条件変更とは?


 融資の場面で言う「条件変更」とは、一般的には
現在の融資の条件を契約を継続しつつ変更する、もっと具体的にいえば、
現在の借入金の毎月の返済額を減らす、もしくは返済そのものを
一定期間停止するものです。
変更の内容は、主に借り入れ期間の変更です。
期間を延ばす場合と、借入金の元金返済額を
少なくする場合、もしくはその両方を行う場合があります。
条件変更は、「リスケジュール」、「リスケ」などということもあります。
※メリット
 「返済額が減るので、資金繰りが楽になる。」
 これは、新規に借り入れをする事と近い効果があります。
あなたの会社の、1年間の返済額と同額の融資を
受けた効果と同一です。
※デメリット
 「新規の融資が受けられなくなる。」
 いろいろな場合がありますが、最悪は、条件変更をした借入金を
全て完済しないと新規の融資が受けられません。
条件変更を受けるためには、その旨を金融機関に
申し出ますが、その際に必ず「経営改善計画」を提出しなければならず、
その計画を金融機関に承認してもらわなければなりません。
一般的な「経営改善計画」の内容は
以下の通りです。
1.原状分析
2.経営改善方針
3.問題点の分析と改善策
4.銀行取引状況表
5.銀行別返済状況表
6.銀行別返済条件変更計画書
7.収支計画・実績表
8.資金繰り表
これらの資料を基に、金融機関を説得させる必要があります。
 資金繰りについてもっと詳しく知りたい方、
不安がある方は遠慮なくご相談ください!

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「千葉市花見川区の税理士阿部会計事務所」
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!

投稿者:

abekaikei

 千葉市花見川区幕張本郷で開業している、阿部尚武税理士事務所のマクスタブログです。千葉市花見川区を中心に活動しています。中小企業のことなら何でも聞いてください!  相続や不動産の譲渡も得意です。お気軽にご相談ください。

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