領収書がないとだめなの?

 確定申告について不安がある方は遠慮なくご相談ください。
 よく、領収書がないと経費として認められないの?という
質問を聞かれます。
 必要経費は、タックスアンサーにこのように説明されています。
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 事業所得、不動産所得及び雑所得の金額を計算する上で、
必要経費に算入できる金額は、次の金額です。
(1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために
                        直接要した費用の額
(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額
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 上記文章には、特に「領収証が必要である」とは書いていません。
領収書というのは、そもそも何のために必要なのかというと、
現金が確かに支払われたことを証明するためなのです。
つまり、経費とするためには以下の2つの条件を
満たさなければなりません。
1.確かに現金が支出されたこと
2.収入を売るために直接要した費用、販売費・管理費
              その他業務上の費用であること

ですので、領収証があればよいものではありません。
少なくとも現金が支払われたことの証明になりますが、
2の要件を満たすかどうかは、別の議論となるからです。
 上記を踏まえたうえで、領収証がない経費を考えると、
まず、領収証以外で支払いが証明できるものは、
領収証がなくても良いわけです。
例えば通帳やATMからの振込みで、振込証があるものや、
判取帳などがそうです。
 領収証がなくても、その支払いを客観的に示せることが出来るか、
あきらめずに考えてみてください。
 確定申告についてもっと詳しく知りたい方、
不安がある方は遠慮なくご相談ください!

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ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!

投稿者:

abekaikei

 千葉市花見川区幕張本郷で開業している、阿部尚武税理士事務所のマクスタブログです。千葉市花見川区を中心に活動しています。中小企業のことなら何でも聞いてください!  相続や不動産の譲渡も得意です。お気軽にご相談ください。

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