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弾丸ツアー遠足。

 サッカー界でも話題になっていましたが、
「個の力」は非常に重要と感じる、かねこです。
やはり、最高の実力はメンタルにも影響しますよね。
強くありたいものです。
 さて、昨日も速報でお知らせしましたが、
いやぁ~、遠かった(笑)。
早朝から「日帰り弾丸ワイナリーツアー」に出かけてきました。
今回は長野編。
まぁ、山梨ならかなりの回数足を運んでいるのですが、
長野は・・・、2回目かなぁ。
日本でも有数のメルローの産地、桔梗ヶ原に行って来ました。
あいにくと言うか、狙いすました感のある雨でしたが、
そこは慣れたもの、雨でも畑までガンガンと進んでいきました。
そうそう、今回お邪魔させて頂いたのは、
「信濃ワイン」さん。
もう130年も続く、昔ながらのワイナリー。
コンコードや竜眼、メルロー、カベルネなど、
多様なワインを造られています。

 もう6月ですから、葡萄も形になってきていました。
当然まだ食べれませんが、欲張りのかねこ、こっそりと・・・(笑)。
でも、足元はふかふかの畑、
このあたりに美味しさの秘密、隠れているんでしょう。
難しい話になるので、これはまたいつかね!
 
  地下にセラーがあってね、ここにも潜入。
セラー特有の湿度と温度、いつきても涼しいんですよね。
そして、このワイナリーさんでは
熟成中にクラシックを聴かせて、ゆっくりと時の流れに身を任せ~的な
時間が流れていました。

お宝ヴィンテージモノのワインも眠るセラー、
中々の見ごたえでしたね~。
さて、当然ですが、テイスティングも仕事です。
全部で・・・、相当な種類を調査。
その中でもやはり、メルロー・竜眼・ナイアガラあたりは、
今後の可能性を十分に感じるワインになっていましたね

 山梨ほどの派手さはないですが、この地域からも
かなりのグレードのワインが生まれています。
どうせなら一泊してもっと探りたかったですが、しかたなし。
行きのタクシーの運転手さんにリサーチしておいた、
この地方名物の
「山賊焼き」もちゃんと胃袋にゲートイン。
鳥のガーリック風味で、ぱりぱり感がたまらない
逸品でございました↓↓↓

とまぁ、移動だけで往復8時間というかなりの強行ぶりでしたが、
存分に楽しんだ一日となりました。
日本のワイン産地、ここでおこっている現実を伝えるのも、
かねこの仕事ですから、何処へでも行きますよ~ダッシュ
そして、食卓に日本のワインが当たり前に並ぶ日を、
造り手、売り手みんなで目指して行こうと、
約束をかわしてきたツアーでした。

重鎮。

 あのぉ~、「たい焼き」を食べたいんですが・・・。
どなたか美味しいお店を教えて頂きたい、かねこです。
ちなみに、あんこじゃなきゃダメよん♪♪
 さて、こうも暖かくなってくると、「赤ワイン」って
敬遠される方が多くなってきます。
たまには白~とか、泡もいいよね~なんて具合。
もちろんね、それもいいんですよ。
でも、かねこの最終形は、やはり赤いものに
落ち着いてしまうんですね。
そんな季節に全くふさわしくない!?(笑)、
重鎮が入荷をしてまいりました↓↓↓

~~サラパルータ・ラヴィコ~~
イタリアはかねこの大好物、シチリアのワイン。
こんなステキな場所、一度で良いから朝RUNしてみたいんですよね~。
まぁ、それは全くの願望ですけどね。
で、肝心のワイン。
品種は・・・、「ネレッロ・マスカレーゼ」。
うん、知らないwarau
ところが、これが絶妙な感じをだしているんですね。
 味わい的には、「シラー」のようなスパイスのニュアンスを
感じます。
たっぷりとした味の深さと、全く持ってキメの細かい樽の風味。
これがたまりませんね。
本当にミクロの単位とも思えるような、口当たりのなめらかさ。
まるで他のワインを全て受け止めてしまうかのような、
それはそれは懐の深い、そんなワインなんですね。
 最初からでもイケますが、途中からどんどん旨味が溢れ落ちて
くる感じが、これまたステキ。
   「そうだっ!肉、食べたいじゃん」と
真剣に思えるのが不思議なところでしょうかね。
ゆっくりと、向き合って、ワインとは何ぞや、
その答えを探しながら飲みたい、そんな1本かも知れませんねface05

教科書通り。

  危ない??
なんだかまた、病に包まれてしまいそうな
気配に包まれている、かねこです。
もう、勘弁してぇ~(汗)。
 さて、イタリアーノ。
またもや、イタリアーノォ。
だって、久しぶりに追求していくと、日ごとにレベルが
上がって、奥の深さが増しているんですもの。
今まで追いかけてこなかった部分にも、
興味がわいてきてしまっています↓↓↓

~~チャラ・シャルドネ・サレント~~
 イタリアのかかと、プーリアのワイン。
まぁ、イタリアのシャルドネなんて、今までの
かねこなら、絶対に口にもしない、それくらい
興味がなかったというか、ひねくれモノでしたからね(汗)。
ところが、世間知らずはいけないもので、
驚くべき進化を遂げているではありませんか。
完全に「かねこのガラパゴス化」になってしまいました・・・。
 で、このシャルドネ、まさに「教科書通り」の言葉を
実践しているかのような味わい。
暖かい地方のシャルドネ、
表現としては・・・、
「パイナップルのような」とか、「トロピカルな・・・」などと
いう言葉を使います。
それくらい香りにボリューム感があって、どっしりしているんですね。
なので、冷やし気味にしてあげたほうが美味しく感じる。
今日のヤツも全く持ってその通りで、パイナップルを感じます。
それだけではなくて、樽のニュアンスも奥深くにありますね。
フレッシュと言うよりは、「大人の風格」をまとったタイプ。
こう言うのは、ロースト系の肉なんかでも全然
負けません。
その割りに、値段もソコソコなので、コレは
使い勝手が良さそうですね。
これからの季節にも、活躍してくれそうです。
でも・・・、あまり白を口にする機会がなかったりしてface03

???な1本

 最近、水泳を再開しました。
このままトライアスロンでも目指そうかと
思い始めた!?かねこです。
久しぶりに泳ぐと、気持ちよいですなぁ~。
 さて、「味」って、想像できますよね、大抵のモノは。
みかんだったら、みかんの味、
巨峰だったら、巨峰の味
味噌ラーメンなら、味噌ラーメンの味って具合に。
で、もしもですよ。
コレが裏切り行為を見せたら、あなたならどうします・・・?
良い意味で、そんなワインに先日出会いました↓↓↓

~~信濃ワイン ナイアガラ・シュールリー仕込~~
 第3のふるさと、長野県は、今では日本の中でも
重要なワイン産地の1つ。
そこにある、昔から続く蔵元さんなんですね。
ワインをかじったことのある方なら、
この商品名を見ただけで「???」がたくさん浮かんでくることと思います。
もちろん、かねこもそうでした。
なので、飲んでみたくなったんですね~icon12
ナイアガラ・・・、長野も有名ですが、北海道も有名。
あの、香りのボリュームがあって、ちょっと甘めの品種。
・・・・・、がイメージんなんですね。
大き目のグラスに注いで、香りをしっかりっとりました。
まさにあの、ナイアガラの「生葡萄」的な感じ。
そして口に入れた次の瞬間、
事件は起こりました。
全く、甘くないんですね。
世間を知らないかねこ、間違いかと思って再度試飲。
それでも変わらない。
甘さのかけらも感じられず、シャープなワインに仕上がっています。
香りぷんぷんの、切れ味ドライ系。
色合いはしっかりとしたジンジャーゴールド。
コレを飲んでみて、頭のなかは???だらけになりました。
でも、不思議とこの香りに魅了されてしまうんですね。
 造り手さんは、どんな想いでこのワインを造られたのでしょう、
非常に興味がわいてきました。
値段的にもそんなに高くないので、コレは
是非とも、口にして頂きたい1本になりそうです。
仕入れられるかなぁ~(笑)

レモン★イエロー。

 このところ、どうも病院続き。
身体の不調の波が、一気に押し寄せてきた、かねこです。
まだまだ、修行がたりませんね(汗)。
 そんなこんなで、試飲しなければならない
ワイン達が、ものすごく溜まってきてしまっています。
やはり、真剣勝負ですから体調が整っているときに
味を見たいですからね。
とはいえ、あまり時間もないので、
まずはお手軽そう(自分の好みそう)な、コレから
スタートしてみました↓↓↓

 ~~サンタアリシア・ソーヴィニヨンブラン~~
チリのお手軽ワインとして、当店でも1・2を争うほどの
人気の蔵元なんですね。
実際に昨年1年間で、その販売本数は
何と・・・、1617本。
脅威の販売数量を誇る、モンスターなんですね。
で、その新商品が出たと。
 チリでは、やはりソーヴィニヨンブランは有名ですね。
もはや世界中で認められた、立派な白ワインの代表格。
しかしながら、世間様は「シャルドネ」好きが何故か多い。
先日の38さんもそうでしたが、この品種の持つ
「底力」にふれてみてくださいな(笑)。
 で、肝心のお味ですね。
見るからに「レモン★イエロー」ちゃんな色合い。
もうこの時点で、かねこのアドレナリンは放出しっぱなしとなっています。
グラスに注いで見ると・・・。
以外にも!?大人しい印象をうけました。
ちょっと水っぽい感じなのかな~と口を近づけて
見ると、イメージとは違う、かなりしっかりした骨太感。
ちゃんと爽やかさとキレ味が、
バランスよく整っているではありませんか。
十分すぎるほどのポテンシャルを
見せてくれています。
 コレは・・・、イケます(笑)。
この価格なら、自信をもってオススメできちゃいそうですな。
さっそく、近いうちに入荷させてみたいと
思いますので、お楽しみにぃ~♪♪
 
 

すべてが珍!

 皆さん、体調はしっかり整えましょう。
と、自分に言い聞かせている、かねこです。
やっぱり健康が№1なんですなぁ~。
 さて、先日イタリアからコンテナが届きまして。
今回もかなりマニアックなものから、定番のアレまで。
大のイタリアワイン好きのかねこセレクト、
その中でもコレは、かなりの珍珍珍なんですね↓↓↓

~~テルース・ロッソ・ラツィオ~~
イタリアはラツィオ州のワイン。
画像ではわかりずらいですが、まずは特徴的なのが
このボトル。
フツーのスリムなやつじゃなくて、かねこみたいなやつ(笑)!
コレだけでもインパクトあるのに、
使っている品種は「シラー」ときたもんだ。
そう、イタリアでシラーなんですよ。
シラーなかった??(汗)。
圧倒的に地元品種の種類のあるこの国で
あえて「シラー」なんです、相当なる自信の表れなんでしょうね。
フランスのローヌやラングドックが有名な品種。
そうそう、オーストラリアもそうですね。
で、あえてこうなのか??
その答えは、グラスの中にありました。
しっかりとした色合いと香り。
特有のスパイス感もそうですが、どことなく気品が漂っています。
荒々しさは微塵もなく、樽熟成のやさしい風味が
全体を包んでくれています。
当然パワーはあるのですが、
恐ろしいほどにすんなりと飲めてしまいます。
コレこそが、この蔵元の自信度合いなんですね。
ここまで見事、そしてこの価格なら、文句のつけようもありません。
いいですね、この感じ。
改めて、シラーに注目してみたくなりましたよface05

ナメラカ☆コイ

 今朝、出勤の電車の中。
・・・、冷房効きすぎでしょ(涙)。
あやうく、冷凍マグロになりかけた、かねこです。
ねぇ、真夏はどうするの??
 
 先日渡された、1本のサンプル☆ワイン。
当然ですが、「飲むのも仕事」です(笑)。
普段はテイスティングって、がぶ飲みはしません。
余計な感情移入を避けるためでもありますけどね。
で、その渡されたワインが、コチラ↓↓↓

~~サンタ・リタ120 オーガニック・カルメネール~~
むむっ、またもや「オーガニック」(笑)。
もう、ここの賛否両論の部分については、
話しませんよ♪ 長くなりますからね。
要は、うまければそれでいいんです!
 さて、世界的に見ると、かなりメジャーなワイナリー。
日本では・・・、これからですね。
他にも有名な蔵元が出ているのは、皆さんご存知のことでしょう。
グラスに注ぎます・・・、
色合いは、典型的なカルメネールのどす黒い系。
香りは、ちょっと控えめでしょうかね、それとも恥ずかしがり屋さんでしょうか。
度数もしっかりしている割には、アルコールの高さを
感じさせない、優しさを持っています。
この品種特有の「荒々しさ」を持ちながらも、どことなく
人懐っこさを覗かせる渋味と後味。
きつすぎないですね、これ。
 値段的な部分からいくと、十分に合格点なのでは
ないしょうかね。
カルメネールはかねこも個人的に好きな品種なのですが、
なぜ世の中に浸透しないのか、ちょっと不思議。
濃いのが好きな日本人には、かなりマッチングしそうですけどね・・・キラキラ

きたのしろ。

 デスクの目の前に、「ミニ羊羹」。
毎日にらめっこして、欲求を満たしている、かねこです。
パクパクしちゃいたいですねぇ~!
 さて、今日はワインのお話、しかも大好物のイタリア~ノですね。
以前にもこのブログでお伝えした蔵元さんなんですが、
「イタリアBIOワインガイド」、№1蔵元に輝いた
実力派。 しかしながら、コレは初めて口にしまし↓↓↓

~~カステッリーナ・ソラーレ・ビアンコ~~
 最初に言い訳をするようで申し訳ないのですが・・・、
これは、「トスカーナ」のワイン。
かねこの感覚ではトスカーナのような北の白ワインで
本当に美味しいものがあるはずがないっ!!!!
そういう偏見にこりかたまっていたんですね、今までは。
 品種は「ヴェルメンティーノ」100%。
あの水っぽい(ごめんなさい)葡萄。
ところが、ちょっと様子が違うようなんですねぇ。
香りが妙にキレイにグラスから上がってきます。
この時点で、胸キュン的な感じ。
そして肝心の口当たり、コレが素晴らしくフルーティでお上品。
ガッツリとした派手さはないですが、
なんとも言いがたいくらいの均整のとれたプロポーションではないですか!
(あっ、あくまでもワインのお話ですよ)。
 しっかりと完熟された葡萄になると、この品種は
こんなにも素晴らしい顔を覗かせてくれるんですね、お恥ずかしながら
勉強になりました。
やはり好き・嫌いは抜きにして、客観的に
口にしてみることって、大切なんですね。
これからも、飲み続けたいと思います~face05

意外でしたね、ハイ。

  母の日は終わりましたが、スーパーでは
「遅れてごめんね、半額お花セール」をやっていました。
この商魂たくましさに、ちょっと感激の、かねこです。
何事も、理由は大切ですなぁ~(笑)。 
 さて、今日はワインのお話。
それも勇気・・・、違った、有機のことです。
キナ臭いのも本物も交じり合ったこの有機ワインの世界。
そんなかなでも、ちょいとステキなヤツに
巡り合いました↓↓↓

~~コッリ・ロマニョーリ サンジョヴェーゼ・メルロー~~
 イタリアはロマーニャ州の、
オーガニック認証を取っているワインなんですね。
結構、顔もステキな感じでしょface05
まぁ、値段的にもね、「ソコソコかな~」なんて最初は
思っていたのです、ところが口にしてみて、
そのイメージはガラッと変貌を遂げました。
 イタリアを代表する品種の「サンジョヴェーゼ」と、国際品種の「メルロー」。
これを聞いただけで、勝手にひ弱なイメージを抱いていたのですが、
結構ググッと来る感じの飲み口。
そんな中にも、やはりオーガニックの優しさと言うか、
素直さはちゃんと覗かせています。
全体的にピュアなんでしょうね、味わいが。
 なので、嫌なえぐみも無いので、どんどん飲み続けられる、
そんなタイプのワインです。
ここまでグッとくるなんて、意外といったら失礼でしょうかね・・・。
この値段で、本格派オーガニックに出会えました。
まぁ、有機かそうじゃないかの論議は、また次の機会に
するとして・・・。
  「美味しいのが、一番ですね!」。

やっと来た・・・。

 先日買った、ブルーチーズ。
はやる気持ちを抑えきれず、カットしないで
丸かじりしてしまった、かねこです。
なんだか、念願かなった・・・、ってご満悦でした(笑)。
 さて、以前に都内某所にて、試飲の機会がありました。
滅多に都内なんて出ない、田舎モノですが(汗)。
その時に、「ピンicon12」と
魂に訴えかけてきた、そんなワインがあったんです↓↓↓
 

~~カンティーナ・ヴェノーザ バリアッジョ・ロッソ~~
 ん?サッカー選手見たいな名前?
これ、イタリアのワインになるんですね。
ロッソってくらいですから、当然赤ワインですよ!
 イタリアの南部、バジリカータ州にある蔵元。
蔵元と言うか、共同組合なんです。
ものすごく素晴らしい葡萄を作っていても、ワインを作る設備は無い。
以前はそれで葡萄を売っているだけだったのですが、
やはり自分たちのワインを造りたい。
そんな思いで、共同出資をして設備をみんなで使いあう、
そんな感じなのでコストは安いが味のレベルはかなりのモノなんですね。
 で、今日のワイン。
バジリカータといえば、代表品種は「アリアニコ」。
このブログでも何度か書いていますが、大昔は単なるブレンド用の品種。
味のボリュームを出すためだけに使われていたそうな。
でも最近はレベルが上がってきて、美味しいワインがたくさん生み出されています。
今回のは、コレを主体に数種類のブレンドで仕上げれられています。
 全体的にボリュームはあるのですが、何処からかスッと切れ味のある
酸味が、ステキな仕事をしています。
全体のバランスが保たれ、飲んできて心地よさすら感じるくらい。
じっくり飲むと言うよりは、ワイワイ騒ぎながらのシーンが、
このワインにはよく似合います。
本来自由な飲み物ですから、こういった底抜けに明るいような
味わい、本当に嬉しい限りですface05