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天ぷらです♪

 マイブーム、足のつめを伸ばすこと。
どうでもいいんですが、ちょっとしたこだわり!?の、かねこです。
でも・・・、靴下に穴が開いたので、明日で止めます(笑)。
 今日はワイン。
なのに、タイトルは「天ぷら」。
この時点でお気づきの方、相当ワイン通ですね!
ワインを最初にかじった頃は、確かにこうやって聞こえたんですよね↓↓↓

~~コンシグナ テンプラニーリョ~~
そうなんです、スペインのワイン。
代表的な品種がこの「テンプラニーリョ」になるんですね。
初めてのときは、ちょっとスペインワインが流行っていた頃。
みんな天ぷら天ぷらいっているので、本気で最初は
意味が分かりませんでした。
 で、久々に出会ったのが、この画像のワイン。
普段スペインのワインって、かなり価格によって良し悪しが
はっきりしているイメージが多いんですよね。
ところがコレ、「この価格でいいの???」くらいに、
優秀だったんです。
テンプラ特有のフルーティさ。
そしてシャープなキレ具合、これが見事なまでの
バランス感を生み出しています。
このタイプは、油モノの料理には本当にステキな
反応をしてくれます。
どんどん進んでしまうくらい、相性がいいんですよね。
 え~っと、棚が空き次第、このワインは入荷予定ですwarau
なんせ急だったもので、準備が整っていませんでした。
個人的にも、また楽しみなワインが1本、増えたような気がしますicon12

恐ろしや・・・、脱帽!

 実は、最近気付きました。
JRの「スイカ」って、お財布の中に入れておいても
改札で反応するんですね。
ちょっと恥ずかしい思いをした、かねこです。
 販売のお仕事をしていて、一番恐ろしいこと。
それは、「自分の視野が、いつの間にか狭くなっている事」だったりします。
自分の中の考えだけで、「コレは売れる」とか、「コレはダメ」とか・・・。
そうならない為にも、ほかのお店を見たり、雑誌を見たりしてます。
そんな中で現れたこのワイン、まさに、恐ろしや~でした↓↓↓

~~KWV  カセドラル・セラー シャルドネ~~
サッカーのワールドカップが行われた、南アフリカのワイン。
元々この、KWVという会社のワインは飲んだことがあったんですね。
でも、このレンジ、ましてやシャルドネは初体験だったのです。
なんせ、白ワインは甲州ばかり飲んでいるものですから・・・warau
 KWV、南アフリカの共同組合なんですね。
葡萄を持ち寄って、最高のワインを造り出す感じでしょうか。
この地域といえば、「ピノタージュ」があまりにも有名。
さて、そんな中シャルドネの実力は・・・・・・・・。
あっ、ものすごいボリューム感。
そして完全にトロピカルフルーツ系の香り、少しトロッとした感じもあります。
口の中でど~んと広がり、優しく樽の風味が抜けていきます。
温暖な地域のシャルドネは、比較的だらっとしやすいのですが、
これは一切無し。
まるで高級ブルゴーニュを越えていくかのよう。
??えっ??
これで2千円なの?  
それはもう、脱帽しかありません。
 雑誌「Dancyu」に掲載をされていたのですが、その中では
「1万円クラスより旨いワイン!」と評されていました、
これ、本当に納得ですicon12icon12
それにしてもこの「シャルドネ」という葡萄は、本当に世界中で適応能力が優れていますね。
どの地域でも、しっかりと特徴を出してくれます。
こんなステキなワインに出会った日は、ついつい嬉しくなって
飲みすぎてしまいますface05

憧れ

 最近のマイブーム。
仕事後、駅のベンチで飲む「コーンポタージュ」。
コレで癒されまくっている、かねこです。
 もうそろそろ、年末なんて声がこの業界では
聞こえてきています。
今年の段取りも、びしっとキメたいものです。
そんな理由もありますが、
本当は自分が欲しかったアレ、ついに入荷してきました↓↓↓

 ~~ドメーヌ・リショー レブレスカード~~
 まさにこれは、「憧れ」的な1本。
もう細かい説明はしません、このブログでも何度か
取り上げさせて頂いた、「自然派の巨匠」こと、マルセル・リショー。
フランスはローヌ地方の生産者。
世界中でこの名前は、共通言語くらいに有名(笑)。
そんな凄い造り手、彼のトップ・キュベがこのワインなんです。
 毎年行われる葡萄栽培。
その中で、自分が本当に納得のいく葡萄が出来たときのみ、
このワインは仕込まれます。
まさに、「幻」のキュベなんです。
実際にかねこも、口にしたことはあんまり多くありません。
それなのに、「憧れ」となっています。
 赤の味の濃さ=渋い。
この概念は、レブレスカードには一切通用しません。
圧倒的なボリュームですが、どこからか不思議と沸いてくるフルーツ感。
そして、とにかくキメの細かいタンニン。
グラスに注ぐだけで、気品すら感じられます。
フツーはここまで味わいが濃いと、嫌になったり、1杯だけで・・・なんて
思うんですが、そこも無し。
最後までキレイに楽しめます。
当然、毎回飲めるほどのお小遣いもありませんので、
自然と出会う回数も多くは無いです。
でも、何か自分へのご褒美として、飲んでおきたい1本なんですicon12 
さて、今年の終わりに、コレを飲んでいるのでしょうか・・・face05

祝!解禁♪

 寒くなるにつれて、朝RUNが楽しくなってます。
夜明けの瞬間が楽しくてたまらない、かねこです。
街が眠りから覚める瞬間、いいですねぇ~。
 
 さて、世間では「ボジョレーヌーボー解禁」で
にぎわっていますよね。
スーパーさんのペットヌーボー。
輸送費かけてあの値段って、現地での取引額は(笑)。
まぁ、それはそれですね。
でも、本当のボジョレーの美味しさ、皆さんにも知って頂きたいものです。
そんな解禁ですが、先日こちらも、
めでたく「祝!解禁♪」となりました↓↓↓

 ~~ハラモ ヴィンテージ甲州~~
そうなんです、酒壱番に初登場、まさに祝!解禁です。
先日の「山梨訪問記」でも少しお伝えしましたが、
お取引をしていていただけることになりました。
山梨県はおろか、日本のあちこちで造られている「甲州」のワイン。
当然ながら味わいも様々。
で、何で原茂ワインさんかといいますと・・・、
「実に気取らない、それでいれ美味しい1本」
とでも表現すればよいでしょうかね。
ワインは飲まれてナンボ、値段が一人歩きしても、
なかなか販売に結びつきません。
そういう意味でも、嬉しいんですよね、このワイン。
世界に輸出をしたことでも有名になりましたが、
まず感じて頂きたいのが、みごとなまでのフルーティさ。
表現のしようがないほどにピュアで、喉を通るときに
ほんのりとボリュームを感じます。
言葉はないけれど、ずっと寄り添っていてくれる、そんな感じ。
本来は苦味も持っている葡萄品種、このあたりも
うまぁ~く表現されています。
元々、日本のワインには興味アリアリです。
コレだけ産地が近くて、レベルも高くて、最高じゃないですか。
下手な輸入もののワインよりは、個人的にはコッチを
セレクトしてしまいます。
造り手さんの真面目でまっすぐなイメージ。
それがこのワインに魂として表現をされている、そう感じます。
これから、大切に広めて生きたいと思いますface05

努力?才能?

 先日、白いランニングキャップを洗濯。
何故か黄色になっていて、ショックを受けた、かねこです。
どの色が移ったんだぁ~(汗)。
  人間の「技術革新」って、本当に素晴らしいものがあります。
話がいきなり堅いですが・・・。
例えば電化製品。
数年で、見違えるほどの驚く機能とか、ついていたりするじゃないですか。
あっ、スマホもそうですね。
そんな技術革新、実はワイン界にもあったりします。
厳密に言いますと、技術革新なのか元々の才能かはわかりません。
それほどまでに、ステキなワインがコチラです↓↓↓

~~キンタ・ラス・カブラス カベルネソーヴィニヨン~~
 チリの「旨・安ワイン」になります。
ちょっと前までは、1000以下のワインって、「・・・・・・・・・」みたいな
モノは正直言って多かったです。
売る方も、「これはちょっと・・・」なんて感じながら販売を
していたときもありました。
しかぁ~し、時代が流れると、いとも簡単に、
安くて美味しいワインがどんどん出てくるんですね!
 今の日本でも、絶大な人気を誇るのが「チリワイン」。
タップリの味わいは、日本のワインファンを虜にしています。
そのチリの代表的な品種は、「カベルネそーヴィヨン」と、「カルメネール」。
今日は「カベルネ」のお話。
チリのカベルネなので、通称「チリカベ」と言います。
 
 この「チリカベ」、やはりタップリのボリュームが魅力です。
そこにプラスして、完熟したフルーツの甘味、これがちゃんと
表現をされています。
このワインも全く一緒。
で、この値段なの??って、ちょっと疑いたくなりますキラキラ
渋味も程々なので、コレは是非とも、冷やして飲みたいですね。
一人よりも、みんなで楽しく、ガブガブと飲んでしまいたい、そんな1本です。
ワイン好きにはステキな時代ですなぁ。
安くて美味しいものが増えれば、今までの2倍、いや3倍?
たくさん飲めますぞぉ~face05
 

山梨訪問記 ~仕事編~

最近の朝の寒さに、早くも
「ヒートテック」発動中!?な、かねこです。
足先まで、冷えきっています。
 さて、そんな寒い昨日の朝のこと。
一人「12時間☆弾丸ツアー」が開催されました。
場所は、ブログでも少しお伝えした、コチラです↓↓↓

~~山梨県☆勝沼地区~~
この時期は以外にも!?初めてなのですが、
ものすごいロケーション、そう、紅葉なんですね、ブドウの葉も。
まるで山が燃えるような感じ。
これを独り占めできたのは、ものすごい感激でした。
まぁ、紅葉を見に行ったわけではなくて、
今回は「原茂ワイナリーさん」にお勉強でお邪魔しました。
ここ勝沼でも、古くから続く家族経営のワイナリーさん。
それでも味に関しては、ものすごい評価の高い蔵元さん。
当然今年の仕込みはひと段落していますが、
美味しさの秘密を探りに潜入してきました。

かなりコンパクトな醸造設備ですが、ここから約5万本のワインが
生産されるそうな。
そして、畑でもたくさんの驚きや感激を
お話していただきましたよ、あまりのコーフンぶりに、
ろくに写真も撮影していませんが・・・(汗)。
こうやって作り手さんの話を直接お伺いできるのは、
本当に刺激になりますよね、
頑張って売らなきゃって気持ちにさせてくれます。
そのために、足を運んでいるのかもしれません。
思いきり勉強したあとは、そう、せっかくなのでテイスティング。
これ以降は次回、 ~食い倒れ編~へと続きます

恐ろしき実力者

 おせんべいは、絶対に「塩味派」の、かねこです。
醤油と一緒に並んでいても、迷うことはありません(笑)。
それほどまでに、一途です!
 さて、ワインの世界でも、一途です。
何の話??って思われるでしょうか・・・。
そうなんです、「味わい」のお話。
ワインは大きく分けて4種類。
「赤」・「白」・「ロゼ」・「泡モノ」。
結構泡モノのセレクト率が多いんですが、
やはりコレは、欠かすことが出来ませんよねぇ~↓↓↓

 ~~シャトー・エグイユ ロゼ~~
やっぱり男子たるもの、ロゼは絶対に欠かせません♪♪
疲れた身体に染み渡るあの感覚、一種の中毒状態(笑)。
で、今日のロゼは、南フランスの「恐ろしき実力者」なんですよ、コレが。
そもそもロゼは、本来蔵元の自家消費用だったって話を
聞いたことがあります。
なので、自分達が飲む本当においしいワインなんだって。
その気持ち、よ~く分かります!!
日本ではまだ、あまり馴染みがない部分も多いですが、
世界中では確実に人気が上がってきています。
このロゼ、値段からすると1000円台の真ん中くらいでしょうか。
なのに、恐ろしいまでのフルーティさとボリューム。
色は程良く、冷やすことで味わいにシャープさがもたらされます。
こう言うワイン、絶対に午前中から飲みたくなってしまいます。
フランスの新聞では、以前に
「世界№1ロゼ」と評された位なんですねぇ。
お昼前の「ロゼワイン」と、
サンドイッチ、コレさえあればとっても幸せface05
で、タップリお昼寝が、元気の秘訣でしょうか・・・(笑)。

2年ぶり・・・。

 昨日の「タートルマラソン」。
実に気持ちよく走ることの出来た、かねこです。
みなさん暑さに苦労する中、夏男のかねこは
すいすいと行けちゃいました。
その余韻に浸りながら、ちゃんと今朝も走りましたよ(笑)
 さて、「まろやかな~」と言えば、ワインですね、強引ですが。
でもこの「まろやか」っていう表現、
実に都合のよい言葉だったりします。
そんな「まろやか」なワインが、先日2年ぶりに
お目見えいたしました↓↓↓

 ~~ジネステ・カルトノワール~~
いやぁ、懐かしい♪
当店のぶっちぎり人気のワイン「ジネステ」というブランド。
メチャメチャ味が濃くて、年間に1000本も売れまくっています。
その「上級キュベ」が、このカルトノワールなんですねぇ。
南フランス、ラングドック地方のワインになります。
 とにかく「濃い」んですわなぁ。
これからの季節にはピッタリです。
しかしながら・・・、濃い=渋いが成立しないワイン。
コレだけの味のボリュームを持ちながら、どこか
憎めないまろやかさを兼ね備えているんですねえ。
飲んでいて唇が紫になるくらいですが、
最後まで飲みきれる、そんなワインです。
 初めてこのワインを口にしたとき、本当にびっくりしました。
かねこも、濃い=渋いと思っていたので、
こんなにもしなやかなんだって。
冷やしても渋くならないから、嬉しいんですよ。
絶対に赤ワインは冷やしてのみたい派なもんでicon12
 こう言うワインを飲むと、本当に元気が出てきます。
しっかり飲んで、来月のレースに備えたいと思います。
そう!ワインは「エナジードリンク」なんですface05

賞賛の一言

 約5ヶ月続いた、かねこの枝豆生活も
そろそろフィニッシュ。
ほぼ毎日枝豆を口にしていたおかげで、
淋しくてたまりません(笑)。
また来年ですね~。
 「旬」のものや、「その土地でしか食べられないもの」って
聞きますと、妙に反応するのが、かねこの食欲魂。
美味しいものをおいしく食べたい、これは人間なら誰でも
そうかもしれませんよね。
とくにこの時代、食材のボーダレス化が進んでいるので、
余計です。
 実は、ワインの世界でも全く同じだったりします。
ワインの原料、そう、葡萄。
これも土地によって様々なんです。
もちろん、国際品種なんていわれるものは別ですが、
その土地に昔からある、そんなものが結構たのしみだったりするんです。
ちょっとマニアックな話ですけどね(笑)。
 そんな意味で、今までの「かねこの常識」から
逸脱したワインが入荷してきました↓↓↓

  
 ~~ヴァスチェッロ ウンブリア・ロッソ~~
イタリアのウンブリア州のワイン。
はっきりとした数は分かりませんが、イタリアには
300とも400とも言われる葡萄の種類があります。
なので通常は、そう言うものしか仕入れません(←小さなこだわり!?)。
ですが、このワイン・・・、あまりの美味しさにつられて
浮気しちゃいました。
 品種はメルローとカベルネ。
これこそ国際品種ってやつで、何処でも造られています。
わがまま言えば、面白みがないんですよね。
そう思って試飲をしていると・・・、腰が砕けましたwarau
恐ろしいほどのしっとり感と、その存在感には脱帽です。
メルローの持つチャーミングな部分と、カベルネの持つパワフルな
部分が見事に融合されています。
まるで、高級ボルドーを思わせるかのよう。
口の中でのとげとげしさは一切感じられず、
ゆっくりと時間が流れている、そんな感じを受けます。
いやぁ、恐ろしいものが出てきましたね。
特に、「ボルドーワイン好き」さんには、是非とも試して
頂きたい1本ですなぁ。
世界は広い、まさしくその通り。
探検という名の飲酒に、今日も浸かってみますか・・・face05