千葉県立仁戸名特別支援学校は病気を治療しながら学ぶ特別支援学校です。
千葉県内では四街道特別支援学校が同じタイプの特別支援学校です。開かれた
学校づくり委員をさせて頂いている関係で先日の卒業式に続き今日の入学式に
来賓として参加しました。仁戸名特別支援学校は緑と花に囲まれた素晴らしい所
に有ります。名残の桜に大粒の雪が降りかかる思いで深い入学式になりました。
学校関係者、在校生、入学生、みんなの努力で厳かな中に温かみと分かり易い
とても感動的な入学式でした。今日の雪を見ていて思い出したのは50年くらい前、
高校時代の国語の時間に学友がつくったと記憶している俳句が有ります。「差別なく
　ただ降り積むよ　夜の雪」！筆舌尽くしがたい重い病気と闘いながら生き、学ぶ
この子供らに幸大かれと祈るとともに、少しでも助け合いたいと思いました。

今、我が家の庭の垣根でアケビの花が満開です。写真のようにとても可愛らしい花です。
アケビのつるで作った民芸品、籠等は素朴で味わいが有ります。秋に実が熟すと生でその
まま食べても甘くて美味しいです。食べると言うより、沢山入っている実の周りの果肉を
吸い取って、ブーと実を吹きだして食べます。東北地方ではアケビを料理に使います。
一寸ほろ苦い独特の味がします。アケビと似た植物で「ムベ」が有ります。同じアケビ科の
植物のようです。ムべは関東以西に多いと思います。私はアケビの方が好きです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　アケビの花

　　　　　　　　　　　　　　　　　ムべの花

山菜の美味しい季節がやって来ました。我が家の庭(敷地＝９７・５坪）には故郷、南部（岩手と青森）
地方から持ち帰って植えた山菜が沢山あって、故郷の山菜の素朴な味を季節ごとに堪能しています。
山菜の王様として「たらの芽」が良く知られています。写真は我が家で採れたたらの芽です。天ぷらに
したら最高です。でも、山菜の王様は「こしあぶらの芽」かも知れません。首都圏ではめったに手に入り
ませんが、これも天ぷらにしたら最高ですよ。皆さんも春の山の幸、山菜を味わってどちらが山菜の
王様か決められたらいかがでしょうか？山菜の豊富な日本に生まれて良かったなあ・・・・・・・・・・・・
　 我が家の庭のたらの芽

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　収穫したたらの芽

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これが「こしあぶらの芽」です

清楚な美しさを誇った雪柳も路面にお米をばらまくような感じで散り、花の命のはかなさを
感じさせます。雪柳を見ると悲しさが込み上げます。沢山いた兄弟姉妹の中で最も優秀で
人柄も良く正に佳人と言えた兄が雪の新潟県長岡市で不慮の交通事故でショック死した
時、自宅の庭から雪柳を折って霊前に飾りました。今春、ボランテイア仲間のＹさんが友人と
近郊温泉に旅行に行き、糖尿病の低血糖が原因と推察され、露天風呂で溺死されました。
女性で享年76歳は未だ早すぎます。気品あふれ優しく正に美人、佳人がぴったりの人でした。
娘さんからご逝去の知らせを聞き、お線香をあげに訪問させて頂いた時矢張り庭から雪柳を
採り、他の花と合わせて仏前にお備えさせて頂きました。バックライト付きカラーの遺影写真に
思わず涙が出てしまいました。兄やＹさんの場合救急救命措置がとれたら命が助かったの
ではと悔やまれます。私自身、上級救命講習を受けていますがいざと言う時どれだけ動けるか
心配なので研鑽を重ねます。より多くの人が講習を受け救命活動が出来たらと思います。

海外からの観光客も大挙加わり、上野のお花見の盛り上がりは凄いですね。上野も良いけれど
皆さんに自信を持ってお勧め出来るお花見スポットをご紹介します。それは埼玉県狭山市の
稲荷山公園です。広大な敷地に桜の古木が沢山あり、芝生や遊歩道も整備されていて快適
そのものでした。東京から狭山市の介護付き老人ホームに移られた先輩を慰問。公園までは
マイカーで案内し、園内は車いすで案内しました。とても喜ばれたのは勿論ですが、私自身が
ボランティアをしながら至福の時間を過ごすことが出来ました。「情けは人の為ならず」幸せを体感！

朝、５時代に起き、６時に家の近くを通る高速バスで東京迄健康診断を受けに行って来ました。
６９歳、男の平均的健康寿命の年に近づいて来た今日この頃、矢張り健康が気になります。
受診の結果胸や胃のレントゲン等以外の当日判るチェック項目は概ね良好。腎臓結石も消え
肥満の解消がポイントのようです。先生から半年で６ｋｇの減量をアドバイスされ、これ位なら
やれる。やらねばと決意した次第です。健康の維持には食べ物にも気を使いたいものです。
禁煙、お酒もぐっと飲む回数と量を減らし、肉の摂取も控えめに、自家栽培の無農薬野菜や<img 山菜を好んで食べています。写真の明日葉や行者にんにくは精も付き健康に良い山菜です。
庭や畑に植えていて時々食べています。明日葉は次々に新芽が出て来るので重宝していま
す。近くの野原や山にも食べられる山菜が沢山有ります、この時期、初物が多く楽しみです。

誰でもその美しさ、格調の高さに感動する檜皮葺きの神社の屋根。その檜皮を実際に採っている
現場を３月１３日、関東一宮、鹿島神宮の境内で生まれて初めて見て来ました。奈良から来ている
職人さんが３人、ロープ１本で生の檜の大木によじ登り檜皮を少しずつ丁寧にはぎ取っていました。
檜皮をはがされた檜の幹は綺麗な赤（えんじ）色でした。７年程で元の姿に戻るそうです。根気と
先人の知恵、技能が育んだ世界に誇れる日本の美を支える姿に感動！鹿島故郷ガイドボランティア
さんに感謝。ガイドのお願いを事前に予約出来ます。

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3月15日（日）「お魚料理教室」に通っている友人から真鯛を一匹頂戴しました。真鯛の旬は桜前線と
ともにやって来るので桜鯛とも言われる高級魚です。先生が安房勝浦で買い求めて来られ、保冷が
キチンとされていたので新鮮そのものでした。私の夢は定年退職後、創作料理を売りにした小料理
屋をやることでした。儲けは別にして、これまで食べ歩いて美味しかったもの、故郷の家庭料理等を
沢山の人々に食べて頂きたかったからです。料理の腕前は子沢山の家庭で小学生時代からまかな
い料理を作り、仕事で全国を担当した時、土地土地の美味しい物を食べ、作り方を聞き、市場で食
材をお土産として買い、自宅で作って見たりして腕を磨いて来ました。9年間の単身赴任で更に鍛え
られたと自惚れています。残念ですが小料理屋の夢実現はこれからです。ボランテイア活動の中で
料理作りが出来たらと思っています。どんな腕前でも自分が作った料理は美味しいものです。湯引き
や、普通のお刺身、漬け、鯛茶漬け、ごぼうと炊き合わせた兜煮、お吸い物も美味しかった。真鯛って
こんなに美味しかったかなと思っています。真鯛はこれからが旬です。真鯛料理に挑戦しませんか？

鹿島神宮の境内を散策しているとこんなこともあるのか？とびっくりしたり、思わず
微笑んでしまう風景に出合います。今日は二つの風景を紹介します。寄生木って
ご存知ですよね。この寄生木はどっちが主役かわからない程の大木が寄生して繁
っています。世界のあちこちで紛争が発生し、憎しみが蔓延しています。宗教や価
値観が異なってもこの寄生木のように共生出来たら良いですね。もう一つの風景は
写真の木の枝がつくるハート型です。言われて仰ぎ見ると確かにハートの形です。
物事には裏と表が有ります。出来るだけポジティブに考えて、ありがとう、感謝して
いる。私はツイテいると思うことにしています。それが幸運を呼ぶと思います。

3月13日、友人を案内しながら久しぶりに茨城県の鹿島神宮に参拝して来ました。
仕事や家庭サービスで何回か行った事があり、自分なりに詳しい積りでしたが、
大鳥居前でガイドボランティアの利用を勧められ、お願いした「ふるさとガイドボラン
ティア」歴12年のＴさんに時間制限無しでガイドをお願いしたら、初めて行く、知る、
見ることが多く感動の連続でした。何回かに分けてご紹介します。前回行った時
東日本大震災で倒壊していた大鳥居が石から木に代わり見事に再建されていまし
た。沢山の人が集まった例祭の後に一人の死傷者も出さず膝を折るように倒れた
そうです。境内に有った檜の巨木4本を伐採し山形県で乾燥、加工し再建された
新しい大鳥居は清々しく目を見張る出来栄えでした。写真は用材として伐採された
池の側の一本の切り株です。元の鳥居の石材は新しく創建された拝殿の中で見事
に再利用されていました。ふるさとガイドボランティアさんに感謝！です。