先日、自宅で食した「ミートソース」。
タバスコの海となって、口の中が大騒ぎになった、かねこです。
よそ見しながら、かけるのは止めましょう・・・(汗)。
そんなタバスコにも、「香り」ってしっかりあるんですね。
辛いのですが、その割りに香りは爽やかなものがたくさん
取れました。
そう、香りって1つではないんですね、いくつかの香りが集まって
集合体のようになっているんです。
これはワインを扱っているとよく分かります。
まがいなりにも香りのお勉強もしましたし・・・。
今日のワインも、そんな香りがたくさん見え隠れしています↓↓↓
~~テッレ・グリーフィ フラスカーティ・セッコ~~
イタリアはラツィオ州のワインになりますね。
画像では分かり図らいですが、
ボトルもフツーのものではなくて、ちょっと寸足らずのワイルドな感じ。
そして透明感のある、少しグリーンがかったイエローのワインです。
さて、ココからが真骨頂。
このタイプの色合いだと、香りは大体決まってます。
トロピカルフルーツのような、ちょっと甘めの香り。
もちろんそれだけではありません。
よ~く調べていくと、アーモンドのようなローストっぽい香りも隠れています。
まだまだでますよ~、ちょっと香水(花のような香り)も
何処と無くありますねぇ。
極めつけ・・・、洋ナシのかおりの中に、なぜか「しょうが焼き」の香りも
取れてしまいました(←これは、かねこの間違いでしょう!!)
とまぁ、探してみるだけでもたくさん出てきます。
ワインもそうですし、日本酒でも同じことが出来ます。
単に飲むのも楽しいですが、たまにはこうやって
真剣に向き合ってみるのも、悪くないですよね!
さぁ、アナタはいくつ、分かりますか?
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グラスはルビー色♪
コンビニのおでん・・・、美味しそうですね。
残念ながら、あんまりおでんに興味の無い、かねこです。
ちくわぶだけは、別腹ですけどね(笑)。
さて、グラスはルビー色。
ワインの色を一つとっても、ルビー色やらレンガ色らや、
どす黒い感じやら、レモンイエローやら・・・。
表現って非常に難しいもので、様々ですよね。
そんな中、典型的な綺麗なルビー色といえば、
キャンティが有名かもしれません。
イタリアの代表的ワインですね。
そんなキャンティで、最近人気になっているのが、コレ↓↓↓
~~アンティカ・カンティーナ キャンティ~~
イタリアはトスカーナ、まさにこの代表的産地の
ワインになります。
ただ一口にキャンティといっても、味わいはその中でも
様々、ピンキリってヤツでしょうか。
同じ名前を名乗れるのに、これはちょっと不思議ですよね。
で、キャンティの葡萄といえば、サンジョヴェーゼ。
綺麗な透き通る色合いと、踊りだしそうな軽快な
味わいが特徴の葡萄ですね。
今日のワインも、まったくそのお手本と呼べるでしょう。
通常よりもちょっとだけ濃い目の色合いと、酸味の
バランスに優れた味わい。
この絶妙な感じがね、飲み手を非常に
誘惑するんですな。
なんといってもキャンティは冷やして豪快に飲みたいもの。
BBQみたいなシーンには、本当に似合います。
家でも冷蔵庫で冷やして、ぐいぐいと飲めるワインです。
コレくらいの方が、片意地張らないですむし、
飲んでいて楽しさが倍増しますよね。
今日のワインは、冷やしすぎなければ
本来の味わいが消えることはありません。
時期や場所を問わない、そんな万能タイプの1本ですね
ブレンドの魅力
小さなこだわりかもしれませんが・・・、
フツーのシューズは右から、ランニングシューズは左からが定番の、かねこです。
あんまり深い意味合いはないんですけどね(笑)。
ちょっとした「ゲン担ぎ」みたいなものでしょうかね。
先日のこと。
オススメのワインがあると、急遽案内をされました。
もう長い付き合いの彼が進めてくれたので、
「単なるワインではない」事くらいは分かっていました。
家に持ち帰ってさっそく試飲。
なんだか珍しい!?このワインに取り付かれました↓↓↓
~~カルメル・カベルネ~~
フランスは南西地方のワイン。
ここの共同組合が生み出す、魅惑のワインが今回のものです。
まずはお勉強。
この地方、基本的にはボルドーとラングドックの中間あたり。
なので使われている品種も、それに応じたものが多いんですね。
カベルネ・グルナッシュ・ソーヴィニヨンブランなどなど。
お互いの地方の、素晴らしいところを持つ、注目の産地なのです。
で、今回のは「カベルネ」。
ラベルにそう書いてありますもん(笑)。
この地方のカベルネ、よく育つので味わい的には濃い目のものが多い。
わかっていても頭でそう、イメージが付けられていきます。
実際に試飲をしてみると・・・・・・・????
ちょっと不思議ちゃんではありませんか。
特有の濃さ、渋味だけじゃなく、もれなくフルーティサが
付いて来る。おまけじゃなくて、はっきりと主張をしています。
ここで本当に思いました、つくづく自分が勉強不足なんだと。
お恥ずかしながら、これがブレンドの妙なのですね。
実はこのワイン、カベルネにガメイがブレンドされている。
そう、もうすぐ賑わいを見せる「ボジョレーヌーボー」で有名な
あの、ガメイ。
タイプ的には間逆といってもいいでしょうな、この両者。
共通点といえば、どちらもしっかりと熟成することでしょうか・・・。
このガメイのインパクトが、あまりにも大きいワイン、
今までに味わったことのない魅惑の味わいでございました。
ちょっとコレ、個人的にクセになりそうです・・・(笑)。
今月はコレっ♪
食べたい・・・、でも我慢。
今月はそんな葛藤を続けている、かねこです。
最大の敵は、自分なり(汗)。
さて、当店今月のオススメ~。
今年の初めより進行中の、「品種別☆今月のオススメワイン」なのです。
毎月単一品種にスポットを当てて、お勉強しながら
ワインに詳しくなっちゃおうという、この企画。
今月は、コレがセレクトされました↓↓↓
~~ムレダ・ティント~~
今月はスペイン、しかもオーガニックなのです。
んじゃないですね、肝心の品種。
スペインといえば外せない、そう「テンプラニーリョ」でございます。
(ココからは通称「テンプラ」でお願いします!)。
これなら聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
スペインを代表する赤ワイン、それがテンプラです。
元々は早飲み用の品種だったらしいのですが、
実は熟成してもかなりのポテンシャル。
濃いルビー色の、葡萄なのです。
肝心の味ですね。
この品種の典型的パターン、ボリュームのある香りと、
しっかりとした酸味。
これがバランスよく仕上がっています。
この酸味がねぇ、いかにもスペインらしくて、たまらなく好きですね。
そしてオーガニック認証なので、
イメージかもしれませんが、何処と無く優しさを感じる味わい。
ガブ飲みには、もうぴったりの1本ではないでしょうか。
こうやって毎月飲み続けていくと、違いの分かる人物になれます(笑)。
やはり楽しく、美味しくでなくっちゃね~!!
ドライな試飲
朝RUNの時の空。
この幻想的な感じを、皆さんにお伝えしたい、かねこです。
日本に生まれて、本当に良かったです。
さて、またもや続々と試飲が溜まってきております。
急いでやわないといけませんね。
まずは第一弾ということで、お手ごろワインを
検索していたら、こんなステキなものに遭遇を
いたしました↓↓↓
~~ムレダ・ビアンコ~~
スペインのオーガニックワイン。
ラベルの隅にも、ちゃんと表記がされていますね。
オーガニックって、やはり人気がありますよね、それだけで
良いイメージがありますものね。
ましてやスペイン、嫌でもテンションが上がってきてしまいます。
白で、ソーヴィニヨンブランが主体だそう。
若干違うのもブレンドをされているのでしょうね。
香りの感じは、まさしくそのもの、といった感じ。
ドライなフルーツ感満載ですね。
何か胸騒ぎがして、今回もキンキンに冷やして試飲のスタート。
香りの印象とはちょいっと違って、かなりのドライな感じ。
温度のせいもあるんでしょうかね。
しかしながら、この品種の持つ旨み・そして苦味はきれいに
表現をされています。
柑橘系のフルーツを、そのまま口にしているような、
そんな爽やかなイメージを受けます。
これだったら十分に、人気がでそうですね。
これから涼しくなりますが、どんなシーンにも
ジャストミートしてくれそうですな。
期間限定で、お買い得モードになってますよ~♪
ジャストミ~ト♪
某●●時間TVの「マラソンチャレンジ」。
何故か今年は、全く見なかった、かねこです。
走るって、本当は楽しいんですよ!
さて、ちょうど飲み頃なので、あえて
ご案内してみましょう。 というより、久々に
ハマッているのです。
季節、体調、その他・・・、すべてにおいて
「ジャストミ~ト」なワインが、こちら↓↓↓
~~カステッリーナ キャンティ・モンタルバーノ~~
イタリアの人気ワイン、「キャンティ」です。
トスカーナといえばキャンティ、イタリアのまさに
代表的なワインといえるでしょう。
でもコレは、異端児。
いわゆるフツーのものとは、一線を画しているのです。
だいたいキャンティのイメージって、良くも悪くも「薄い」が
必ず着いてきます。
よく言えば「飲みやすい」ってなりますけどね。
ココが売りなので、面倒なことを考えずに、ガンガン飲めてしまうワイン。
まぁ、スーパーさんでも必ずラインナップにあがっていますよね。
ぐぐっと来るというか、骨太といいますか・・・、
今回のやつは、そんなイメージが似合います。
味わいは濃い目ですが、不思議とするする喉を通り抜ける。
渋みと酸味のバランスがものすごくステキなんですね。
こういうのは、この時期冷やして最高に旨いんですなぁ~。
コレをもし、目隠しして飲んだとしたら・・・、
「キャンティ!」って言える自信、お恥ずかしながら
全くございません(笑)。
イタリアBIOワインガイドにて、
№1蔵元に輝いたカステッリーナ、
まさに自然の恵みがどどどぉ~んと詰まった、
ナチュラルキャンティなのです!
濃い目がお好き!
夢は叶う。
叶わないのは努力が足りないから。
という話を聞いて、妙に感激を覚えた、かねこです。
やはり、努力は必要です!
さて、先日は定期的なワインセラーのお掃除。
掃除なんて大それたものではありませんが、
飲み頃のワインを徐々に出していこうかと。
まぁ、早い話が・・・、
「我慢できないから、飲んじゃおう」ってことですね(笑)。
そんな中から選ばれたのは、こちらでした↓↓↓
~~マスカットベリーA コールドマセレーション~~
かねこのお得意分野、マスカットベリーAですね。
画像からも分かるように、ちょっと年号は進んでいるでしょうか。
山梨県はマルスワイナリーさんのものです。
現地で買って、一本は帰りの電車の中、そしてもう一本は
自宅用にと持ち帰ったものでした。
で、なにやらややこしげな名前。
「コールド・マセレーション」とあります。
まぁ、専門的な話をすると長くなるので、手短に。
温度低くして、ゆっくりエキスを抽出しました(←テキトーすぎます)!!
こうすることによって、味わいに深みを持たせることがでるんですね。
醸造では意外と使われている技法です。
で、肝心のお味ですね。
ベリーAは、全体的に軽やかに作られる場合が多いんですね。
ところが、がっちり作りこんであげると、しっかりと熟成もする品種。
時を重ねると、ピノノワールっぽいニュアンスを出してくれます。
このワインも、味わいとしてはしっかりしたタイプ。
時間が経過しているのでワインの角はとれ、全体的に
濃いながらも丸みをもった印象を受けます。
フルーティさももちろんありますが、それ以上に
見せるのが何処までも続きそうな奥の深さ。
コレにはちょっと意外性を感じました。
こちらが描いていた以上に、ステキな熟成をしていたようで。
コレがワインの面白いところでしょうか。
同じ品種でも味わいは全く違うし、熟成によってもその表情は
変わります。
飲み頃のうちに、しっかりと味わえてよかったです♪♪
本当のボルドーの姿
どうしても味噌ラーメンが食べたいのに、
塩ラーメンしかないお店だった・・・、と、
そんな夢をみて飛び起きた、かねこです。
食欲のピークなのでしょうか??
さて、本当かそうで無いかは賛否両論があるのでしょう。
でも、今までの概念を打ち破るもの、
それって相当なエネルギーを消費しますよね。
記録だったり、気持ちだったり。
このワイン、そんな意味では
かねこの中ではまさに「本物」と呼びたくなる1本なのです。
今までの常識が通用しない、そんなスゴ腕のワインなんですね↓↓↓
~~イフ・ド・ジョンケール~~
なんだかラベルもシャレオツでしょ(笑)。
ボルドー地方のワインになります。
かねこの中で、勝手な意見で申し訳ないのですが、
ボルドーワインっていまいちなんですよね、このブログでも
何度も語っておりますが・・・。
基本的に、カベルネを飲まない(笑)。
なんせ根っからの「シラー」好きなもんで。
なので、以前からたぶん避けて通っていたのでしょう。
コレだけボルドーワインが世間の華だというのに。
いいんですよ、どうせひねくれモノですからね!
そんな気持ちを一変させてくれたのが、このワインなんですね。
メルローが主体のブレンドなのですが、最初の印象を
今でも鮮明に記憶しています。
「あっ、渋くないし甘味すら感じる」。
これを飲んで以来、ガラッと変わったんです。
フルーツ感があるのに、最後はちゃんと締まった部分を
除かせてくれている。
キメの細かな、赤ワインなんですね。
こういうのを飲むたびに、本当に勉強させられます。
いかに自分が、勝手な概念だけで物事を判断していることか。
ステキなワイン、まだまだ世界中にあるんですね。
どんどん飲んで、楽しんでみたいと思います~♪
心はレモンイエロー♪
本日は「俳句の日」。
当然、そんな風流なことはできない、かねこです。
というか、学がないもので・・・(汗)。
そんなかねこも、ワインは大好きですぞ!
(それくらい、みなさんご存知ですよね・・・)。
でね、本日は白ワインのお話。
厳密には白??って感じですが。
久しぶりに再入荷してきたのはコレでした↓↓↓
~~サンマルタンガリッグ・トラディション・ブラン~~
フランス南部、ラングドック地方の蔵元さん。
実際にかねこもお邪魔しましたが、かなり大きな設備と、
お庭と、お城と・・・。
そう、中庭の噴水とお城とプールがある、ちょっとお金持ち!?な
蔵元でしたね、確か。
地元の品種をはじめとして、その当時は確か20種類近くの
葡萄を造り、その中から厳選してワインを生み出していました。
そんな蔵元の、スタンダードの白ワインが今回のコレなんです。
白ワインですが、グラスに注ぐと「レモンイエロー」な色合い。
このあたりがなんともシャレオツで、心をくすぐりますなぁ。
数種類のブレンドで構成されていて、
香り、酸、キレのバランスがなんともステキではありませんか。
南の白ワインって、このどれかが欠落しているパターンが、
実は多いんですよね。
なので、ひどいのもたくさん口にしてきました。
ちょっとトロピカル系のフルーツを思わせるような香りと、
辛すぎない後味。
なので個人的には「肉」にあわせてあげたい1本です。
とはいっても、あまりギトギトなのは苦手なので、
豚肉のソテーとか、そういったものには絶好の
めぐり合わせかと。
値段も実にお手ごろ。
毎日とはいきませんが、手元に置いておいて
損の無い白ワインではないでしょうかね♪
至宝の1本
確実に朝陽が昇るのが遅くなっていますね。
季節を誰よりも早く感じられる、かねこです。
ちなみに、本日は「パイナップルの日」だそうな♪♪
さて・・・、サボっていたわけではありません。
忘れていたわけでもありません。
仕事を残しておいたわけでも、これまたありません。
なのに、入荷をしれから、ちと時間がたってしまいました。
最高のタイミングで、売り場に並べたかったので
この時期になったと、ご理解ください(笑)。
若干1名、フライングゲットされた方もいらっしゃいましたが、
やっとコレが、並びましたよ~↓↓↓
~~ドメーヌリショー・ヴァンドターブル~~
そう、当店が誇る、まさに「至宝の1本」がこれです。
先日、ロゼはブログにあげましたが、こちらがメイン。
世界的にも有名なリショーのワインが、
テーブルワインバージョンになって、限定入荷なんです。
毎回書いているので、もう詳しい説明は不要でしょう。
今回はきっちり省略(笑)。
フツー、彼のワインは3000円クラスが主流。
そんな中、気軽に飲んで欲しいと仕込まれたのがこのワインなんですね。
味わいは、これからの時期にぴったりマッチングします。
どっしりとはしていませんが、彼特有の味わいのまったり感。
これをのむと、何故かふるさとに帰ってきたような安心感に包まれます。
そして、テーブルワインらしい軽やかさも同時上映(笑)。
こんなの、かねこの最高のごちそうではありませんか!!
毎年限定で日本に入荷をして、その中から争奪戦を繰り広げます。
でもそこは、裏で最大限の脅しとコネを使い!?
何とかGET。
でも出来の良いときしか作られないので、
並んでいるときはまさに「賞賛」に値します。
こんな感じで、セッティング完了しました
あっ、ちなみに60本しかありません。
そのうちの12本は、かねこが買い占めるので・・・、残り少ないです(笑)♪♪♪