アーカイブ | 7月 2012

千葉国際・相内に日米13球団スカウト

千葉国際・相内に日米13球団スカウト!DeNA・高田GM自ら足を運ぶ
最終回に登板し、好投する千葉国際・相内(撮影・吉澤敬太) 
「高校野球千葉大会・2回戦、千葉国際10‐0土気」(15日、市原市臨海)
今秋ドラフト候補の千葉国際・相内誠投手(3年)が日米13球団36人のスカウトを前に1回無失点の好投を見せた。

スカウト陣の注目を一身に浴びて初戦を突破した。阪神を含む日米13球団36人がネット裏に集結する前で、六回から2番手として登板。1回1安打1奪三振の無失点で試合を締めた。
練習試合が雨天中止となり、実戦は2週間ぶり。自ら志願してマウンドに立った。「球がいつもより走らなかった。(出来は)7割ぐらい」と自己採点は辛かったが「まずは勝てて良かった」と笑みを浮かべた。

直球は自己最速に4キロ及ばない139キロ。試運転の段階だが、スカウト陣は素質を高く評価した。ロッテの永野チーフスカウトが「球速以上のキレがある」と話せば、自ら足を運んだDeNA・高田GMも「体がいいね。長いイニングを投げるところを見てみたい」と期待した。

目標が2つある。「プロに行きたい。甲子園に行けば、プロへの近道にもなるかな」。自身の右腕で母校を初の甲子園に導き、そして最高峰の世界へ。実現に向けて、順調に最初の一歩を踏み出した。

【ロッテ】吉見「自分の投げミス」

【ロッテ】吉見「自分の投げミス」
<ソフトバンク3-0ロッテ>◇14日◇福岡ヤフードーム
 ロッテ吉見祐治投手(34)が5回に泣いた。緩急を巧みに使いながら、4回まで2安打無失点。だが5回に1死一、二塁で9番高谷に四球を与えたのが誤算だった。「打たれるのならまだしも、四球は最悪の結果だった」。

明石は右飛に打ち取ったが、本多に走者一掃となる右中間突破の三塁打を食らって降板となった。「絶対に負けられない試合だと分かっていて、序盤は何とかしのぐことができたが、5回のワンチャンスでやられてしまった。自分の投げミス。踏ん張らなくてはいけないところでの失投。悔しいですね」と話した。

首位ロッテ 今季初4連敗…終盤の拙攻響

首位ロッテ 今季初4連敗…終盤の拙攻響
<ソ・ロ>5回1死三塁、井口の遊ゴロで三走の荻野貴がホームを突くがアウトになる(捕手は高谷)
◇パ・リーグ ロッテ3-4ソフトバンク(2012年7月13日 ヤフーD)
ロッテは終盤の拙攻がたたってサヨナラ負け。引き分けを挟んで今季初の4連敗を喫した。

同点の9回に先頭の代打・福浦が左前打で出塁。しかし、代走・早坂がけん制死し結局3者凡退に終わった。延長10回にも先頭の根元が四球を選んだが、盗塁死。勝負どころで無死一塁の走者が2度アウトになったことに西村監督は「けん制死と盗塁死でしょう。ともに無死からの走者だったから痛かったね」と厳しい表情だった。

 ロッテ・角中が独立リーグ出身オールスター出場

マツダオールスターゲーム2012(第1戦=7月20日・京セラドーム、第2戦=同21日・松山坊っちゃんスタジアム、第3戦=同23日・岩手県営野球場)にセ・パ両リーグから「最後の1人」として選出される特別枠に、ともに初出場の広島・堂林、ロッテ・角中が11日、選ばれた。特別枠はファン投票で決定され、これでセ、パ各32選手が出そろった。

ファン投票による本塁打競争出場選手も決定。セは1、2戦目にヤクルト・バレンティンと中日・ブランコ。3戦目はヤクルト・畠山と巨人・阿部。パは全3試合で西武・中村が選ばれ、1戦目にオリックス・李大浩、2戦目にソフトバンク・ペーニャ、3戦目は日本ハム・中田が出場する。

ロッテ・角中が国内独立リーグ出身としては史上初となるオールスター出場を特別枠「プラスワン」の投票によって決めた。四国アイランドリーグで活躍しただけに「松山でも試合があるから頑張りたい。これからも活躍して独立リーグを評価してもらえば」と話した。西村監督は「勉強の場にしてほしいね」と期待した。

【日本ハム】武田勝 34歳誕生日に勝利

【日本ハム】武田勝 34歳誕生日に勝利
<日本ハム5-1ロッテ>◇10日◇札幌ドーム
日本ハム武田勝投手が、34度目の誕生日に久々の勝利をマークした。8回途中6安打1失点。4月29日楽天戦以来、登板10試合ぶりの白星だった。バースデー勝利での5勝目に、お立ち台では開口一番「やっと勝てました」と安堵(あんど)の表情。「ここ数カ月(お立ち台から)離れていたので、どう立ち振る舞えばいいか分かりません」とジョーク交じりに話し、喜びをかみしめていた。