツォ~~
イタリアはアブルッツォ産の白ワイン。
当店でもかなり前から置いてありますが、なかなかの人気者。
それもそのはず、「有機ぶどう」のワインなんですね、コレ。
バックラベルにも、そのことは記載されています。
 
 肝心の味ですが、フツーは「トレッヴィアーノ」と言えば、
さらっと飲める感が強いんですね。
悪く言えばさっぱりしすぎと言いますか・・・。
ところがこのワイン、かなり味わいがしっかりしている。
キレイな濃いイエローの色をまとい、最後までしっかりと
楽しませてくれる、そんな1本。
  で、この有機。
実際に葡萄を造る側から言うと、本当に勇気のいる行為なんです。
誰だって簡単に造れて、高く売って収入を得たい。
ところがこの有機ってヤツは、本当に手間がかかる。
リスクがかなり多いんですね。
一歩間違えば、収穫ゼロなんてことにもなりかねない。
だからこそ、本当に有機=勇気な仕事なんですね。
 もちろん、身体には優しいのでしょう。
しかしながら、有機ワインが絶対でないことも事実なんです。
フツーに造られていても、旨いものはごろごろしていますから。
なので結論は出ないのですが、
実際のところ、ワインの味にふくよかさをもたらしているのは
事実かもしれませんねface05
 まぁ、旨ければそれが幸せ!なんですけどね~icon12